ハーフビルドスクラッチによる1/144旧ザクの製作

本製作に使用したキットは、1/144ザクⅡ(シャア専用)である。

ちなみに、このキットは、金額の割に、かなりプロポーションがいいのでオススメです。

材料は、

  • ベースとなるキット1/144ザクⅡ(シャア専用)・・・¥300
  • ふくらはぎ部分と加工に失敗したときの予備部品用として、1/144ザクⅡ(量産機)・・・¥300
  • プラ板、プラ棒、ポリキャップ、便利なエポキシパテ。

頭部の製作

頭部全面

DCIM0005-1

パイプ接続部分を切除し、エポキシパテで切除部を盛って整形するとともに、モノアイ部中央仕切りを整形。

後面

DCIM0006-1

後部のパイプ接続部を除去し内側からプラ板で穴を塞ぎ、エポキシパテで凹部を盛って整形。また、隊長機の証となるトサカは、デザインナイフでスリムかつ鋭角に整形。

 

両腕部の製作

左肩部の整形

DCIM0007

ザクⅡにあるショルダーパットのトゲをのこぎりなどで切除し、開いた穴を、頭部後面の処理と同様、内側からプラ板で塞ぎ、凹部にエポキシパテを盛ってうまく曲面になるよう、紙やすりで研磨。

右肩部

シールドとの接合部をのこぎりで切除し、これも左肩同様に処理して整形。

縦の整形

DCIM0003

エポキシパテで湾曲部にカドをつけるように盛って整形。

トゲ部は、先の左ショルダーパット部で除去したトゲに、エポキシパテを盛って手で整形。

胴部の製作

ザクⅡのパイプ部品を使わず、その通し穴を除去して開いた穴を、内側からプラ板で塞ぎ、下図のようにエポキシパテで盛って整形。

DCIM0008-1

両脚の製作

また、このキットには標準でシャア専用として追加されているブースターが各脚2基成形されているので、このふくらはぎ部品は、同製品シリーズの量産型機のパーツに取り替えた。

仮組み

DCIM0008-2

こんな感じ。ベースのプロポーションがいいので、それほど大掛かりにはならなかった。(たしか、ガンプラ発売当初からザクⅡ→Ⅰ型へのハーフビルドは試みられてきたが、旧キットだとスタイルがいまいちで全身整形するはめに)

 

塗装&完成

下地が赤であることと、整形加工の跡を見えなくするために、粗めのサフで下地を作り、その上から、エアブラシを使って、塗装。

塗料は、緑、青ともに調合して作り出しました。

当初の予定では、完全なつや消し塗装する予定だったが、つや消し剤の配合が悪いせいか、中途半端に艶が出てしまった。。。

DCIM0024

DCIM0026

以上、低予算で気軽にハーフビルドスクラッチができました。

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