通常PC版のDebianには、当たり前のように画面キャプチャツール(kshapshot)がインストールされてますが、Raspbianには、容量削減のためか、インストールされてません。
これからラズパイをいじくり倒すことをするときに、画面キャプチャをとっておくと、作業手順の記録になるので、本手順を実施されることをおすすめします。
まずは、”ksnapshot”パッケージのインストールから。。。
GUI操作で実施する場合、
「Menu」>「設定」>「Add/Remove Software」を起動させて、”ksnapshot”で検索する。
しばらく待つと、検索結果の一覧の中に、「screen capture tool」(ksnapshot-*.*…)のパッケージが存在するはずなので、これを選択して「Apply」をクリックする。
コマンドラインで操作する場合、
$> sudo apt-get install ksnapshot
実施の前に、全パッケージのアップデート(apt-get update)も忘れず実施しておきましょう。
「メニュー」への”ksnapshot”の追加
以上のいずれか一方の操作でインストール後、「Menu」のアプリケーションリストから実行できるように、以下の操作を引き続き実施します。
ちなみに、なぜか上述のksnapshotのインストールが完了すると、「サウンドとビデオ」には”VLCメディアプレーヤ”が勝手に追加されています。(最初にあった”QjackCtl”は消えています。)
今回の”ksnapshot”は、「グラフィックス」に追加することになります。
「Menu」>「設定」>「Mani Menu Editor」を起動させます。
「Mani Menu Editor」画面左側のメニュー項目一覧から、”グラフィックス”を選択し、中央のアイテムリストに対して”ksnapshot”にチェックが入っていることを確認のうえ、「OK」ボタンをクリックします。(デフォルトでチェックが入っていて本来表示されているはずなのですが、儀式的に行わないと追加がメニューに反映されないようです)
「OK」ボタンをクリックして、「Mani Menu Editor」を終了後、あらためて「Menu」>「グラフィックス」をクリックすると、「ksnapshot」が表示されるので、これをクリックして起動するか確認してください。
無事起動できて、画面キャプチャができるようになります。
以上