カラーボックスジオラマ作品#4:「テキサスコロニーの攻防」

このタイトルだと、旧キットの情景シリーズキットを想像してしまうかと思われますが、、、

意外と異なっていて、情景シリーズのパッケージタイトルは、「テキサスの攻防」とのこと。

びみょーに違っているので助かった!

なぜなら、この作品のモチーフは、マクベのギャンとの戦闘シーンだったので、(これに対し情景キットのほうはシャア・ゲル)被ってることはないので安心しました。

と言うことで、製作工程を簡単に説明しながら、作品をお見せいたします。

まずは、登場させるMSキットは、

  1. HG RX-78-2 ガンダム(No.191)
  2. HG YMS-15ギャン(No.197)

いずれもHGキットとしてリニューアルされているので、パッケージNo.を入れておきました。

(やはり、後発のほうがデザインが洗練されててカッコいい!)

ファーストガンダムの第37話?を、dアニメストアで見直して、イメージに近いシーンを再確認して、下図のようにポージングさせて並べてみました。

まずは出演者の製作

ちなみに、塗装は両方ともつや消しにするつもりでしたが、どうしてもギャンはツヤありにしたかった(甲冑感を出したかったというのと、戦闘には出てなかったので綺麗だったはず!)ので、つや有りとしました。(下図は、塗装工程中のもので、盾だけに墨入れしたところ。青部はツヤあり、グレー部は半ツヤ。)

ギャンの塗装

あとは、ジオラマのベースですが、、、

いままでジオラマのためにと、こつこつと溜め込んでいた発泡スチロールを下図のように積み重ねていきました。

ベースの骨組み

背景は、実際のシーンの背景を見よう見真似でそれらしくエアブラシと筆で描き、

ベースのほうは、水溶き石膏を骨組みの形が残るようにぶっかけていきました。

石膏を流し込むが。。。

いまさらですが、、、いままで知らなかったので、発泡スチロールのベースに直接石膏だけで溶いたものを流し込んでいたので、今回のように薄くなりがちなところは、石膏が固まった後、ちょっとした衝撃で剥がれていってしまいます。

ちなみに、この対策としてよく使用されているのが、木工ボンドを水溶き石膏に混入させるとのこと。

この技のことを製作当初は知らなかったので、実施することなく、塗装するとひび割れてはがれていったりして苦労しました。

苦労の末に、塗装を済ませて完成したジオラマベースが下図のとおりです。

ジオラマベースの完成

遠めに見える山のふもとに、背の低い緑が生えているようにジオラマ用の緑を小さくちぎっては木工ボンドで接着していきました。平地部にもまばらに生えているように点々と接着させていきました。

これを、いつもの1段カラーボックス(内側はつや消し黒で塗装済み)に背景のボードを貼り付け、ジオラマベースを一調整しながら収めた。(やはり、このときもひび割れが発生し、石膏が若干剥げたので、直接塗料で塗ってごまかした)

以上で、ジオラマベースは出来上がり!

モデルの固定については、、、、うっかり忘れてた!!

本来なら、ベースを仕上げる前に、モデルを仮置きして、配置ならびにポージングの決定(瞬間接着剤を目立たないように関節部分に流し込み固定)の際に、固定方法も決めておかなければならなかった。。。

前述のとおり、このベースをまた加工などで触りだすと、石膏がぼろぼろに、剥げたりひび割れたりする恐れがあるので、ポリパテを足の裏に厚めに塗り、ベースに固定させることに。

しかし、このような固定だと、モデルがベースにちょんと乗っているだけで不自然。

本来なら、自重やすべりで地面に若干埋もれているように足の裏とベース間の隙間をパテ埋めして、砂のパウダーをふり掛けたいところでしたが、この作業はベースへの影響を鑑みて断念!

結局、対策としては、荒野のテキサス感を出すために砂埃を綿を使って表現させようと考えていたのですが、この綿の量を、足元に多めに盛ってぼやかすことにしました。(綿を多めに使用したことで、砂埃感が出なくなってしまった。。。)

(あと、カラーボックスには、内側左上部に棒状のLEDを貼り付け、照明として機能するようにした。)

最後に、本作品の完成図を以下に示して終わりとさせていただきます。

完成図(ズーム)
完成図(全体)