ちょびっとジオラマ製作・その1:「ジム@ジャブロー」

いままでは、1段のカラーボックスを使ってジオラマを製作してきたが、いい加減それ自体を置くスペースもなくなってきた。

また、やはりそれなりの大きさがあり、地面・天井・側面・背景を手がけなければならないため、それなりに労力を要してしまう。

それだと、これかラジオラマを作っていこうという人には、大変であきらめてしまうことになるとおもい、方針を「自分で一生懸命組んだプラモデルをただ立てて置くだけではもったいないので、それに演出効果を加えて飾り栄えのあるコンパクトなジオラマ」として、”ちょびっとジオラマ”をここに提案します。

工程1:キット本体を、ジオラマのイメージにあわせて組み立てる。

最近のキットは、かなり色分けされているので素組み+トップコートでも十分ですし、

そこからさらに、墨入れ、ウェザリング・汚しを入れていくのもいいでしょう。やはり、最終的には塗装しちゃうのが一番よいかと思われます。

工程2:地面の作成

木の板(100円ショップで売っているコースターやフォトスタンド)に、発泡スチロールで地形を作ってそのうえに水溶き石膏を描けるか、この大きさなら粘土(土粘土・石粉粘土)を直接載せて地形を整形してもいいかと思います。

最初は、シンプルに徐々に作品が増えるごとに精度を上げていくのがジオラマを挫折しないポイントかと思います。

工程3:地面+αの追加

実現させたいジオラマ風景をもっとも象徴するものを数点ちょい載せするだけで効果がぐんと上がります。今回は、ジャブロー戦のジムの雄姿ということで、木を3本ほどちょい載せしてみました。

工程4:ケースに背景色(クリア+黒および緑)をつけて、キットとジオラマベースを収める。

たしかに、これだと一つ目を作るのに、かなりの材料が余ってしまいますが、再利用・使い回しも利きますし、普通に完成させたプラモデルを棚に立てるだけよりも十分効果があるのではないでしょうか。