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IBM Thinkpad 240にWin95をインストールする~その1~

先の投稿にて、ひととおりThinkpad系ノートパソコンにWindows95OSを入れる段取りはわかったので、ここでは、3代目となる、本件用にオークションで落札した「IBM Thinkpad 240」(以下、TP240とも記載)をもとに、これをWindows95マシンとしてセットアップしていこうと思います。

まずは、必要機材について。

  • IBM Thinkpad 240(本体と電源アダプタ)
  • Thinkpad付属外付けFDD(この年代の外付FDDタイプのThinkpadであればほぼ共通)
  • Windows95インストールCD-ROM(TP240はUSBポートを持つので”with USB Support”、いわゆるOSR2を使用)
  • 上記インストールメディアに付属のセットアップ起動ディスク(もしくは、ほかのwindows95/98PCで作成した”修復ディスク”)
  • 作業用windowsパソコン(ネットにつながり、CDROMドライブが利用可能であること)
  • USB-IDE変換ケーブル(もしくは、同等の機能を有する外付けHDDケース)
  • 上記パソコンで作成したTP240用デバイスドライバ集(前述のThinkpad系デバイスドライバダウンロードサイトから 集めたもの)

このTP240をご提供いただいたオークションの出品者も、今の私と同じくWin9xのレトロPCを実現させて喜んでいたのでしょう。状態も良く、付属品が充実しており、かなり助かりました。(ありがとうございます!)

以下は、
Windows95マシンとしてセットアップ 後、できる限り便利に使えるようにするためのオプションデバイスとして、

  • PCカードスロット接続用CD-ROMドライブ(Panasonic ”KXL-830AN”やPioneer “PCP-PR24A”などATAPI-PCカードが付属する、本機体型番のTPと動作確認が取れているもの)
  • USBメモリ(数百MBの容量のもの。大きくても1~2GBまでのもの)
  • PCカードスロット用Ethernetカード(ネットにつなげてみたい!と希望するなら、TDK “LAK-CD021BX”やPCI”CF-10T”など)

以上をひっくるめてTP240をWindows95マシンとして構築していきます。

まずは、内蔵HDDが実装されたままのTP240本体に、外付FDDを取り付け、このFDDにセットアップ(修復)起動ディスクを挿入して起動させる。

懐かしいFDDの機械音とともにFDを読み込みはじめ、MSDOSが起動したら、そのまま”FDISK”コマンドを実行する。

A:\> fdisk

実行すると、 下図の画面が表示されるので、 「大容量ディスクドライブのサポートを使用可能にするか?」の確認メッセージが表示されるので、「Y」を入力する。

fdiskコマンドの実行①

すると、下図のFDISKのメニュー画面が表示されるので、まずは[4]を選択して、HDDの状態を確認し、まっさらななにもない状態でなければ、[3]を選択して、さら地状態にする。この上で下記の通りにパーティションを作成していく。

fdiskコマンドの実行②

当機では、1:基本領域(=C:)1000MB、2:残り拡張領域(このFDISKコマンドでは、2つのパーティションを基本領域で作成できないようで、かならず2つ目は拡張パーティションとなってしまう。)で作成する。 ちなみに後者の領域 (上図ではD:) は、 Win95インストールメディアの中身をコピーする先として使用します。

結果、下図のとおり。(注:下図は、すでに次の手順を実施した後の状態)

fdiskコマンドの実行

以上、パーティションを作成した後は、FDISKコマンドを終了させて、プロンプトに戻り、2つのパーティションをフォーマットしておく。

A:\> format D: (およびformat C:)

注)ここで、Win95をインストールする領域もフォーマットしないと、Win95セットアップウィザードの開始直前で、インストールする領域がないということで中断してしまう。

いったん電源を落とし、本体からHDDを取り出し、作業用パソコンにて、Windows95インストールCDの中身と、あらかじめインターネットサイトから集めたTP240用デバイスドライバファイル群を、フォーマット済みの領域にコピーし、これを再び本体内に戻す。

ちなみにこの作業、TP240だと内蔵HDDが筐体を分解しなくても、収納スペースのふたを開けるだけで取り出せるようになって、すごくやりやすかった。初代・2代目のTPだと結構ばらさないといけないから、その途中で筐体にヒビを入れてしまった。(本件、完成するまでに何回か失敗して繰り返し実施してたので)

また、起動ディスクを入れたFDから立ち上げる。今度は、D:ドライブに遷移して、Windows95メディアからコピーしたファイルの中から、”SETUP.exe”ファイルを実行する。

Win95インストールCDからコピーしたファイル

A:\>D:

D:\>setup.exe

直後、セットアップ開始|中断の確認メッセージが表示されるので、[Enter]キーを押すと、下図のようにいきなり画面が青くなり、自動でHDDのスキャンディスクが開始する。

内蔵ドライブのチェック

異常がなければ、これを[終了]させると、下図のようにWindows95のセットアップウィザードがGUIで表示される!

Win95インストール開始!

ステップ#1

注)承諾の後、もしインストール先のHDDに適切な領域がないと認識されると、この直後に中断してしまう。


ステップ#2
ステップ#3
ステップ#4

ステップ#5
ステップ#6
ステップ#7

下図において、後でドライバを手動で読み込ませるので、ここではすべて選択しない状態にして、「次へ」。

ステップ#8

下図の画面にて、デフォルトのまま「次へ」とする。

ステップ#9

下図の画面にて、起動ディスク(FD)を持っていない場合は、ここで作っておいたほうが良いが、ある場合や後で作りたい場合は、このステップを省いても良い。

ステップ#10
ステップ#11

下図の画面に遷移したら、100%に達するまでしばらく待つ。

ステップ#12

やっと、インストール完了! FDを抜いて、「再起動」! !

ステップ#14

ここまでいっても、再起動後に、Win95が立ち上がらないという問題が生じるケースはあるが。。。

再起動がかかり、Win95のインストールが成功していると、いきなり、下図の画面が表示されるので、しばらく待つ。

Win95の初期セットアップ#1
Win95の初期セットアップ#2

下図の画面において、プリンタは接続しないので、「キャンセル」をクリック。


Win95の初期セットアップ# 3

これでOSの初期セットアップ作業が完了。
再起動の要求メッセージが表示されるので、 「OK」をクリックして再起動する。

Win95の初期セットアップ#4 

問題なく正常にセットアップが完了したら、
再起動後、 いきなりログイン認証なしで、デスクトップが表示され、下図のとおり、「Windows95へようこそ」のウィンドウが表示されるはずです。

Win95の初期セットアップ #5

やった!懐かしい画面!!

って、いつまでたってもWin95の起動音が出ない。。。

それは当然、サウンドカードのドライバを当ててないので。。。

この続きは、次回へ。。。

実食#7.MRE Menu19:「Sloppy Joe」

内容物一式
内容物一式

<お品書き>

  • ペパロニピザ風味のチーズクラッカー
  • ミックスフルーツ
  • クラッカー
  • ブラックベリージャム
  • ピーナッツバター
  • コーヒー・砂糖・粉ミルク
  • フルーツパンチ味粉末ジュース
  • スラッピー・ジョー、バーベキューソース、塩
盛り付け

ヒートパックもついてきており、おそらくスラッピー・ジョーを温めるためのものでしょう。なぜか、このスラッピー・ジョーのパックは市場に出回っているレトルト商品のように箱に入ってました。しかも、フルーツミックスまで!(間違えて、一緒に温めるところでした)

<レビュー>

スラッピー・ジョーとは、ちょっと酸味が強いミートソースといった感じで、薄めの味付けでした。

これに、塩とバーベキューソースを足すと、味に締まりとコクが出ておいしくなり、クラッカーをディップして食べるとさらにおいしく感じました。

ただし、このスラッピージョーの量に対して、クラッカーが2枚しかなく、ブラックベリージャムやピーナッツバターがあることを考えると、少なすぎ!(とはいえ、全体的なボリュームはこれで十分でした)

なので、これにチーズクラッカーもディップして食べることに。

単体では妙に癖のある臭み(体育倉庫のマットのような油の風味?)がして食べづらい感じでしたが、これでこの臭みをごまかせることができ、クラッカーの時とはまた別の風味が足されて、まずまずでした。塩を振りかけて、塩味が増すとさらにおいしく食べられます。

ブラックベリージャムは、、、最初、これ単体で食べると、ブルーベリージャムのような風味で、あまり好きではない味だなあという印象でした。しかも、これにクラッカーをディップして食べると、クラッカー自体が持つ嫌な風味が後に残り、余計に食べづらいものになってしまいました。

だけど、ブラックベリージャムをディップしたクラッカー(たまたま付いていたのだが)をさらに、BBQソース+塩少々を混ぜたスラッピージョーをディップして食べると、これが意外とおいしかった!というか、一番おいしく感じた!!

BBQソース自体に物足りなさがあったんだけど、これをブラックベリージャムがうまく補ってくれたって感じ。本来BBQソースはフルーティな甘しょっぱさがあるはずなので、これらが足しあわされて、おいしい相乗効果が表れたものと思われます。

また、このブラックベリージャムは、フルーツミックスと一緒に食べてもよかったです!フルーツミックスは、ブドウ・チェリー・ピーチ・パインが入っていると思われる、これらのシロップ漬けで、缶詰のフルーツミックスみたいなものでした。しかし、色が全体的に茶色く変色?しており、見た目からあまり食が進むものではありませんでした。でも、このブラックベリージャムが付いたスプーンで食べていると、ブラックベリーの風味が、アメリカぽいのフルーツポンチらしい味にかわり、食べやすく変わりました。そして、さらに”フルーツポンチ”味のドリンク(これだけだと、毒々しい赤色で単体では飲みづらい)を足せば、 色身も茶色から赤みが加わって見た目もキレイに変わり、 まさに本物に近い?フルーツポンチそのものでした!

このブラックベリージャムは、このメニューの中では、まさに魔法の調味料といった感じでした。ちなみに、ピーナッツバターでも同様に試したんですが、、、これは今回のメニューにはまったく必要ないものだなと思いました。

今回のちょい足しについては、このブラックベリージャムといったところでしょうか。最初これに気づかないときは、ちょい足しの調味料のことを考えていたのですが、ブラックベリージャムに気づいてからは、何度も味を確認するため、それだけで食べていたら、なくなってしまいました。。。

やはり、スラッピー・ジョーは、クラッカーなんかではなく、甘みのないパサパサのパンに挟むとか乗っけて食べたほうがいいでしょう。あと、濃い味のチーズも加わると尚可。(今回、ピーナツバターではなくチーズスプレッドのほうがよかった)

(パンは、MREにはないようなので)パスタでもいいんだろうけど、それだと単なるミートソーススパゲッティになってしまい、別の料理になって、ちょい足しの範疇を超えちゃってますね。

全部完食すると、ボリュームもあり、空腹のおなかもいっぱいになりました。そして、今回のメニューにはコーヒーも ついてきており、フルーツポンチの甘いものの後には欲しいもので、食後の一杯としても十分満足できました。(ただし、このコーヒーは湿気ってました)

今回は、ちょい足しなしで、75点といったところです。

ちなみに、ほかのメニューに付いてたプレッツェルといい、このクラッカーといい、アメリカの油(ラード”脂”ではないよね!?)の風味は何とかならないものだろうか。。。

ThinkpadノートPCをWin95マシンにする

ここでは、いままで行ってきたWindows95のインストール作業で得られたスキルと経験を生かし、私の大好きな”IBM Thinkpad”(ノートPCといえば、Thinkpad!とくにXシリーズ)にWindows95をインストールすることにしました。

歴史が長く幅広いラインナップを有するThinkpad製品シリーズから、この事案の要件にできるだけあっている製品をできるだけ安く見つけるために、いつもお世話になっているヤフオクの出品商品の中から、その時点ベストフィットなものを探し出すこととしました。

そして、最終的に購入したのが、「IBM Thinkpad 240」なのです。

しかしながら、実のところ、すぐに「IBM Thinkpad 240」に決まったわけではなく、その前に2台ほど購入しております。その経緯を簡単に以下につづります。

初代は、Thinkpad 385ED。これは、CPUはMMX Pentium、HDD、FDD、CD-ROMドライブ、PCカードスロットをすべて筐体に内蔵するオールインワンタイプのノートパソコンで、バンドルOSはWindows95と、この事案を実現するにはもっともふさわしいスペックであった。ただし、USBポートとPCカードスロットはCardBus非対応というのが残念なところ。

これを、ヤフオクで見つけるなり、スペックをチェックの上、付属品や状態も悪くなかったことから、¥5,000ぐらいで落札。

商品が到着すると早速開梱して、押し入れに眠っていた手持ちのFD版Win95インストールメディアでインストールを開始。最初は快調進んでいたのですが、6・7枚ぐらいのところで、FDを読み込まなくなってしまった!

やはり壊れていたか。。。とあきらめ、FD版に付属のブートFDと、手持ちにあったWin95インストールCDを使って、再度インストールを試みることにしました。

ところが、(当然なのかもしれませんが・・・)FD版のブートFDには、CD-ROMドライブのドライバなどは組み込まれておらず、CD-ROMの中にアクセスすることもできませんでした。。。。

そこで、先人達のお知恵を拝借しようとググってみたところ、内蔵HDDをシステムインストール領域と、Win95インストールメディア内のファイルをまるっと単にファイルコピーしておき、ブートFDで起動後、Win95インストールメディア領域に移って、そのなかのSETUP.exeを実行することでインストールが実施できるとのこと。

これを試してみようと、385EDを分解して内蔵HDDを取り出し、これをLinuxパソコンにUSB-IDE変換ケーブルを介して接続して、”fdisk”コマンドで、上述のとおり2つの領域に分けて、パーティションを作成しました。

# fdisk -l
<省略>
Disk /dev/sdc: 2.9 GiB, 3080060928 bytes, 6015744 sectors
Disk model: -23080
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x3289f072
Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/sdc1 * 63 4096511 4096449 2G 6 FAT16
/dev/sdc2 4096512 6007679 1911168 933.2M 5 Extended
/dev/sdc5 4096575 6007679 1911105 933.2M 6 FAT16
root@yspc465:~#


root@yspc465:~# mkdosfs -c -v -F 16 /dev/sdc1

root@yspc465:~# mkdosfs -c -v -F 16 /dev/sdc5

※上記のように、3GBの容量を1つの基本パーティション(1GB)と1つの拡張パーティション(2GB)に分け、いずれもパーティションタイプを”FAT16”(ID:6の方)で領域を確保。(後者のパーティションがインストールCDの中身をコピーする先となる)

※また、ポイントとしては、/dev/sdc1のブートの*マークがついていることと、スタートセクター位置が”63”ところでしょう。ここに、Win95をインストールすることになるのですが、このような構成になってないと、インストールできても起動できないという失敗状態に陥ることに。

そして次に、それぞれをFAT16形式でフォーマット。(ただし、ddコマンドでコピーする場合は実施不要)

ちなみに、ここでなぜあえてLinuxパソコンを使ったのかというと、まず1つは、自身が普段使用しているノートパソコンがLinuxであったということ。もちろん、光学ドライブが使える・使いやすかったこと、当初はddコマンドでCDの中身をイメージコピーする方法で考えていたためです。

インストールメディア領域(2GB)のほうに、FAT16でフォーマットしたのちマウントして、そこに Win95インストールCD 内のすべてのファイル&フォルダを、単純コピーして移した。(最初のころは、ddコマンドでインストールメディアのイメージコピーで行っていたが、300MB程度しかなく、さらに後述のドライバファイルを追加で格納することになるので、先人の経験を参考に、単純ファイルコピーに切り替えました。)

(のちの投稿では、パーティション作成やフォーマットは、セットアップ起動ディスク(またはWindows95や98OSで作成した修復ディスク)からも実行しています。そしてこの後、PCからいったん取り出し、普段使用されている別のWinPCに、USB-IDE変換ケーブルなどでつなげ、インストールCDの中身をコピペするというように、手順変更。)

以上、先人たちの知恵を拝借して、Windows95のインストールはつつがなく終えることができ、久方ぶりに念願のWindows95の起動画面を直に目にすることができました!とても感慨深いです!!

しかしながら、その感激もつかの間、待っていても、あの起動音が流れてこなかった。。。。

これは、デバイスマネージャを見るとかなりの数の不明デバイスが存在し、認識済みのデバイスの中から、サウンドカードデバイスが見当たらないので、その不明デバイスの中に埋もれていると思われます。当該製品に付属するインストールメディアでインストールしたのではなく、標準のWin95インストールメディアからのインストールなので、これは当然の結果。。。

そのドライバを入手するには、、、、とりあえずググってみたところ、あるサイトでThinkpad系のドライバをかなりの量を所蔵しているところを見つけ、そこからサウンドカードなど当該製品のWindows95用のドライバをもろもろダウンロードして、適用していった。

この努力?の結果、画面いっぱいに、あのWindowsの空に浮かぶ窓をデザインしたロゴと、その後から、あの起動音のピアノ音がフェードアウトしていくの聴いて、懐かしさのあまり感無量でした。

あとは、このWin95でプログラム開発を行うため、手持ちのVisual C++ 6.0や、歴史観を表すためだけに、わざわざオークションで Office97を 落札してインストールし、ますます当時のWindows95パソコンとしての面影がはっきり現れてきたように思えます。

あとは、さらに、データのやり取りがFDだと1.44MBしかないので、(当時は一部の大企業ぐらいでしかなかったと思われるEthernetでの)LAN接続も実現させようと、PCカード型のLANカード(TDK LAK-CD021BX)をさらにヤフオクで落札し、自宅LANのPCとPINGレベルでアクセスできるようになって、これから当時できなかった分たくさん遊び倒してやろうと大変満足していた矢先、

HDDから息切れかと思わせるようなヘッドがディスク上を一通り検出して元の位置に戻るときに発する異音が頻発するようになったので、内蔵HDDをCFカード化してやろうと、さらにヤフオクでCF-IDE変換コネクタや1GB前後のCFカードを落札して、HDDと交換しようと思ったのだが、これが悲劇を生む結果に。。。。

最初Windows95をインストールしたときの手順と同じく、パーティションを区切って、CDの内容をコピーしてそこからセットアップを開始させようと試みたのだが、何度やってもCFカードを認識してくれず、SETUP.exeにアクセスすることすらできない状態に陥ってしまった。CFカードを変えたり、CF-IDE変換コネクタを別のものに変えたりしても、状況変わらずという状態だったので、やむをえずこの追加計画は中止とすることにしました。

さらにこのとき、すでにこのノートPCの筐体にはあちこちでひび割れを起こしていました。落札当初は写真で提示された許容できる範囲であったのですが、おそらくHDDをCFカードにする計画で、何度も本体をあけたり閉めたりして、バキバキというかポロポロと、おそらく、経年劣化で当時の(現在と比べて) 粗悪なプラスチックが、脆くなってしまったのでしょう。。。 筐体のプラスチックは、ひび割れしてきてはそこからさらに破片となって、みるみるうちに、筐体のほとんどがバッキバキに割れて、とうとう筐体としての程を成さなくなってもはやボロボロ。。。。

なので、これでのWin95PC製作はあきらめ、分解してまたいつかヤフオクで同型のものが出展され他と機の修理用にとっておくことにしました。

それから1年もたたないうちに、Thinkpad 560Xが出品されていました。スペックを確認したところ、これもスペック的には385EDに引けをとらないほどの代物。こうなったら、もう即落札してGet!

ちなみに、この560Xのスペックを簡単に述べると、バンドルOSはWin95であるのは当然のこと、CPUはMMX Pentium、2.1GBの内蔵HDD、PCカードスロットはCardBus対応で、しかもUSBポートが付いているという、前述の385EDよりもおいしい機能が搭載!

しかし、FDDとCDROMドライブは、共に外付けになっていて、とくにCDROMドライブは(FDDのように専用インタフェースポートではなく)ATAPIインタフェースカードをPCカードスロットに接続するタイプでした。なお、落札したときの商品には運よく両方とも 付属品として 付いていました!

ただし、リカバリCDはついていなかった。。。。(また、先述のサイトからダウンロードしてこなければ。)

それでも、状態は良く、ひび割れも見た目確認できないほどであった。なので喜び勇んで、Windows95をインストールを実施。(方法は、前述の385EDと同様)

ドライバファイルも、365EDのときにお世話になったサイトから一通りダウンローすることができ、Win95インストール後、ドライバファイルを読み込ませていった。しかし、PCカードドライブのドライバが適用できず、正常に認識できない状態のまま、解決することはできず、結果お蔵入りに。。。。(せっかくCDROMドライブとATAPIインタフェースPCカードがついてきたのに、活用することができなかった)

こんな状況のなか、 ちょうどいいタイミングで 、ヤフオクであらたに、Thinkpad 240が出品されていたので、これまた速攻でゲット!!本事案はここでようやく落ち着くことができました。

こちらも先の2台同様の方法で、Win95をインストールし、先述のドライバダウンロードサイトで適合するドライバファイルをダウンロードして、なんだかんだでモデム以外のすべてのH/Wを利用可能な状態にすることができた。

出品の状態としては、状態も中古でこの年代のノートPCであるにもかかわらず、すごくよく、付属品も CDROMドライブとATAPIインタフェースPCカードがついてきたり、リカバリCDもついてきたり、動作確認目的で、MS-DOS 6.2v(日本語版)インストールFD付とかなり満足できる商品でした。

強いて、不満な点を強いてあげると、CPUが次世代のMobile Celeron、バンドルOSはWindows98であったことぐらいだった。それ以外は、先述のTP560Xとおなじ。しかも、付属品のPCカードおよび外部電源アダプタ不要のCDROMドライブ、出品者が作成してくれたブートFDと製品付属のリカバリCDもあった。

ただし、これを使ってセットアップすると、バンドルOSのWin98になってしまうし、とりあえず使ってみたが、途中で失敗してセットアップできなかった。Win98といえば、WinOSとしては、Win7、XP、に次ぐ名OS(厳密には98SE)であるが、いまのところWin98にすることはどうでもいいので)

以上、無駄に長くなってしまいましたが、次からは、このTP240でのWin95OSでのセットアップ作業手順を記します。

Windows95の復活!!(その3)

前回の続きから、、、

Windows95のインストールは、セットアップウィザードにしたがい、何気なく進めていくだけで、無事完了!

再起動して、いざWin95開眼!

・・・・まぁ、、、とりあえずWin95は立ち上がった。

というのも、Win95の起動音を聞けると思って期待していたのだけど、音が出ない。

もちろん、スピーカ(ではなくヘッドフォン)をつなげているにもかかわらずだ。

デバイスマネージャを開くと、結構な数の不明デバイスが存在していた。なので、この原因は、オンボードのオーディオデバイスのドライバが認識されていないためだと思われます。

このPCに使用しているマザーボードをググってドライバ一式をダウンロードしようと試みたのですが、、、、さすがに製品が廃盤になってから久しく、ドライバが存在してませんでした。(ほかのサイトにもないか、ググり回ったが見つからず9

そこで、各デバイスごとに、それにドライバを見つけてはダウンロードすることに。

しかし、残念ながらオンボードのオーディオデバイスのドライバは見つけることができませんでした。。。

なので、仕方なくヤフオクでWin95のドライバを含んだサウンドカードを落札しようと思いつつ、もうひとつWin95の利用目的として考えていた、SCSIカードを増設して、NEC PC-98のブートディスクをつくろうとも考えていたのですが、こちらのほうは、そもそもSCSI1または2のHDD自体が入手困難であったということで、あえなく断念。

そうなると、タワー型のこのPCが、単にWin95を起動させるだけのためにこれだけ場所をとって(モニタやキーボードとマウスを操作する場所)眠らせておくのは邪魔でしかないと思うようになり(実際に使おうとするのもキーボードとマウスを置く場所を確保するのに大変)、肝心なサウンドカードについても、(安いけど)入手するのがもったいなくなってきました。(むしろめんどくさい!)

実際にこれを使って、久しぶりにWin95でアプリを作成しようとVisual C++などをインストールして作業したところ、MiniATXマザーボードですが、ハイタワー型の筐体であったため、邪魔で仕方なく床においたところ、モニタやキーボード&マウスが机に届かず、筐体の上に奥は目になり、すると操作の姿勢がきつくて長時間作業することができない。

このような状況で本プロジェクトも下火(=モチベーションの低下)になりつつあった頃、ヤフオクでいろいろ物色していると、往年のIBMノートPCでWin95が動く商品がオークションにかかっているのを発掘!

これで利用および保管場所の問題が解消されると、いままで取り掛かってきたタワー型の自作PCでのWin95実現計画を中止して、IBMノートPCでWin95PCを作ろう計画に路線変更することとしました。

しかし、この変更も茨の道を進むことになるとは、少しも想像しておりませんでした。。。。

実食#6.MRE Menu14:「Creamy Spinach Fettuccine」

内容物一式

<お品書き>

  • ほうれん草とホワイトクリームのフィットチーネ
  • クラッカー(2枚)
  • チョコレート風味のプロテインドリンク(粉末)
  • ピーナッツバター
  • チョコレート風味のエナジーバー
  • ハニーマスタードとたまねぎ風味のプレッツェル
  • タバスコ、塩
  • コーヒー、砂糖、粉ミルク
  • その他、スプーン・お手拭・ティッシュ・ガムなど。。。
DSC_0195

メイン料理はやはり、 ほうれん草とホワイトクリームのフィットチーネ 。パスタ系は初めてなので気になります!タバスコが入っているけど、これはこのパスタにかけるのでしょうか。。。YouTubeのレビューでは高評価のプレッツェルやチョコレート風味のエナジーバーも初めて当たったので期待大ですし、プロテインドリンクはYouTubeのレビューにあがっていない初モノですが、ザバスのチョコ風味のプロテインドリンクは飲んでいたので、それとの比較となりそうです。

<レビュー>

今回、 ほうれん草とホワイトクリームのフィットチーネ は、付属のヒートパックで温めてみることにしました。また、ついでにコーヒーも水+コーヒー粉+粉ミルク+砂糖を 付属の計量パックに入れて 混ぜて温めました。レトルトパックのパスタはコシがなかったりするので、不安ながらメイン料理を一口・・・・。

開口一番、「まずい!」

メインのフィットチーネは、思っていたとおり、腰のないドロンとしたパスタで気持ち悪い上に、ほうれん草クリームが藻のような感じしかせず、材料を単に混ぜただけののぺっとしたインパクトのない味。かといって、これにタバスコを入れても、ぜんぜんクリームソースに合わないし、塩だけで何とか食べきったという感じでした。タバスコ入れるくらいならコショウをいれておけよって思いました。

さらにこの上を行くものがありました。それは、プレッツェル!この味はもう、ぞうきんを食べたらこんな味では?というくらいの不味さ。 人が食えるような味ではありませんでした。

あとは、チョコ風味のエナジーバーとプロテインジュース。これらも同じチョコ風味ですが、それぞれ違うチョコ”風味”で、一緒に食べても、別々に食べてもあまりおいしいとは思えず、メインやプレッツェルが最悪なかの残りの希望だったのに、残念な結果でした。

さらに、可もなく不可もない定番のクラッカー&ピーナッツバター。

これだけ甘甘でしたら、ピーナッツバターではなくチーズスプレッドがほしかった。あと、コーヒーも。

飲み物も、色が毒々しく味もアメリカチックなゲータレードのような感じでした。

これまで食べたメニューの中ですべてにおいて不味いと感じた、まったく散々なミリ飯実食でした。。。。

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