月別アーカイブ: 2019年1月

復活!自作パソコンのススメ-つづき(2)

前回、一通り必要なパーツを買い揃えたので、ここからは各パーツの組み立てと、WindowsOSのインストールとHyper-Vインストールの手順を簡単に説明します。

1.組み立てPCで最初にやっておくべきことは、PCケースに電源が取り付けられていない場合や、ハイパワー電源に交換する場合は、取り付けておきましょう。また、M/BやHDDのPCケースへの固定(ねじ止め)の際に邪魔になるので、両側のケースカバーをあらかじめ外しておくのがいいでしょう。

電源
電源

2.そして、新品のケースの場合は、M/Bを固定する金具が取り付けられていないと思われるので、取り付けたいM/Bをいったん梱包から取り出すか、マニュアルを見ながら、固定用ねじ穴の位置を確認のうえ、M/B固定金具を取り付ける。(M/Bの大きさと取り付け穴の位置は規格化されているため、寸法を測っての位置決めは不要で、単に最寄の穴に取り付ければよい。)

ただし、この時点では、M/Bを固定しないこと。固定する前にしないといけない作業があります。

3.次に開梱してとりだしたM/Bに、CPUを取り付けます。CPUとソケットには向きがあります(あわせるための印がそれぞれに付いてます)ので、マニュアルを見ながら正しい向きで、まずはCPUを取り付けてください。

4.取り付けたCPUにCPUクーラー(ヒートシンク)を取り付けます。今回私が購入したM/Bには、CPUに付属のCPUクーラーを固定するのに必要な金具と、不要な金具が取り付けられていますので、CPUおよびM/Bのマニュアルを見て、必要な金具を使ってCPUクーラーに取り付けられている4箇所のねじがM/Bのねじ穴に合うように、慎重にCPUの上面に乗せてねじ止めさせます。(接合面に対しての多少の水平移動や回転はグリスを延ばすことになるのでいいですが、くれぐれも傾かせることはないように。)

Ph1組立完成(内部)
Ph1組立完成(内部)

※CPUクーラーにも形状的な向きがあります。側面の4辺のうち一辺に”AMD”のロゴが付いた凸部があり、これがメモリスロット側にあると、メモリが挿せない状況となるのと、ファンの電源ケーブルとM/Bのファン用電源コネクタが届くような向きでCPUクーラーの向きを合わせること。

CPU取付
CPU取付

※また、ここで注意すべきは、ねじ止めの仕方で、4箇所を対角線の順に少しずつローテーションさせながらねじ止めしていくようにすること。こうすることでCPUに危険な偏った負荷を与えずにCPUクーラーを水平に密着させることができます。

補足)通常なら、ここでCPUの上面にシリコングリスを(左官屋さんのように)気泡が入り込まないように均一にヘラで伸ばしておく必要がありますが、付属のCPUクーラーのCPU接触面にはグリスがきれいに塗布されているので必要ないです。

5.マニュアルを見ながら、CPUタイプ(PinnacleRidge|SummitRidge|RavenRidge)と用意したメモリーのタイプ(デュアル|シングル  チャネル)に応じて、M/Bのメモリスロット位置に取り付けます。(このとき、M/Bを梱包していた通電防止用の袋をM/B基板の下に敷いておくこと。できない場合は、M/Bを先にPCケースに固定してしまってもよい。ただしこの場合もメモリを挿してから配線すること)

参考)私が購入したメモリはデュアルチャネルタイプのメモリで、CPUは”RavenRidge”(”Ryzen”でウィキってください)なので、B450Pro4のM/Bにおいては、A2とB2のスロットに挿すことになります。

※メモリモジュールにも向きがあります。端子側に切り込みが中央位置よりも少しズレた位置にあります。この切込みがメモリスロット内の凸に合うような向きで挿入します。また挿入する際は、通常、両端の取外し用レバーを開いた状態にして、通常は傾かないように水平な状態になるよう注意して差し込むが、このM/Bのメモリスロットの一方にしか取外用レバーが付いてないので、先にレバーがないほうにあわせてあまり水平を意識する必要なく押し込めばよい。

6.PCケースに、まずI/Oパネルのベゼルをケース内側から押し込んで取り付け、このベゼルの各種穴に各ポートが当てはまるようにしながら、M/Bをねじ止めして固定します。(そういえば、ねじはM/Bに付いてなかったような。。。)

※このときも、一箇所ずつねじ止めするのではなく、すべての箇所にねじを少しずつ対角線順で留めていくこと。(ねじ穴の位置は規格化されていても、若干の誤差はあるので、すべてのねじ穴に通るよう位置調整しながら固定していくこと)

7.各種配線を行います。マニュアルを見ながら、電源からの配線をM/BやHDDにつなげ、PCケースの各種LEDやスイッチ、USBやスピーカ&Audioケーブルを所定のポート(端子)に、SATA-HDDのデータ線をM/BのSATAポートに接続させます。

8.以上の状態で、電源ケーブル、モニタ、キーボードならびにマウスを接続して、電源を投入し、導通ならびに取り付けたパーツが正しく認識できているかをBIOS(UEFI)画面で確認する。(M/Bにモニタ出力がない場合は、手順10のうちグラフィックボードのみを取り付けてモニタにつなげること)

9.電源をOFF(電源の主電源スイッチもOFFの状態に)にした後、各端子に接続した配線は、CPUファンやPCケースのファンに巻き込まれないよう束ねて整理しておくこと。

10.(必要に応じて)グラフィックボードやHBAカードなどの拡張カードをPCIeスロットに挿入し、また(必要に応じて)内蔵HDDをPCケースのHDDベイの固定金具を使ってPCケースにねじ止めして固定します。

内蔵HDDの固定
内蔵HDDの固定

11.一通り購入したすべてのPCパーツを取り付け、電源やデータ線などの接続漏れ・抜けがないことを確認して、再度電源を投入して、手順9.以降で取り付けたパーツが正しく認識できているかをBIOS(UEFI)画面で確認する。

12.以上ですべてのパーツが取り付けられ接続が確認されたら、電源OFFのうえ、いったんケーブル、モニタ、キーボードならびにマウスを抜きとり、PCケースの両側のカバーをねじ止めして、PCを設置場所に置き、再度電源ケーブル、モニタ、キーボードならびにマウスを接続しなおして、電源を投入し、前手順11で確認した状態であることを再度確認する。

組立完成Ph1
組立完成Ph1

ここで、PCの組立作業は完了!

今回は、初期導入費用を抑えての構築作業(Phase1)なので、スカスカ!

今後は、消費電力や発熱をみながら、HDDを増設して、RAID構成を組み、メモリの増設、CPUをアップグレードして、最終形態にさせようと思う。

13.OS(ここでは、Windows Server 2012 R2)のインストーラメディアを挿入して、当該メディアドライブからブートさせる。

14.OSのインストールウィザードが開始するので、手順に従いOSのインストールを実施する。(オンボードのSATAポートに接続したシステムドライブ用HDDにインストールするためとくに追加手順はないが、HBAに接続したHDDにインストールする場合はそのドライバを読み込ませないと、インストール先のHDDが指定できない場合があるので注意)

15.OSのインストールが終了して、OSが通常状態で立ち上がったら、ローカルAdminユーザでログインして、ホスト名やLAN接続、OSライセンスのアクティベーション、M/Bに付属のドライバCD内のドライバやツールのインストール、WindowsUpdateなど、OSの初期設定作業を実施する。

※本手順は、WindowsのHyper-V機能を導入することを前提としている。このため、前手順にてホスト名の変更やWindowsUpdateを実施でシステムの再起動が発生するので、これにあわせて再起動ないしシャットダウンを行い、BIOS(UEFI)画面で、Hyper-V導入に必要な下記CPU設定を施すこと。

要変更箇所:「Advanced」>「CPU Configuration」>「SVM Mode」=”Enabled”

※また、この設定は、マニュアルでは、デフォルトで”Enable”との記載があったが、実際は”Disabled”になっており、BIOSのファームウェアアップデートを実施するたびに変更してやる必要がある。

16.再度OSを立ち上げ、ローカルAdminユーザでログイン後、「役割と機能の追加」を実施して、「Hyper-V」をインストールする。

※このときまでに、前手順15に示す、BIOSの設定変更を実施していないと、インストールに失敗する。

以上の手順で、自作PCの組み立て~Hyper-Vのインストールが完了し、無事Hyper-Vによる仮想化基盤の実現に成功しました!

この結果、現時点では情報がなかった、AMD Ryzen CPUでのHyper-V仮想化基盤の自作について実績ができました。もし、ご興味があればお試しあれ!

 

復活!自作パソコンのススメ-つづき(1)

前回(実際に計画したのは昨年末)、詳細の見積もりまでを出して、購入は3月頃と心に決め、それまでは各種資格試験の参考書などでひととおり試験範囲の内容を確認したり、今回の仮想化基盤の検証環境が必要でない資格試験は先に受験しておこうと思っていたのだが、、、、

物欲という煩悩が、新年でお年玉気分の浮かれた心に拍車をかけ、Amazonでポチってしまいました!!

(”ポチる”って言葉、深いね。。。)

しかも、年始早々すぐ来ちゃった!

もう、こうなると「やめられない・とまらない」で、早速パソコン自作作業に着手することに。。。

ちなみに、今回のパソコン自作で使用したパーツ一覧を以下にまとめます。

<元から有ったモノ>

●PCケース:急ファイルサーバのデータ移行で以降先として予定していた自作PC機で使用していた、ATXサイズのマザーボード搭載可能の5インチドライブベイ×8スロットをもつタワー型PCケース。

●ATX電源:合計420W出力。ただし、まだSATA-HDDなどが普及する前の製品なので、それ用の電源コネクタの追加購入が必要。また、いまどきのM/Bの電源コネクタのピン数よりも少ないコネクタ(6ピンのところ4ピンだったり、24ピンが20ピンだったり)で、変換アダプターか自作が必要かと思ってましたが、マザーボードのマニュアルにピンが少ない場合の接続方法が記載されており、アダプタなしでそのまま接続可能とのこと。(しかし、すでに変換ケーブル(¥572@ツクモ)を買ってしまった)

●HDD:SATA-500GB ×1基。WD社製のBlue版(廉価品)。あくまで初期導入時の暫定利用。検証目的の仮想マシンなので、それほどHDDは必要ないが、スナップショットを取ることになるかと思うので、将来的には(80GB×10台=)1TB程度は必要。しかも、冗長化構成は必要と考えると、RAID1+0、RAID0+ホットスペア、RAID5+ホットスペア、もしくはRAID6のいずれかで、RAID6やホットスペア機能は、その機能を有するHBA拡張ボードの購入が必要。ちなみに、今回購入したM/Bの内蔵HDDコントローラには、RAID0、1、1+0も可能なRAID機能も含まれていた!)

<購入したモノ>

●CPU:AMD Ryzen5 2400G ¥18,446(税込)@Amazon

CPUクーラー付きのもので、ヒートシンクとCPU接触面にはあらかじめシリコングリースが塗布されていました。よって、シリコングリースはなくてもよいと思われるが、すでに買ってしまっていたのでCPU側の面にも塗布した。

●シリコングリース:¥363@ヨドバシAKB

オウルテック製の注射器型1.5gのもので、熱伝導率3.8W/mKとのこと。今回選定したCPUがどのくらいの発熱量なのか知らないので、単に値段重視でチョイス。ちなみに、銀やダイヤモンド入りとかでピンキリ(¥1,000以上も)あると無駄に悩んでしまう。。。また、ヘラ付きのものもあるが、固めのプラバン片(今回は、CPUのパッケージに使用されてた透明のプラスチックを使用)で十分代用可能だと思います。

●マザーボード(以下、M/B):ASRock B450 Pro4(ATサイズ)¥9,979@Amazon

PCケースがフルタワー型なので、拡張性のあるATXサイズのもので、今回のCPUと相性がよく、安くて評判がよさそうなものでチョイス。(メモリスロットは4スロットあるので、初期導入分のメモリ2枚にそのまま増量することが可能。また、PCIeも6レーンあり、RAIDコントローラの増設も可能。(グラフィックボードは、GPUがCPUやM/Bに内蔵されているので不要)

●4ピン→SATA-HDD電源コネクタ変換アダプタ:ヨドバシで¥350程度のもの。

●メモリ:Crucial製 デスクトップPC用(288pin)メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GB W4U2400CM-4G ×2枚1セット ¥8,550@Amazon

Amazonサイトにて、CPUのセット商品となっていたもの。AMDはやはり、メモリなんかの相性も必要みたいなので、それが保障されているようなので迷わず選択。(以前から、そういう声はIntel製品でもあったが、相性で失敗することは、経験上なかった)

●システムディスク:Crucial SSD 120GB BX500 内蔵2.5インチ 7mm (FFPパッケージ) CT120BX500SSD1Z ¥ 3,412@Amazon

SSDもホンと安くなった!安いと製品の品質に不安があるが、メモリと同じメーカでここ最近よく見かけるメーカだったのでチョイス!

●リムーバルHDDマウントキット:OWL-IE5C ¥2,290@ヨドバシAKB

オウルテック製で、2.5インチと3.5インチHDDの両方を1基ずつ装着可能(2台同時利用可能)のお得品!(ファンがないのがちょっと心配かも)

合計¥43,390

以上、初期導入フェーズ(Phase1)、すなわち暫定的に使用することを目的とした構成です。

 

復活!自作パソコンのススメ-はじめに

パソコンの自作といえば、、、、最後に行ったのが、今から10年くらい前に、自宅のファイルサーバを移行するために作ったファイルサーバの自作PCだったと思う。。。。ファイルサーバなので、低スペック(CPUはPentumⅢ)でディスクが複数あればよく、今までの自作PCや中古品の部品を寄せ集めで作ったものでした。(RAIDコントローラやハイタワーのシャーシは購入することになりましたが)

それからは、もっぱらコスパのよい中古PCを購入するようになって、あんな時間とお金を浪費する行為なんて馬鹿馬鹿しいと思って、全然やってなかった。

(たまたま自分が購入した中古PCに、ハズレがほとんどなかったのがよかったのでしょう。また、巷では自作PCがゲーム用を目的としたとんでもないお化けスペックで競い合っていたのも馬鹿馬鹿しくて付いて行けなかった。)

ところが、ここにきて、平成の時代も終わりを迎え、定年への道のりも折り返し地点を過ぎた時期、今の職場で将来的なことを考えると、その後の人生に不安しかなく、時すでに遅しかも知れないが、改めて技術者に戻ろうと決心し、IT業界の新しい製品・機能・技術を勉強しようと、再構築が容易な仮想化基盤による検証環境が欲しくなり、格安で簡単に構築できる仮想化基盤を実現させるPCの購入計画を立てることにしました。

要件としては、

  1. 中古PC・サーバか、無理に冒険しない既知の相性が認められた部品構成での自作PCのいずれかとする。
  2. 初期導入費用は5万円以内で最低限の検証環境が実現できること。
  3. 最低限の検証環境とは、5・6台ほどの仮想マシンが作成でき、このうち3台ぐらいを同時起動可能なスペックとする。
  4. 最終的には前項3のスペックの倍近くまで実現できるまでの拡張性があること。
  5. 検証に使用する仮想マシンは、Windows 2013 Server ×2+Windows10×2+Linux(CentOS7)×1ないし2の構成とする。

とした。

これから、具体的に必要なH/Wスペックをざっくり考えると、、、

まずはCPUは、基盤処理分:1+同時起動の仮想マシンの台数:3=4コアとハイパースレッディング有の4コア8スレッドのCPUとする。

次にMEMは、基盤機能用に1GB+仮想マシンのOSが稼動に十分なMEM容量1GB×同時稼動の仮想マシン台数:3=4GB以上

HDDは、当面使用するに当たって必要な仮想マシンの作成台数が5~6台で、1仮想マシンのOS稼動に必要なシステムディスク容量が80GB、さらに仮想化基盤用の容量も80GBとすると、計480~560GB(仮想マシンのスナップショットを取ることを考えると厳しいかも)

以上から、該当するスペックのPCを探してみると、、、、

中古PC&サーバ市場だと、4コア8スレッドとなるとCore i7の中古PCか、同等のXeonの中古サーバとなる。さらに拡張性を加えると、中古PCはCPUの拡張性が難しい。また、5万円以内でとなると中古サーバも難しく、ラックマウントタイプなどの筐体のタイプや大きさを今の部屋のスペースから考えると選択するには躊躇してしまう。(Dellのラックマウントサーバが捨てられずに残っているし)

一方、自作PCとすると、拡張性と金額からもCorei7は難しく(オークションサイトでも現時点では困難であった)、Xeonプロセッサであればなおのこと。

諦めかけて、興味本位で今時分の自作PCのトレンドを調べていたら、IntelではなくAMDのRyzen CPUを発見!この製品ラインナップはまさにこの計画実現にうってつけ!(AMDはいままで、M/Bをはじめintelアーキテクチャで使えてたパーツが使えないといった問題やソフトウェアでもうごかないものがあるとかの悪いうわさもあったので、あえて手をつけないでいた。)

4コア8スレッド~8コア16スレッドまでのラインナップ(ThreadRipper除く)で、対応するチップセットが共通(=同一M/B)していた。

あとは、価格を調べて、予算に見合うお手ごろなRyzen CPUを探すと、、、、Ryzen5 2400Gが有力候補に。

(ちなみに興味をそそった、最上位のThreadRipperは、32コアとすごいがソケットタイプも違うので別物)

以上で大まかなH/Wスペックが決まったので、この環境で稼動可能な仮想化基盤ミドルウェアを選定してみると、

現在仕事でも使用しているVMware で無償の「VMware hypervisor」だと、メーカサイトにある適合H/W検索ページで、AMD Ryzen CPUは対象に入っていなかった。

LinuxOS上のXenも一瞬考えたが、一度も触ったことも導入したこともなく、すぐに利用可能にするのは困難だろうと判断して却下。

最後に残るのは、Windows OSのHyper-Vだが、こちらも直接触ったことはないがIT業界の展示会で見たりちょっと触ったりしたことはあった。また、Hyper-V自体、勉強目的のひとつでもあるMS資格取得に含まれるので、これを機に勉強しようと考え、Windows OSであればAMD CPUの構成でも問題なく動くだろうから、Hyper-Vを採用することに。

とはいえ、念のためAMD CPUプラットホームでのWindows OSの動作確認情報のページで探して調べてみると、Windows 2012 R2 ServerとそのHyper-V機能、および仮想マシンで使用するWindows 10での対応の有無を確認したところ、Ryzen CPUはいずれも有とのことでウラが取れた。(Win10の場合、1703以降であれば、Ryzenの2xxxシリーズに対応とのこと)

ちなみに、WindowsOSは、MSDNサブスクリプションの特典ライセンスを使用することとする。(仮想マシンの台数から、DataCenter エディションが必要であり、個人での購入は金額的に無理)

以上で主要なベースパーツ(CPU+M/B)が決まったので、Amazonサイトを使って、稼動に必要なパーツ(MEM、HDD,CPUファン)で相性や評判がよいものをチョイスして見積もってみたら。。。(以下、当時の金額)

CPU: AMD Ryzen5 2400X +純正CPUファン付=¥18,446

M/B:ASRock B450 Pro4=¥9,979

MEM:Crucial W4U2400CM-4G(2枚組。計8GB)=¥ 8,550

システムディスク:Crucial SSD 120GB BX500=¥ 3,412

合計=¥40,387

仮想化基盤となるWindowsOSをインストールするシステムディスクにSSDを選んでもこの金額!

ちなみに、仮想マシン領域用ディスク1TBを新規購入(¥6,000程度)しても予算内ちょうどで収まった。

(今回は、500GBの空きHDDが余っていたので、これを使用することにした。あと、いちからPCを自作すると、PCケースや電源も必要であり、さらにはグラフィックボードなどの拡張カードやコネクタやケーブル類などなんだかんだで細かい出費がかさむので、初心者の方はご注意を!)

年末は、予想外の出費が発生したので、購入は消費税増税前(ほんとにするの?)の3月頃を予定。