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LinuxPCで秋月のUSB-シリアル変換ケーブルを使う

秋月電子通商の「USB-シリアル変換ケーブル (スケルトン)」(M-00720)は、サポートOSとしてWindowsクライアントOSしか記載されていない。

個人ではもっぱらLinuxPCを利用しているため、このPC環境で利用できないか試してみた。

本書で試してみたLinuxPCの環境は下記のとおりである。

  • PC本体:Lenovo Thinkpad X61s(USBポートのみでシリアルポートはない)
  • OS:Debian-7u6(Wheezy)

 

1.とりあえず接続してみた

OSデフォルト(別のところでカスタマイズはしているが)状態のままで、当該ケーブルをつなげてみて、OSが認識するかどうかを確認してみた。

接続後、以下のコマンドを実行してみた。

①dmesg

[1051828.140176] usb 5-2: New USB device found, idVendor=067b, idProduct=2303
[1051828.140185] usb 5-2: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
[1051828.140192] usb 5-2: Product: USB-Serial Controller
[1051828.140198] usb 5-2: Manufacturer: Prolific Technology Inc.
[1051828.142283] pl2303 5-2:1.0: pl2303 converter detected
[1051828.154334] usb 5-2: pl2303 converter now attached to ttyUSB0

上記のような出力が表示されました。(システム起動後に当該ケーブルを接続したのち、上記コマンドを実行すると、その最後にUSB関連と思われるログが出現するので、見つけやすいと思われます)

上記ログから、”USB-Serial Controller”というキーワードが確認できるので、この部分が接続したUSBシリアル変換ケーブルだという事の判断がつきます。

そして、この部分から、このUSBシリアル変換ケーブルに割り当てられたデバイスファイルが、”/dev/ttyUSB0”であるという事を把握すること。

②lsusb

Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 003 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub
Bus 004 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub
Bus 005 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub
Bus 006 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub
Bus 001 Device 002: ID 0411:01ee BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.) WLI-UC-GNM2 Wireless LAN Adapter [Ralink RT3070]
Bus 005 Device 003: ID 067b:2303 Prolific Technology, Inc. PL2303 Serial Port

上記出力のうち、”Bus 005 Device 003: ID 067b:2303 Prolific Technology, Inc. PL2303 Serial Port”から、

USBバス番号⑤番に、”Prolific Technology, Inc. PL2303 Serial Port”のシリアルポート装置が接続されているということが裏付けられます。

こちらのコマンドは、あくまでdmesgコマンドの出力から推察した当該デバイス情報のウラを取るための補足みたいなものです。

以上より、本環境(というよりも、ほとんどのLinuxディストリビューションと、当該変換ケーブルで使用されているICが”PL2303”であれば)においては、特に外部からデバイスモジュールをインストールなどの手間をかけずとも、そのままプラグアンドプレイで認識することができる。

ただし、認識はしたが、実際にこの接続を利用する場合、シリアル通信コンソールアプリケーションプログラムが必要になる。(Windowsであれば、「Tera Term」などに当たるもの。)

 

2.シリアル通信コンソールアプリのインストール

Linuxでは、CLIコマンドプログラムとして、”CU”と”minicom”がある。これをインストールしないことには、この接続を介してのシリアル接続通信が実現できない。

これらのプログラムは、Debianの場合は、ディストリビューションの標準パッケージとして存在するので、以下のコマンドを実行して、インストールすることができた。

# apt-get install cu

# apt-get install minicom

3.シリアル通信コンソールアプリの実行

<共通>

シリアル通信ポートを使用するにあたって、そのデバイスファイル”/dev/ttyUSB0”に対して、読み込み・書き込み権限を追加する必要がある。

pi@yspc912:/proc$ ls -l /dev/ttyUSB0
crw-rw—T 1 root dialout 188, 0  4月  3 00:08 /dev/ttyUSB0
pi@yspc912:/proc$ sudo chmod 666 /dev/ttyUSB0
pi@yspc912:/proc$ ls -l /dev/ttyUSB0
crw-rw-rw- 1 root dialout 188, 0  4月  3 00:08 /dev/ttyUSB0

参考)上記を実施せずに、コンソールアプリを実行しようとすると、下記のようなエラーが出力されて使用できない。

以下は、”cu”で実行した場合のエラーメッセージ

cu: open (/dev/ttyUSB0): Permission denied
cu: /dev/ttyUSB0: Line in use

以下に、それぞれのシリアル通信コンソールアプリの実行操作を記す。

<cuの場合>

% sudo cu -s 9600 -l /dev/ttyUSB0
と入力する(ボーレートとデバイス名は、接続機器にあわせて指定のこと)。
上記コマンド実行後,通信に成功すると,
Connected.
と返してくる。これで通信確立。
もし,
Line in use
とか返してきた場合,前述の<共通>に示した手順が実施されていない可能性があるので,もう一度チェックすること。
なお、プログラム終了(通信切断)の際は,
~.(チルダとドットを入力して、<Enter>)
と入力すると,数秒後に切断される。

 

 

2日目:ラズベリーパイ到着!早速試食。

商品到着予定の待望の翌日。。。

お昼ごろに、部屋のノックがして、ドアを開けると宅配業者がAmazonの箱を持っていた!

少しの時間も惜しむようにサインを済ませ、箱を開梱!

ラズバイ購入

早速、前日ダウンロードした2つのOSイメージを、予習した知識を元に、下記の手順でSDカードそれぞれに書き込んだ。

前提)作業用PC(ちなみに、SDカードスロットを持つThinkpad X40でWindowsXP SP3?)、SDカード(SDHC+SDカードサイズのアダプタのもの)。
なお、SDカードスロットがないパソコンには、SDカードリーダもしくはUSBメモリ型SDHC変換アダプタが別途必要になります)

1.下記サイトから、SDカードフォーマットツールをダウンロードする。

ダウンロードサイト>https://www.sdcard.org/ja/downloads-2/formatter-2/
ダウンロードファイル:SD Card Formatter <Ver.****> Setup.exe

2.作業用PCに、前手順でダウンロードしたSDカードフォーマットツールをインストールする。(DLしたファイルは、ZIP形式なので、いったん解凍してから、setup実行ファイルを実行する。

3.DHCが利用可能なPC(うちのPCやカードリーダは古くて認識できなかった)に、購入したSDHCカードを挿入して、OS(Windows XP SP3)で認識されたことを確認し、前手順でインストールしたSDカードフォーマットツール起動する。

4.当該ツールアプリの画面にて、下記の操作を行い、SDカードをフォーマットする。

5.次に、ダウンロードしたOSイメージを、イメージライティングツール(ここでは、作業用PCがWindowsXPなので、Windows用フリーソフトの”DD for Win”。ちなみに、LinuxPCなら、デフォルトで実装されている”dd”コマンドで)を使ってSDカードに書き込む。

6.ラズパイ本体に、前手順で生成されたOSブートディスクのSDカードの挿入、ならびにKVMの接続をし、電源を投入!

ラズパイ始動
(まずは、ラズビアンのほうのSDカードを挿入して起動)

 

7.OSが起動し、初期セットアップ画面が表示されることを確認する。

ラズバイ始動2
おおー!VGAディスプレイにラズビアンの表示が!!

 

8.OSの初期セットアップをとりあえず適当に行う。

初期セットアップ画面が、旧来のLinux CLI上での疑似的なGUI操作形式(マウス操作不可。カーソルキー(リスト内移動)とスペースキー(選択)とTABキー(画面内の項目間ジャンプ)を使って)で、慣れていないとやりずらいかも。。。。

まず、トップのメニュー画面で表示される設定項目としては、下記の通り。

  1. 「Expand Filesystem」
  2. 「Change User Password」
  3. 「Enable Boot to Desktop/Scratch」
  4. 「Internationalisation Options」
  5. 「Enable Camera」
  6. 「Add to Rastrack」
  7. 「Overclock」
  8. 「Advanced Options」

ここでは、”適当”というか、後の作業で面倒なことにならないように、最低限の設定をする。(とりあえず、ラズパイがどういったものなのかを早く知るために)

1.「Expand Fielsystem」

 現時点でシステムディスクのサイズは、使用したOSイメージのサイズ分しかない状態である。これを実際のシステムディスクの全容量にまでに使用可能な領域を拡張させる場合にこれを選択する。通常はフルに容量が使えたほうがいいので、この最初の段階で有効にしておく。ちなみに変更すると、この初期設定作業が完了したら、システムの再起動となる。

2.「Change User Password」

 デフォルトの作業用のローカルの一般ユーザ”pi”に対するパスワードを設定する。

3.「Enable Boot to Desktop/Scratch」

 これを選択すると、さらに3つの選択肢が表示され、以下のラズパイ起動後の状態を選択して設定する。
ラズパイを起動させるたびに、
1)「CLIモードでログインして、Linuxコマンドで操作する」(デフォルト設定)か、
2)「ラズパイをWindowsのようなGUI操作で作業するためにX windows Systemを立ち上げるか」、
3)「Raspbian標準実装のScratchを立ち上げ、特定のスクラッチ(プログラムコード)を自動実行させるか」のうちいずれかを選択する。

これからラズパイのOSの詳細設定や、サービスプログラムやツールアプリをインストールして環境構築作業を行うのであれば、2)を選択。一通りOSやインストールしたプログラムの設定も終え、直接ラズパイをローカルコンソールを使って操作することが不要になったら1)を選択のこと。なお、3)についてはやったことがないので不明。

4.「Internationalisation Options」

ここでは、OSのリージョン・タイムゾーンやキーボードの設定をおこなう。これらは、これからの作業で大きくかかわってくるところなので、最初の段階で正しく設定しておくことを推奨。
これを選択すると、次に以下の設定項目が表示される。
1)「Change Locale」
2)「Change Timezone」
3)「Change Keyboard Layout」
※いずれも選択実行すると、次の画面が表示されるまでに少し待つことになることを留意のこと。

1)の項目は、OSが扱う(表示など)人間の言語の種類を設定。デフォルトで”en_GB.UTF-8”(ラズパイ発祥の地のイギリス英語)のみが設定されている状態。日本人であれば日本語なので”ja_JP.UTF-8”を選択してこれをデフォルトとしたいところであるが、この直後の作業での操作を考えると、日本語は追加するだけに留め、当面の作業(日本語での入出力ができるようになるまで)のことを考えて、デフォルトとしてアメリカ英語の”en_US.UTF-8”を一時的に設定しておく。(デフォルトのイギリス英語でいいと思われますが、念のため)なお、ここでの設定操作は、まず上記のロケールをリストから探し出して、スペースキーを押して”[*]”の表示に切り替えたのち、<OK>を選択実行して、選択したロケールのうちどれをデフォルトにするかを選択して設定する、という流れになります。

2)の項目は、OSが扱うシステム時刻の設定。日本でラズパイを使うので、最初に世界地図上の地域名”Asia”を選択のうえ、”Tokyo”を選択して設定。

3)の項目では、現在ラズパイに接続して操作に使っているキーボードの設定。私はキーボードにラズパイ推奨?の「サンワサプライ製 コンパクトキーボード SKB-KG3WN」を購入したので、ここでは”Sanwa Supply SKB-KG3”を選択。それ以外の日本語キーボードなら、”Genius 105-key (Intl) PC”を。

あとは、この選択によって異なるが、、、日本語キーボードなので、言語=”Japanese”+キーボードレイアウト=”Japanese(OADG 109A)”、[AltGr]キー設定=”The default for the keyboard layout”、Composeキー=”No compose key”、[Ctrl]+[Alt]+[BS]キーの入力でX Window systemを終了させるか=”Yes”(これは好みで)

と設定しておく。(これが正しくキーボードにあっていないと、これからの作業に支障をきたすので注意!)

5~7は、ラズパイの用途によって、要/不要なところがあるので、ここでは省略。(必要になれば、その時に設定変更可能)

8.「Advanced Options」

これを選択すると、次に以下の設定項目が表示される。
1)「Overscan」
2)「Hostname」
3)「Memory Split」
4)「SSH」
5)「Device Tree」
6)「SPI」
7)「I2C」
8)「Serial」
9)「Audio」
10)「Update」

いずれも、ラズパイの用途によって要/不要なところがあり、後で変更することもできるので、ここではとりあえず、
2)「Hostname」で、ラズパイのホスト名(ご自由に命名)を、
4)「SSH」で、SSHサーバ機能を有効にするために<Enable>を
設定しておく。

なお、この初期セットアップ画面は、ログイン後にターミナルコンソールにて、”raspi-config”と入力して実行すれば、いつでも表示できる。

9.再起動後、システムにログインして、ラズビアンの操作ができることを確認する。

ラズパイ始動3

(お・おおー!!普通のLinuxマシンとして操作できた!!!)

以上、ここまでは何のトラブルもなくできました。

私はいままで、趣味でも仕事でもLinuxといったらRedHat系ディストリビューションのものを使用してきましたので、Debianだとコマンドがわからない!!なので、当面はPidoraで進めていこうと思います。

ラズパイ始動4
ラズパイでなく、Pidoraの初期画面

・・・と思ったのですが、いろいろ書籍やインターネット記事を見てみると、Raspbianでの操作で書かれているのがほとんどなので、Raspbianに修正。。。(Debian Linuxの勉強をしなきゃ・・・)

1日目:ラズベリーパイを注文

Amazon.comでとりえず、最低限度必要なものを購入。

1)ラズパイ本体(B+)
自走ロボットに実装するのでTypeAを考えたが、初めてということもあるので、ここは安パイにB+をチョイスしました。

2)Micro SDカード(8GB)
安パイな、ラズビアン用と、本来の目的のピドラ用として2つ購入

3)HDMItoRGB変換ケーブル
我が家にはHDMIモニタがないため、変換ケーブルを追加。当たりはずれがあるようなので、レビューを参考にしつつ、安い900円ぐらいのもので

以上を買い物籠に入れて、発注!

もちろん、GW中に始めたいこともあって、翌日配達で!!

翌日を待ちわびながら、すぐに使えるようにOSイメージのダウンロードや予習を行い、就寝。。。

はじめてのラズベリーパイのレシピ

まずは、初めてのラズパイをどういった仕様にするか考えてみることに。

目的は、「検証用の簡単な自律型ロボット」ということから、

①バッテリ内蔵でワイヤレスにする。

②できるだけそれだけで検証作業および環境を完結させたい。

③歩行だと歩行をさせることにかなりの労力を要するため、車輪による自律走行タイプのロボットとする

という要件と掲げた。

そこで、まず第一弾として、PWM速度制御方式の自走ロボットを実現させることにした。

そこで、早速材料の選定をおこなった。

1)ラズパイ本体

自走式なのでできるだけ小型で省電力にしたいという考えはあったが、初めてラズパイを使用するということで、自由度が低いと壁にぶち当たったときに回避策がなく挫折してしまう恐れ(LANポートがないとUSB無線アダプタが使えるようにならないと環境構築作業ができないとか、USBポートが少ないとUSBデバイスが使えず作業に手間がかかる)があるので、迷わずTypeB+とした。(低速の自律走行であれば、TypeAとBの寸法や重量は有意差はないと判断)

■ラズベリーパイTypeB+スペック
寸法:200 x 50 x 150 mm
重量:45g
電源電圧:DC5V
消費電力:600 mA (3.0 W)
電源コネクタ: microUSB または GPIO

自律型で一番の問題になるのが、重量の大きな割合を占めるバッテリ。

稼働時間を大きくとれば、その分容量が必要となり、重量やサイズも大きくなってしまう。

あくまで今回のロボットは、検証目的であるため、それほど連続での稼働時間はながくはない(長くても10分程度あれば十分)ことと、片手で持ち上げられる大きさと重さのものを想定しているため、移動用アクチュエータ(ギヤドモータ)もタミヤ工作キットの程度のもので十分と考える。

ちなみに、搭載機器としては、

ラズパイ本体

microSDカード

タッチパネル機能つきLCDディスプレイ

(ラズパイ初期構築時に)HDMI to VGA変換ケーブル

など。。。。

以上より、

<購入品リスト>

まず最初に購入するものとしては、

1)ラズベリーパイTypeB+×1・・・¥5,000
2)microSDカード8GB(microSDHC)×2個(ラズビアン用とピドラ用)・・・¥500×2
3)HDMI to VGA アダプタ変換ケーブル×1・・・・¥1,000

以上を使えるようになったら、次に、
4)L型microUSBコネクタケーブル(千石電商)×1・・・・¥500
5)ポータブルバッテリELECOM M02L-4710WH ¥1,540
61 x 107 x 14 mm ; 100 g

USB接続無線LANアダプタ
PLANEX 無線LAN子機 (USBアダプター型) 11n/g/b 150Mbps GW-USNANO2A (FFP) ¥1,010
1.3W

6)タッチパネル付きLCDモニタ×1・・・・¥5,500

130 x 114 x 25 mm
23g

ラズベリーパイの美味しいところ

大学時分、メカトロニクス技術を学び、マイコン制御についての若干のスキルと知識はもっておりました。
その頃は、やはりそれを行かせる仕事に就きたかったのですが、現実はうまくいかず、あえなく断念。(そもそも、仕事上で技術を習得するなんて、独学ではかなりの無理が。。。)
いまでは、趣味でやれればいいかなって思っていたのですが、なにせ学生のころに学んだ知識は薄れてきており、しかも環境を整えるのにお金と時間と労力をかなり費やすことになるため、敬遠してきました。
このため、ガンプラに電飾を施すためのLEDと抵抗と電源の簡単な半田付け作業と、週刊××といった付録もののロボットを作って楽しむ程度。。。

しかし、ラズパイが登場したことで、その問題が解決できたのではないかと思い、飛びつくことにしました。

私が思うに、従来のマイコン制御での手間としては、

ます、「・・・・」をする制御システムを作る!と思い立ったら・・・・

工程1)「・・・・」をするための、機械要素と電子回路要素の設計

・・・この段階は、完成形をイメージしながら、それを実現するために必要な材料を選定したり、知識や技術情報を集め、青写真として図にあらわすという一番モチベーションがあがる楽しいひと時!

工程2)工程1をさらに具体化して、構成や仕様がまとまったら図面にして、製作へ

・・・ここで、機械工作では、旋盤やフライス盤、いまでは3Dプリンタといった工作機械がないと難しかったり、電子回路工作の場合は、オシロスコープが必要だということに気づき、これを用意しなきゃと思いつつ、なかなか購入に踏み切れず、結局ここであきらめてしまうケースがほとんど。

工程3)プログラミングおよびマイコンボードへプログラムを書き込むための環境整備
・・・旧来だと、パソコンでプログラミングして、ボードに付属のクロスコンパイラを領して、バイナリを生成させて、ROMライターでROMに書き込み、製作したシステムのマイコンボードに装着となります。
いわずもがなROMイレーザも必要。
しかし現在の主流は、使用するマイコンボードの開発環境によって、USBやシリアルポートで、ROM焼きせず、メモリに直接書き込むことができるプログラマブルになりました。

工程4)制御プログラムの設計とプログラミング
ここで、プログラミング言語は、使用するマイコンボードに依存します。とはいえ、基本的にC言語(後若干のマシン語)がほとんど。
マイコンボードに付属のライブラリを使って、クロスコンパイルし、バイナリーコードを生成させる。
デバッグ環境はどうしても用意しておきたい。さもないと、せっかく作ったシステムが暴走して、破損する恐れがあるから。
とはいえ、デバッグ環境(回路エミュレータなど)が用意されていればいいが、ないこともしばしば。スイッチやLED点灯でチェックするような原始的なものまでしかつくれない。。。

5)バイナリーコード生成とシステムへのプログラム(バイナリー)の書き込み

ここでようやく実行!一番緊張と興奮する瞬間!!一発で決まればいいんだけど、やはりそうはいかない。むしろ、それが稀。たとえ、基本的なプログラムはOKだったとしても、パラメータの調整などの微調整は避けられない。

そうなると、旧来のROMライターを使った書き込み方式は、ここでも手間が。調整のたびに、ROMをイレーズしては、コードを修正して、コンパイルして、バイナリを生成して、ROMライターに書き込んでと、一発で成功すればいいが、ほとんどはそうはいかず、上記手順5~8を繰り返す。

しかも、下手すれば電子回路や機械要素の設計ミスがここで確認され、手順2に戻ることもしばしば。

社会人(かつ独身)であれば、資金を作ることも、時間を作ることも、ある程度で切るので、環境を整えるまでは、何とかできるかもしれないが、
そこで、疲れて1・2作品作って終わりってことも。。。
物を作るには、情熱といったエネルギーが必要!

これを、ラズバイに置き換えると、
工程3)ほとんどいらない。特に物理的なものはなくなる。
工程6)これもなくなる。

純粋に労力を要する、機械工作と電子回路工作に労力を集中できるようになると思えます。

あとは、UNIXプログラミングに精通していれば、さまざまなセンサ入力などの入力(イベント)に応じてプログラムを実行することや、あれをやりつつこれをやりつつといった複雑なシステムも簡単に実現できる!という目論見である。
あとは、機械・電子回路製作、プログラミングといった製作フェーズに労力を集中できるようになった。しかも、お安く手軽に!である。

とはいえ、最終的にシステムをカットオーバーさせるのであれば、マイコンに置き換えたほうが、あらゆる面で効率的だと思われる。(この場合は、Arduinoのほうがいい)
教育用や試作用途であれば、もってこいではないではないでしょうか。

そこで、わたしはこのラズパイを使って、さまざまな種類のセンサーやアクチュエータを使ったメカトロ制御の検証用自律型ロボットを製作することとしました。

 

ラズベリーパイ、食べちゃいました!

プロローグ

巷の一部で流行の”ラズベリーパイ”を、私も食べちゃいました。。。

以前から、ラズベリーパイ、もとい”Raspberry Pi(以下、ラズパイ)”については、その存在は耳にしており、当時は、近年のパソコンの小型化の延長線上にある単なるポケットに入るパソコン(ある意味、”ポケコン”)としてしか、認識しておらず、パソコンがいくら小型になろうがどうでもいいという印象でしかなかった。

一応、どんなユーザがどんなことにラズパイを使ってるんだろうと調べてみても、やはりWEBサーバやらNASサーバやらと、パソコンで実現できるようなことや、ちょっと気にはなったスマホをラズパイで自作するというきちがいなヘビーユーザもいたが、実際に自分もユーザになろうとは思えなかった。むしろ、ラズパイよりも”Arduino”のほうが電子工作の趣味を満足させるものと感じていた。

しかし、調べていくうちに、ラズパイの一般的なOS”Raspbian”にバンドルされている「Scratch」というGUIによるコーディングが可能なプログラミング開発基盤と、I/Oポートへのデジタル信号入出力が、OSコマンドで簡単に実現できてしまうということを知り、だったらいままで手間暇でてをこまねいていたマイコンを使った機械工作が手軽にできるのではないかと思えた。

さらに、Linuxなので、容易にマルチタスク処理を実現できるという点で、改めてラズパイの有用性を再認識した。

こうなったら、もう食べないわけには行かないでしょっ!ってことで、とうとうわたしも手を出すことにしました。(くれぐれも、つまみ食いで終わるようなことにはならないように)

Maker Faire Tokyo 2014で見た昨今のマイコンボード

2014年、知人からの情報で、東京ビッグサイトでMaker Faire Tokyo というエレクトロニクスのホビーショー?見たいなものが開催されているということから、最近プラモ作りで出不精になっていたが、久しぶりに耳にするエレクトロニクスという言葉に惹かれて、行ってみた。

「Make:]という文字を見て、・・・そういえば、アキバの書泉ブックストアで見かけたことのあったなあ・・・・、っていう程度しか知らなかったが、意外と参加者数も結構多かった。

そこで、いろいろな種類の開発用マイコンボードが利用されていたので、この際改めて整理してみることとした。


 Raspberry Pi

英国のラズベリーパイ財団によって開発されたARMプロセッサを搭載したマイコンボード。

現在、2つのバージョンがある。

(1)Raspberry Pi 1

初代バージョン。さらに、「Model A」、「Model B」、「Model B+」の3つのモデルタイプがある。CPUは、ARM11系。

主なスペックとしては、
販売開始     2012年2月29日
価格     3,000円後半(3,700円)
プロセッサー     ARM1176JZF-S(700 MHz)
メモリ     256 MB (Model A, B rev 1),512 MB (Model B rev 2,  B+)
接続     USB, HDMI
ポート     GPIO, UART, I²C, SPI
消費電力     3.5 W (model B),3.0 W (model B+)
重量     45 g
寸法     85 mm × 56 mm(コネクター部の突起は含まない)

OSには、Debian, Fedora, Arch Linuxが対応。OSイメージをSDカードに焼き、SDカードからブート。

 

(2)Raspberry Pi 2

2代目バージョン。先代よりも大幅にスペックアップ。

基本スペックは、

販売開始年     2014年
価格
プロセッサー     ARM Cortex-A7 4コア(900 MHz)
メモリ     1 GB
接続     USB, HDMI
ポート     GPIO, UART, I²C, SPI
消費電力     3 W
重量     45 g
寸法     85 mm × 56 mm(コネクター部の突起は含まない)

 


mbed

 


Arduino

IntelからArduino互換のマイコン開発ボード「Galileo」


 

Intel Edison

 


 

GR-SAKURA

 


 

 

 

 

アキバ街情報

かれこれ15年以上、休日のほとんどは秋葉原に通いつづけています。(コロナウィルス感染拡大により、途絶えてしまいました。。。)

私の記憶を思い起こすと、10年で街並もだいぶ変わったように思えます。

電子部品・家電の町→パソコン→ゲーム→アニメ→メイド・・・と。

昔は、オタクといえば、電子回路に詳しい人やパソコンを無駄にいじっている人だった(と思う)のですが、いまでは、そこから突然変異した輩が、アニメやアイドルとか、昔とは異なる意味になってしまった気がします。

私のお気に入り秋葉店舗&スポット情報をまとめています。タイムリーな情報ではありませんが、秋葉散策の参考に!


「ドネルケバブサンド」

ツクモ本店の向かいにあるお薦めジャンクフード!私の記憶が正しければ、たしか当初万世橋警察署前通りの書泉ブックストア近くで、白の大型ワゴン車で移動 販売をしていたというのが初めだったと思う。それから姿を見せなくなったなあと残念に思っていたら・・・こんなところに!。

お肉多目のBigBoyにソースはMildまたはWhiteで。同通り中ほどにある自販機で購入できるDr.ペッパーとあわせると、実に美味し!

さらに最近では、中古ジャンクエリアにテラスタイプの店舗を立ち上げるまでに!まさにアキバドリームを実現させた外国人といったところでしょうか。。。。やはり、アキバは飲食店のバリエーションが少ないので、異国情緒とボリュームと手軽さで人気となったのでしょう。

・・・今となってはメジャーとなってしまったのでこれ以上の説明は省略・・・。
www.kebab.co.jp/index.html
最近、健康診断で”肥満”と烙印を押されてしまい、極力肉を食べないようダイエットするようになってから、”ビッグボーイ”サイズが辛くなった。。。


「otto(おっと)」

いつも格安中古PC探しの最初は、基準となるスペックと価格を決めるためottoで相場をチェックしている。
(お薦めポイント!安心品質で格安な中古PCを購入するなら、おでんカン自販機そばのotto。)


ネットワーク専門店

前項で紹介した、ottoのうちPCサーバ専門店内で取り扱われていたNW機器部門が別店舗として独立した!
場所は、エリア的には同じで、ラオックス ザ・コンと中古・ジャンクエリアの境となる自動車通りの一筋目(ツクモ・シャーシ王国のある筋)。小さな雑居ビルの2フロア(1Fと2F)を占有している。
開店当初は、興味本位で立ち寄っていたが、その後CCNA取得を目指すようになってからは、足繁く通うお店となってしまった。

www.network1.jp/

 ラオックス ザ・コン

2007年9月?をもって閉店となってしまいました。。。。一時期ラオックス勢力はすごいものがあり、アキバPC小売界を制覇してたこともあったと思いま す。その名残として、万世橋側にある、秋葉には不釣合いなパチンコと居酒屋の大きな雑居ビルが今なおあります。このときは、ほかにもビルを占有していたと 記憶しています。

私は、結構ザ・コンには通ってました。新品には縁のない私ですが、買い忘れをしたときの最終手段としての利用と、書籍フロアとトイレにはお世話になりました。これがなくなると今後のアキバの歩き方が大きく変わってしまいそうです。。。

2007年秋、今は、ビックカメラと提携したとかで、ソフマップがラオックスにとって代わっるかのようにアキバのPC小売業界を制覇したような感じで、店 舗数が目立ってきています。ヤマギワソフトも食べちゃったみたいです!しかしながら、各店舗を回ってみましたが、品揃えなどを見ると同じ憂き目を見そうな 気がします。。。

古炉奈

ラジオセンター2F(電波会館2Fが正しい?)に昔からある喫茶店。
アンティークな家具が並ぶ、古典的喫茶店といった感じで落ち着いた雰囲気の店。
大学生のころから休憩(当時相模原から来ていた)に使っている。しかし、金額は高め(ブレンドコーヒー600Yen)で、いまではリッチな休日を過ごしたい気分になったときに使ってます。
入り口はわかりづらく入りにくいため、最近秋葉に通うなった方はわからないと思う。
品の良いオバ様方が黒のドレスのような制服を着てウェイトレスをやっており、これこそ元祖メイド喫茶では?
いまでは、となりのアキバデパートも閉館し、古きよき秋葉の風情が消えつつ中、ここは時間が止まっているような感じです。。。
ここならびにラジオセンタ、ラジオデパートはいつまでも残ってほしい秋葉の風景だと思います。
しかし、実はここ、古いだけでなく、秋葉ならではの公衆無線LANのHOTSPOTでもあります。私も要約自前でノートPCを持つようになり、自前の公開サーバの動作確認をしにここを使ってます。

ラーメン屋

秋葉でラーメン屋といえば、いちばん有名どころはやはり、「じゃん○ら」。
しかし、土日祝日は、かなりの行列ができるため、数えるほどしか行っていない。
(平日の昼過ぎであれば、並ばず入れる確率大)
出身が福岡なので、ラーメン食べるならやはり”とんこつ”。
ほかにも、とんこつラーメンの有名どころとして、大通りを徒町方面に歩いていけば「○風堂」、さらに上野駅まで行けば「○蘭」も存在する。が、ちょっと遠い。。。
そこで、私は「だるま○」に行くことにしている。
ここも、店に入ってすぐ食べれるというわけでなく、待たされることになるが、、「じゃん○ら」ほどではない。かといって、味が落ちるというわけでもない。、「じゃん○ら」と比べるとこってり濃い目に感じる。

最近、平日秋葉に行くチャンスができ、、「じゃん○ら」に入ることができた。
なんか、メニューが複雑になっている気がした。わけがわからないので、”全部いり”を注文してしまった。すべて込みこみで豪華ではあったが、明太子が入っていたのはかなりのマイナス!あと、やはり角肉はとんこつには余計。長浜ラーメンならやはりシンプルなほうがいい。
また、最近ブーム?なのか、とんこつなのに赤色タイプがどこにでもあるようになってる。紅しょうがを入れすぎて赤くなるのはよく見る光景だが、唐辛子入りのスープらしい。辛い物好きな人ならいいかもしれないが、うまいのかな。。。
やっぱり、学生時分のときの、素ラーメン+ねぎ+ごま+紅しょうが(いずれも無料トッピング)が一番ベストだと思った。

灼熱の初サイクリング!

時期:?

走行距離/時間:5時間(片道)

東京へ進出して、初めての夏!夏といったらやっぱり海でしょ!!ということで、愛車「ジャイアント号」でサイクリングがてら海へGO!
 ということで、真夏の炎天下の中とりあえず、千葉の海を見に行こうと漠然とした目標を掲げて無謀にも出発 しました。(初めての長距離サイクリングなのでどこまでいけるかわからなくて・・・)10時前に出発して、東へ向かう大きな道路をたどりながらとりあえず 進んでゆき、分からなくなったら標識やコンビニによって地図を立ち読み。しかし、真夏の炎天下に頭がやられはじめてきて、途中から自分のいる位置がわから なくなるわ、どっちの方向に進んでいるのか把握できない状態になり、それでもただ闇雲にペダルをこぎつづけていた。それでも潮風の匂いといった海に近づく 気配がまったくなかった。どちらかというとなんか坂を登ってた印象が多かった。おかしいなあと思ってたら、どうやら茨城よりの方面へ向かっていることに気 づいた!(ここで初めて少なくとも方位磁針は必要だなあと思った)・・・・それでようやく本能的に潮の匂いを感じるとラストスパートをかけたら・・・そこ は”稲毛海岸”!
 自転車を砂浜まで乗り付けて、降りるや否や靴とTシャツを脱いで、海に突っ込んだ。久しぶりの海に浸か り、汗だくの体を洗い流してくれた。うーん、とても気持ちよかった!が、しかし体も頭もクールダウンして冷静に海を見たらやはり東京湾だけあって海が汚 かった。(人工海水浴場だけあって砂浜もイマイチだし、遠くにはタンカーの姿が見えるし。)砂浜に上がって時計を見ると、もう3時を過ぎて、空も夕暮れの 日差しになり始めていた。どおりで人がほとんどいなかったわけだ。なんか、周りを見渡すと晩夏の淋しい海辺という雰囲気だった。1時間ぐらい砂浜で横に ゆったりしたあと、暗くなって来始めたので重たくなった体を無理やり起こし、老体に鞭を打って自転車にまたがり帰路につくこととした。目標達成して気が抜 けたせいか、どうもペダルが重く感じた。帰りは海沿いの道をつたって、京葉道路に何とか合流することが出来、無事帰り着くことが出来た。やっと我が家に到 着した時にはすでに20時過ぎでした。あさってには短い夏休みが終わり、会社に行かなければならない。今日のはかない夏の出来事を思い出しながら、いつも より早く就寝。とりあえず、海も見れたし満足した一日でした。(当然、翌日からだが日焼けして痛い思いしたのは言うまでもございません)
 また、後日地図を見てみたら、かなり見当違いの方向に進んでいていたことが分かった。やっぱ備えもなく行き当たりばったりでいくのは、もったいないなあと反省。

・・・以上、回顧録

写真にこの記念を収めたのですが、あまりに殺風景な風景だったのであまり写真は掲載できませんでした。(つまんなくてご免!)

海は広いな、大きいな やった!久しぶりの海

隅田川下り

時期:東京に住んで初めての街乗り

走行距離/時間:30分?(片道)

九州から神奈川の某大学(校)を6年間過して、地理的にそこまで来たら東京で就職しよう!と単純なおのぼりさん的発想で(大学の先生のコネもあり) 都内勤務の会社に上手くもぐりこむことができ、これにより住処を都内に移すことになりました。

当初、会社の事務所が日本橋(人形町近く)にあったため、自 転車通勤もできて、秋葉にも近くて、上野・浅草にもいけるとこ・・・などとおのぼりさん的贅沢な条件で不動産屋さんを巡りめぐっていたら、押上の不動産屋 さんで無理だと思われた条件を見事クリアした超掘り出し物的物件を紹介してもらったのが、墨田区の本所というところでした。そこは、隅田川のすぐそば(清 澄通り沿い)で、水上バスで川を下りお台場までいけるということを知り、引越ししてすぐに乗ってみました。そのときの情景を以下に書き捨ててます。


写真1:水上バス出発地点の浅草吾妻橋からの風景を撮影(ただし、後日撮影した映像です)
浅草付近(隅田川公園)の隅田川の川沿いには桜並木があり、そこでは毎年花見の季節、花見を楽しむ人たちで大賑わいです。
隅田川沿いには、屋形船を出してくれる船宿がたくさんありますが、シーズン中は予約しなければならず、その予約自体もいっぱいいっぱいだそうです!(つまり、シーズン中は無理ということです。)


写真2:浅草の名所の一つでもある某ビール会社のオブジェ(俗称「金ウン」)
これは、吾妻橋を挟んで浅草とは対岸のところにあり、いつ見ても不可解な形をしております。
また、この下にある広場が、私のインラインスケートの練習場所でもありました。


写真3:隅田川の有名な理由といえば、さまざまなデザインの”橋”が架かっているという事です。
これは、浅草の水上バスでまず最初にくぐる橋”吾妻橋”。シンプルなんだけど朱色の欄干がとても小粋!
これよりも川上には、桜橋や白髭橋などおしゃれな橋があります。


写真4:浅草から川を下ると3番目にくぐる橋”厩橋”。
この右手側に私の住処のアパートがあります。(ちなみに2番目は、”どぜう”で有名な”駒形橋”)
雨の日の通勤時には、地下鉄を利用するためよくこの橋を渡ってました。


写真5:船上から東京タワーも見ることができます!

 
写真6、7:水上バス船内の様子(左側)と水上バスの外観(右側、日の出桟橋にて)
水上バスというとなんかぼろっちい印象をもちますが、そうではなく観光客相手の遊覧船で、
中には飲み物・ビール・おつまみなど購入できる売店があります。
浅草からの水上バスの場合、お台場方面へ行くには、日の出桟橋で乗り換えになります。

 
写真8,9:船上からお台場の風景
フジテレビがちょっと遠めで(左)、東京レインボーブリッジ(右)も見ることができます。


写真10:終点の国際展示場そば
おもちゃショーとかホビー的なものをはじめ様々な展示会を催しているので、暇だったら立ち寄るのもいいかも・・・
(結構広いからあっという間に時間が過ぎてしまうので注意!))

 ・・・と、隅田川下りの様子を述べましたが、橋に関していえば本ページには載せきれなかった、有名な橋”勝鬨橋”など、本 当に様々なデザインの橋が架けられていて、まさに隅田川は橋の美術館という感じです。また、おのぼりさんには重要な観光スポットに関しても、フジテレビ・ 海浜公園などの終点のお台場の名所についは、後日書き足そうと思います。

以上より、私のお勧めする東京観光の1コースとしては、昼頃まで浅草を歩き回り(食べ歩き・花やしき・参拝など)、そこから水上バスに乗って40分ほ ど、船上からの橋のデザインや東京の風景を堪能し、夕方から日が沈む頃までお台場で遊びまわるというルートです。東京の旧き所と新しき所の両方が味わえる 東東京の観光スポットとして結構お得だと思います。また、浜松町からから日の出桟橋で乗船してお台場とい うのもあります。

今回は、自転車に関するページなのに、自転車の話題がひとっつも出てきてませんが、実はちゃんとMyチャリも同行してました。なんと水上 バスに自転車を持ち込むことが可能なのでした!(この場合、大人乗船料金の半額を払わなければなりませんが!)

帰りは、ちゃんと自転車に乗って川沿いを走って 帰りました。あいにくこの日は、天気が悪く夜になって雨が降り出し、その中を走って帰ったためずぶぬれになったことは言うまでもありません。