プロローグ
巷の一部で流行の”ラズベリーパイ”を、私も食べちゃいました。。。
以前から、ラズベリーパイ、もとい”Raspberry Pi(以下、ラズパイ)”については、その存在は耳にしており、当時は、近年のパソコンの小型化の延長線上にある単なるポケットに入るパソコン(ある意味、”ポケコン”)としてしか、認識しておらず、パソコンがいくら小型になろうがどうでもいいという印象でしかなかった。
一応、どんなユーザがどんなことにラズパイを使ってるんだろうと調べてみても、やはりWEBサーバやらNASサーバやらと、パソコンで実現できるようなことや、ちょっと気にはなったスマホをラズパイで自作するというきちがいなヘビーユーザもいたが、実際に自分もユーザになろうとは思えなかった。むしろ、ラズパイよりも”Arduino”のほうが電子工作の趣味を満足させるものと感じていた。
しかし、調べていくうちに、ラズパイの一般的なOS”Raspbian”にバンドルされている「Scratch」というGUIによるコーディングが可能なプログラミング開発基盤と、I/Oポートへのデジタル信号入出力が、OSコマンドで簡単に実現できてしまうということを知り、だったらいままで手間暇でてをこまねいていたマイコンを使った機械工作が手軽にできるのではないかと思えた。
さらに、Linuxなので、容易にマルチタスク処理を実現できるという点で、改めてラズパイの有用性を再認識した。
こうなったら、もう食べないわけには行かないでしょっ!ってことで、とうとうわたしも手を出すことにしました。(くれぐれも、つまみ食いで終わるようなことにはならないように)