さくらインターネットのVPSを使ってみた!

いままで、VPS(Virtual Private Server)サービスとして、長年お○まえドットコムを使ってきたが、新機能追加に対するサポートの悪さ(当初からもそうだったが)が我慢できなくなったので、安心サポートで価格も安いということで定評のあるさくらインターネットのVPSに移行しようと決心して、早速使ってみた。

ちなみに、金額とスペックは、、、、
最低スペック{CPU:仮想1Core,メモリ:512MB,ストレージ:25GB(SSD)}で、月額料金643円(2021年11月9日時点)!
その他、料金&スペックについては、下記URLを参照のこと。https://vps.sakura.ad.jp/specification/

スペックを見ると、かなりロースペックで心もとない感はあるが、
(公開しているけど)個人利用のWEBサーバであることから、これで十分だと思われる。

( 当時お○まえドットコムは、ドメインサービスもあり、コスパに優れるという評価で選んだのだが、ちょっとした検証用公開サーバを立てると、外部から攻撃を受けなければスカスカのリソース利用状況で月985円飛んでいくのを思うと、もったいない感があった )

しかも、2週間のお試し期間(3台まで)もあるので、このスペックで用途に合っているかや使い勝手やサポートなどを実際に使ってみて決めることが可能。

それでは早速、当該サービスを申し込んで使ってみることに。。。
(ちなみに、小生は個人のホームページを同社のレンタルサーバサービスを利用していたので、当該サービスの新規利用の手続き・操作については省略となります)

まずは、上述のURLにアクセスすると、下図の画面が表示されるので、画面中の「お申込み」をクリックする。

仮想サーバの立ち上げ00
<申し込みスタート!>

すると、サーバ作成手順がウィザード形式で表示されるので、各設定項目に対して答えていく。(今回は、最安値の石狩第一DCのプラン512M。ただし、初期費用は無料といいながらも、初回支払いは”2か月分”使用料がかかるので要注意!

仮想サーバの立ち上げ01
<設定画面-その1>

次に、これから立ち上げたいサーバの設定内容になります。
”サーバ名”は、あくまで「さくらのVPS」管理WEB画面上での表示名であって、コンピュータ名(ホスト名)にはなりません。(とはいえ、あとでOSの初期設定作業でホスト名を変更する予定なので、それと合わせておくとわかりやすいです)

OSは、当然無償のLinux系OSからの選択となります。(他のプロバイダと比べて選択肢は少ないですが、WindowsOSのVPSサービスも別にあるようで、その最低価格が1,100円/月-初期費用0円というのは魅力的!)

<設定画面-その2>

引き続き、同一画面を下にスクロールしてみていくと、ここでOSの管理者ユーザのパスワードを設定。(ここでは、OSとして”ubuntu”を選択したので、rootではなく”ubuntu”ユーザになってます)

<設定画面-その3>

また、上図中での設定項目について、、、

  • 「スタートアップスクリプト」=(まだ使ったことがないので確かではないですが、同一内容でOSの環境設定を複数台で(もしくは、繰り返し何回も)実施する際にデプロイ用のスクリプトをあらかじめ用意しておけば、手間いらずになるという機能のようです。
  • 「パケットフィルター設定」=市販のブロードバンドルータのような、ステートフルなアクセスコントロールリストを設定。(旧来は、サーバ自体のF/W機能(Linux系OSならiptablesなど)でアクセス制御することが多く、素人がこれを行うと、失敗してまったく外から接続できない状況に陥て、再インストールということがありえましたが、これだと、サーバ内ではあまり制御せずに、こちらで制御するほうが安心確実で簡単ではないでしょうか。
  • 「サーバへのSSHキー登録」=(これも未確認ですが、)個人のSSHクライアントプログラム(例えば、TeraTermなど)で、直接サーバOSに接続する場合に、接続の安全性を確保するためにSSHキーを生成して、これを使ってSSH接続したい場合に使用。

いずれも、この段階で準備する必要はないので、デフォルトのままとして次へ。

次は、下図のとおり、支払い方法の設定。ここは、各自のお財布事情に合わせて指定のこと。

<設定画面-その4>

同ページを下のほうにスクロールしてみると、”2週間無料おためし”の設定がありますので、初めてのお試しなら「利用する」を選択のこと。(表示の通り3台まで受け付けOKのようです)

<設定画面-その5>

上図の画面中にある「お支払い」をクリックすると、下図のサーバ作成”完了”画面が表示される。これ以降は、さくらVPSの管理WEB画面を使って、各自のサーバ運用に必要な設定を行っていく。

<設定画面-その6>

上図中の「サーバー一覧へ」をクリックすると、下図のページに遷移するので、作成したVPSを選択(チェックを入れて)すると、「起動する」のボタンが表示されたら、これをクリックする。(数分と待つことなく、起動できる状態になる)

<設定画面-その7>

起動したら(上図の状態はすでに起動済みの状態)、状態が”稼働中”になるので、この状態になったら、VPSサーバの箇所(名前とか、IPアドレスとかどこでもよい)をクリックする。

下図のページに遷移するので、「コンソール」の箇所をクリックして、サーバコンソールを表示させる。

<設定画面-その8>

なお、この時点では、コンソールは、「VNCコンソール」と「シリアルコンソール(β版)」の2種類あった。

<VNCコンソール画面>
<シリアルコンソール(ベータ版)画面>

これらの使い勝手についてや、その他サービス機能については、(実際に使ってみて)また次回ご報告する予定です。

以上

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