日別アーカイブ: 2018年8月19日

ラズパイ(Jessie)に画面キャプチャツールを追加

通常PC版のDebianには、当たり前のように画面キャプチャツール(kshapshot)がインストールされてますが、Raspbianには、容量削減のためか、インストールされてません。

これからラズパイをいじくり倒すことをするときに、画面キャプチャをとっておくと、作業手順の記録になるので、本手順を実施されることをおすすめします。

まずは、”ksnapshot”パッケージのインストールから。。。

GUI操作で実施する場合、

「Menu」>「設定」>「Add/Remove Software」を起動させて、”ksnapshot”で検索する。

しばらく待つと、検索結果の一覧の中に、「screen capture tool」(ksnapshot-*.*…)のパッケージが存在するはずなので、これを選択して「Apply」をクリックする。

コマンドラインで操作する場合、

$> sudo apt-get install ksnapshot

実施の前に、全パッケージのアップデート(apt-get update)も忘れず実施しておきましょう。

「メニュー」への”ksnapshot”の追加

以上のいずれか一方の操作でインストール後、「Menu」のアプリケーションリストから実行できるように、以下の操作を引き続き実施します。

ちなみに、なぜか上述のksnapshotのインストールが完了すると、「サウンドとビデオ」には”VLCメディアプレーヤ”が勝手に追加されています。(最初にあった”QjackCtl”は消えています。)

今回の”ksnapshot”は、「グラフィックス」に追加することになります。

「Menu」>「設定」>「Mani Menu Editor」を起動させます。

「Mani Menu Editor」画面左側のメニュー項目一覧から、”グラフィックス”を選択し、中央のアイテムリストに対して”ksnapshot”にチェックが入っていることを確認のうえ、「OK」ボタンをクリックします。(デフォルトでチェックが入っていて本来表示されているはずなのですが、儀式的に行わないと追加がメニューに反映されないようです)

「OK」ボタンをクリックして、「Mani Menu Editor」を終了後、あらためて「Menu」>「グラフィックス」をクリックすると、「ksnapshot」が表示されるので、これをクリックして起動するか確認してください。

無事起動できて、画面キャプチャができるようになります。

以上

 

 

ラズパイ”Jessie”にChromiumをインストール

ラズパイ(Raspbian”Jessie”)には、”Epiphany(エピファニー)”というWEBブラウザが標準実装されています。

これは、GNOMEの標準ウェブブラウザとのことで、軽量かつシンプルで使いやすいのかもしれませんが、マイナーで日頃FireFoxやChromeを使っていると、一部のコンテンツは表示できないこともあり、これをメインに使うにはいまいちな感じがします。

そこで、使い慣れたWEBブラウザをラズパイに入れたいという衝動に駆られ、Chromeのベースとして開発されているChromiumをインストールしてみました。

WEB上で同じことをやっていないか調べてみると、やはり同じ考えの人はたくさんいるようで、インストール方法は、いたって簡単。パッケージが公開されているので、apt-getコマンドでインストールすればよいだけ。ちなみに、パッケージ名は、”chromium-browser”とのこと。

$> sudo apt-get install chromium-browser

念のため、実行前にインストールパッケージ全体をアップデート”apt-get update”をしておきましょう。

以上