今日のキットは、当時と比較すると、ディテールやギミックもさることながら、実にスタイルが良くなってきている。(まるで、日本人の体型とおなじく)これもひとえにバンダイさんの企業努力の賜物でしょうか。
幼少の頃、MSVシリーズのキットが出るたびに、飛びついて購入していたことを覚えているが、いまそのキットが当時そのままで再販されているを手にしたが、今見ると、当時よくもまあこんなものに飛びついていたなあ〜と思うくらい、ひどいスタイルであることに気付かされた。
上図のとおり、同じ1/144キットのザクⅡを比較してみると、こんなに不恰好!(むしろ300円ザクⅡが、こんなにスタイルが良すぎる!)
なので、このコスパの良い300円ザクⅡをベースに、MSVのMS-06Rジョニー・ライデン少佐機とシン・マツナガ大尉機を、ニコイチで作成することにしました。(このほうが、正攻法でハーフスクラッチビルドするよりも手間・暇とお金をかけずお手軽に実現できるので)
ニコイチ製作で多用するのが、”あとハメ工法”。これは、別記事に記載している通り、プラ棒とポリキャップを駆使して、各パーツを差し込んで組み上げるもの。これはエアブラシ塗装する際にも使われる工法だが、ニコイチにも最適。ただし、関節可動部を自作するのは、強度が出せなかったり、寸法がずれて、関節を動かすこともできなくなってしまうことがよくある。(単に精度の高い工作ができない下手くそなだけですが。。。)
こんなかんじで作っていきます。
また、下図のパイプの結合部分があったりしますが、最終的にはエポキシパテを使って力づくで整形することも。
出来上がると、こんな感じに。
まずは、ジョニー・ライデン小佐機。
次に、シン・マツナガ大尉機。
こうすることで、簡単にスタイルの良いMS-06Rを実現できたかと思います。
とはいえ、ポリキャップの固定位置がずれたりすると、不恰好になるので、そこには十分注意すること!(写真のモデルもずれていて、左右の脚の長さが違ってたりしてます)
以上