ちょっとここで、プラモデルやジオラマの内容ではないですが、この場で自宅の工作環境(もちろんプラモ関連で)について紹介させていただきます。
初代:ダンボール製自作塗装ブース
当初は、入手しやすくて、加工しやすくて、丈夫なダンボールで使い捨てを前提に作成しました。排気機能は浴室用の小型換気扇を使用。排気ダクトはホームセンターで部材を揃え、排気口は窓を開けっ放しにする必要がないように、下図のように木の板に丸く穴を開けてそこに、ホームセンターで購入した排気口を取り付けて排気ダクトと接続。
完成したら、さっそくその性能とやらを見せてもらう!ということで、エアブラシで塗装をしてみたら、、、、
換気扇が小型のためなのか、思っていた以上に排気されずに、ブース内にいったん篭り、正面から部屋に拡散していく様子を目の当たりにした。
なので、この効果としては、労力やそこそこの資金を投入したものの、結局はエアブラシで吹きつけて周囲を”あまり※”汚さないスペースができたといったところでした。(残念!)
※”あまり”汚さない・・・後述の2代目製作のときに、ブースの周囲に置いていたPCを見てみたら、色がついていたので、中をあけてみたら、HDDなどにも色がついていた!さらに、周囲の壁を吹けば、やはり雑巾にも色が付着して、かなり拡散していたことがわかった。
2代目:Mr.塗装ブース を追加した増強版
初代は、ダンボールで枠を作っていたため、(ブースの上に工具や塗料を置いたりするので)へたりはじめてきた。もうそろそろダンボールを換える時期でもあったので、これを機に機能増強を踏まえて改良することにした。
まずは、換気扇や排気ダクトの清掃。かなり塗料が粉となって蓄積されていた。管に衝撃を与えるたびに塗料の粉が舞う!
吸引力を増やすために、初代の小型換気扇では役不足なので、やはりここは!と、奮発してクレオスが出している「Mr塗装ブース」を購入することに!
また、塗装時に手元が陰になっていたりしたので、照明も追加してみた。結果、こんな感じに!
ついでに、カラーボックスを枠に使用したことで強度が増したので、ブースの上を有効活用しようと、ついでに乾燥用ケースを製作。これもホームセンターのプラスチック製収納BOXにパソコン用ファンとヒータ代わりに白熱電灯を取り付けたものも追加した。
さあ、これで初代の問題点を解決できたか!?と期待していたが、、、、
残念ながら、排気性能に関しては、ある程度は改善された感じだが、初代のときと同様ブース内に塗料の霧が篭り、次第に前面(開放面)から漏れ出て行くことは換わらず、資金や労力をかけたほどの効果は得られなかった。。。。
ちなみに、最近、秋葉原の某工作室では、Neroブースなるものを設置したようで、その仕組みを店長から聞くと、ダクトに気圧差を作って、効率的に塗料のガスを吸引し換気しているとのこと。
であれば、換気扇に変えて掃除機にしてみるか。。。。3代目に乞うご期待!