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ThinkpadノートPCをWin95マシンにする

ここでは、いままで行ってきたWindows95のインストール作業で得られたスキルと経験を生かし、私の大好きな”IBM Thinkpad”(ノートPCといえば、Thinkpad!とくにXシリーズ)にWindows95をインストールすることにしました。

歴史が長く幅広いラインナップを有するThinkpad製品シリーズから、この事案の要件にできるだけあっている製品をできるだけ安く見つけるために、いつもお世話になっているヤフオクの出品商品の中から、その時点ベストフィットなものを探し出すこととしました。

そして、最終的に購入したのが、「IBM Thinkpad 240」なのです。

しかしながら、実のところ、すぐに「IBM Thinkpad 240」に決まったわけではなく、その前に2台ほど購入しております。その経緯を簡単に以下につづります。

初代は、Thinkpad 385ED。これは、CPUはMMX Pentium、HDD、FDD、CD-ROMドライブ、PCカードスロットをすべて筐体に内蔵するオールインワンタイプのノートパソコンで、バンドルOSはWindows95と、この事案を実現するにはもっともふさわしいスペックであった。ただし、USBポートとPCカードスロットはCardBus非対応というのが残念なところ。

これを、ヤフオクで見つけるなり、スペックをチェックの上、付属品や状態も悪くなかったことから、¥5,000ぐらいで落札。

商品が到着すると早速開梱して、押し入れに眠っていた手持ちのFD版Win95インストールメディアでインストールを開始。最初は快調進んでいたのですが、6・7枚ぐらいのところで、FDを読み込まなくなってしまった!

やはり壊れていたか。。。とあきらめ、FD版に付属のブートFDと、手持ちにあったWin95インストールCDを使って、再度インストールを試みることにしました。

ところが、(当然なのかもしれませんが・・・)FD版のブートFDには、CD-ROMドライブのドライバなどは組み込まれておらず、CD-ROMの中にアクセスすることもできませんでした。。。。

そこで、先人達のお知恵を拝借しようとググってみたところ、内蔵HDDをシステムインストール領域と、Win95インストールメディア内のファイルをまるっと単にファイルコピーしておき、ブートFDで起動後、Win95インストールメディア領域に移って、そのなかのSETUP.exeを実行することでインストールが実施できるとのこと。

これを試してみようと、385EDを分解して内蔵HDDを取り出し、これをLinuxパソコンにUSB-IDE変換ケーブルを介して接続して、”fdisk”コマンドで、上述のとおり2つの領域に分けて、パーティションを作成しました。

# fdisk -l
<省略>
Disk /dev/sdc: 2.9 GiB, 3080060928 bytes, 6015744 sectors
Disk model: -23080
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x3289f072
Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/sdc1 * 63 4096511 4096449 2G 6 FAT16
/dev/sdc2 4096512 6007679 1911168 933.2M 5 Extended
/dev/sdc5 4096575 6007679 1911105 933.2M 6 FAT16
root@yspc465:~#


root@yspc465:~# mkdosfs -c -v -F 16 /dev/sdc1

root@yspc465:~# mkdosfs -c -v -F 16 /dev/sdc5

※上記のように、3GBの容量を1つの基本パーティション(1GB)と1つの拡張パーティション(2GB)に分け、いずれもパーティションタイプを”FAT16”(ID:6の方)で領域を確保。(後者のパーティションがインストールCDの中身をコピーする先となる)

※また、ポイントとしては、/dev/sdc1のブートの*マークがついていることと、スタートセクター位置が”63”ところでしょう。ここに、Win95をインストールすることになるのですが、このような構成になってないと、インストールできても起動できないという失敗状態に陥ることに。

そして次に、それぞれをFAT16形式でフォーマット。(ただし、ddコマンドでコピーする場合は実施不要)

ちなみに、ここでなぜあえてLinuxパソコンを使ったのかというと、まず1つは、自身が普段使用しているノートパソコンがLinuxであったということ。もちろん、光学ドライブが使える・使いやすかったこと、当初はddコマンドでCDの中身をイメージコピーする方法で考えていたためです。

インストールメディア領域(2GB)のほうに、FAT16でフォーマットしたのちマウントして、そこに Win95インストールCD 内のすべてのファイル&フォルダを、単純コピーして移した。(最初のころは、ddコマンドでインストールメディアのイメージコピーで行っていたが、300MB程度しかなく、さらに後述のドライバファイルを追加で格納することになるので、先人の経験を参考に、単純ファイルコピーに切り替えました。)

(のちの投稿では、パーティション作成やフォーマットは、セットアップ起動ディスク(またはWindows95や98OSで作成した修復ディスク)からも実行しています。そしてこの後、PCからいったん取り出し、普段使用されている別のWinPCに、USB-IDE変換ケーブルなどでつなげ、インストールCDの中身をコピペするというように、手順変更。)

以上、先人たちの知恵を拝借して、Windows95のインストールはつつがなく終えることができ、久方ぶりに念願のWindows95の起動画面を直に目にすることができました!とても感慨深いです!!

しかしながら、その感激もつかの間、待っていても、あの起動音が流れてこなかった。。。。

これは、デバイスマネージャを見るとかなりの数の不明デバイスが存在し、認識済みのデバイスの中から、サウンドカードデバイスが見当たらないので、その不明デバイスの中に埋もれていると思われます。当該製品に付属するインストールメディアでインストールしたのではなく、標準のWin95インストールメディアからのインストールなので、これは当然の結果。。。

そのドライバを入手するには、、、、とりあえずググってみたところ、あるサイトでThinkpad系のドライバをかなりの量を所蔵しているところを見つけ、そこからサウンドカードなど当該製品のWindows95用のドライバをもろもろダウンロードして、適用していった。

この努力?の結果、画面いっぱいに、あのWindowsの空に浮かぶ窓をデザインしたロゴと、その後から、あの起動音のピアノ音がフェードアウトしていくの聴いて、懐かしさのあまり感無量でした。

あとは、このWin95でプログラム開発を行うため、手持ちのVisual C++ 6.0や、歴史観を表すためだけに、わざわざオークションで Office97を 落札してインストールし、ますます当時のWindows95パソコンとしての面影がはっきり現れてきたように思えます。

あとは、さらに、データのやり取りがFDだと1.44MBしかないので、(当時は一部の大企業ぐらいでしかなかったと思われるEthernetでの)LAN接続も実現させようと、PCカード型のLANカード(TDK LAK-CD021BX)をさらにヤフオクで落札し、自宅LANのPCとPINGレベルでアクセスできるようになって、これから当時できなかった分たくさん遊び倒してやろうと大変満足していた矢先、

HDDから息切れかと思わせるようなヘッドがディスク上を一通り検出して元の位置に戻るときに発する異音が頻発するようになったので、内蔵HDDをCFカード化してやろうと、さらにヤフオクでCF-IDE変換コネクタや1GB前後のCFカードを落札して、HDDと交換しようと思ったのだが、これが悲劇を生む結果に。。。。

最初Windows95をインストールしたときの手順と同じく、パーティションを区切って、CDの内容をコピーしてそこからセットアップを開始させようと試みたのだが、何度やってもCFカードを認識してくれず、SETUP.exeにアクセスすることすらできない状態に陥ってしまった。CFカードを変えたり、CF-IDE変換コネクタを別のものに変えたりしても、状況変わらずという状態だったので、やむをえずこの追加計画は中止とすることにしました。

さらにこのとき、すでにこのノートPCの筐体にはあちこちでひび割れを起こしていました。落札当初は写真で提示された許容できる範囲であったのですが、おそらくHDDをCFカードにする計画で、何度も本体をあけたり閉めたりして、バキバキというかポロポロと、おそらく、経年劣化で当時の(現在と比べて) 粗悪なプラスチックが、脆くなってしまったのでしょう。。。 筐体のプラスチックは、ひび割れしてきてはそこからさらに破片となって、みるみるうちに、筐体のほとんどがバッキバキに割れて、とうとう筐体としての程を成さなくなってもはやボロボロ。。。。

なので、これでのWin95PC製作はあきらめ、分解してまたいつかヤフオクで同型のものが出展され他と機の修理用にとっておくことにしました。

それから1年もたたないうちに、Thinkpad 560Xが出品されていました。スペックを確認したところ、これもスペック的には385EDに引けをとらないほどの代物。こうなったら、もう即落札してGet!

ちなみに、この560Xのスペックを簡単に述べると、バンドルOSはWin95であるのは当然のこと、CPUはMMX Pentium、2.1GBの内蔵HDD、PCカードスロットはCardBus対応で、しかもUSBポートが付いているという、前述の385EDよりもおいしい機能が搭載!

しかし、FDDとCDROMドライブは、共に外付けになっていて、とくにCDROMドライブは(FDDのように専用インタフェースポートではなく)ATAPIインタフェースカードをPCカードスロットに接続するタイプでした。なお、落札したときの商品には運よく両方とも 付属品として 付いていました!

ただし、リカバリCDはついていなかった。。。。(また、先述のサイトからダウンロードしてこなければ。)

それでも、状態は良く、ひび割れも見た目確認できないほどであった。なので喜び勇んで、Windows95をインストールを実施。(方法は、前述の385EDと同様)

ドライバファイルも、365EDのときにお世話になったサイトから一通りダウンローすることができ、Win95インストール後、ドライバファイルを読み込ませていった。しかし、PCカードドライブのドライバが適用できず、正常に認識できない状態のまま、解決することはできず、結果お蔵入りに。。。。(せっかくCDROMドライブとATAPIインタフェースPCカードがついてきたのに、活用することができなかった)

こんな状況のなか、 ちょうどいいタイミングで 、ヤフオクであらたに、Thinkpad 240が出品されていたので、これまた速攻でゲット!!本事案はここでようやく落ち着くことができました。

こちらも先の2台同様の方法で、Win95をインストールし、先述のドライバダウンロードサイトで適合するドライバファイルをダウンロードして、なんだかんだでモデム以外のすべてのH/Wを利用可能な状態にすることができた。

出品の状態としては、状態も中古でこの年代のノートPCであるにもかかわらず、すごくよく、付属品も CDROMドライブとATAPIインタフェースPCカードがついてきたり、リカバリCDもついてきたり、動作確認目的で、MS-DOS 6.2v(日本語版)インストールFD付とかなり満足できる商品でした。

強いて、不満な点を強いてあげると、CPUが次世代のMobile Celeron、バンドルOSはWindows98であったことぐらいだった。それ以外は、先述のTP560Xとおなじ。しかも、付属品のPCカードおよび外部電源アダプタ不要のCDROMドライブ、出品者が作成してくれたブートFDと製品付属のリカバリCDもあった。

ただし、これを使ってセットアップすると、バンドルOSのWin98になってしまうし、とりあえず使ってみたが、途中で失敗してセットアップできなかった。Win98といえば、WinOSとしては、Win7、XP、に次ぐ名OS(厳密には98SE)であるが、いまのところWin98にすることはどうでもいいので)

以上、無駄に長くなってしまいましたが、次からは、このTP240でのWin95OSでのセットアップ作業手順を記します。

Windows95の復活!!(その3)

前回の続きから、、、

Windows95のインストールは、セットアップウィザードにしたがい、何気なく進めていくだけで、無事完了!

再起動して、いざWin95開眼!

・・・・まぁ、、、とりあえずWin95は立ち上がった。

というのも、Win95の起動音を聞けると思って期待していたのだけど、音が出ない。

もちろん、スピーカ(ではなくヘッドフォン)をつなげているにもかかわらずだ。

デバイスマネージャを開くと、結構な数の不明デバイスが存在していた。なので、この原因は、オンボードのオーディオデバイスのドライバが認識されていないためだと思われます。

このPCに使用しているマザーボードをググってドライバ一式をダウンロードしようと試みたのですが、、、、さすがに製品が廃盤になってから久しく、ドライバが存在してませんでした。(ほかのサイトにもないか、ググり回ったが見つからず9

そこで、各デバイスごとに、それにドライバを見つけてはダウンロードすることに。

しかし、残念ながらオンボードのオーディオデバイスのドライバは見つけることができませんでした。。。

なので、仕方なくヤフオクでWin95のドライバを含んだサウンドカードを落札しようと思いつつ、もうひとつWin95の利用目的として考えていた、SCSIカードを増設して、NEC PC-98のブートディスクをつくろうとも考えていたのですが、こちらのほうは、そもそもSCSI1または2のHDD自体が入手困難であったということで、あえなく断念。

そうなると、タワー型のこのPCが、単にWin95を起動させるだけのためにこれだけ場所をとって(モニタやキーボードとマウスを操作する場所)眠らせておくのは邪魔でしかないと思うようになり(実際に使おうとするのもキーボードとマウスを置く場所を確保するのに大変)、肝心なサウンドカードについても、(安いけど)入手するのがもったいなくなってきました。(むしろめんどくさい!)

実際にこれを使って、久しぶりにWin95でアプリを作成しようとVisual C++などをインストールして作業したところ、MiniATXマザーボードですが、ハイタワー型の筐体であったため、邪魔で仕方なく床においたところ、モニタやキーボード&マウスが机に届かず、筐体の上に奥は目になり、すると操作の姿勢がきつくて長時間作業することができない。

このような状況で本プロジェクトも下火(=モチベーションの低下)になりつつあった頃、ヤフオクでいろいろ物色していると、往年のIBMノートPCでWin95が動く商品がオークションにかかっているのを発掘!

これで利用および保管場所の問題が解消されると、いままで取り掛かってきたタワー型の自作PCでのWin95実現計画を中止して、IBMノートPCでWin95PCを作ろう計画に路線変更することとしました。

しかし、この変更も茨の道を進むことになるとは、少しも想像しておりませんでした。。。。

実食#6.MRE Menu14:「Creamy Spinach Fettuccine」

内容物一式

<お品書き>

  • ほうれん草とホワイトクリームのフィットチーネ
  • クラッカー(2枚)
  • チョコレート風味のプロテインドリンク(粉末)
  • ピーナッツバター
  • チョコレート風味のエナジーバー
  • ハニーマスタードとたまねぎ風味のプレッツェル
  • タバスコ、塩
  • コーヒー、砂糖、粉ミルク
  • その他、スプーン・お手拭・ティッシュ・ガムなど。。。
DSC_0195

メイン料理はやはり、 ほうれん草とホワイトクリームのフィットチーネ 。パスタ系は初めてなので気になります!タバスコが入っているけど、これはこのパスタにかけるのでしょうか。。。YouTubeのレビューでは高評価のプレッツェルやチョコレート風味のエナジーバーも初めて当たったので期待大ですし、プロテインドリンクはYouTubeのレビューにあがっていない初モノですが、ザバスのチョコ風味のプロテインドリンクは飲んでいたので、それとの比較となりそうです。

<レビュー>

今回、 ほうれん草とホワイトクリームのフィットチーネ は、付属のヒートパックで温めてみることにしました。また、ついでにコーヒーも水+コーヒー粉+粉ミルク+砂糖を 付属の計量パックに入れて 混ぜて温めました。レトルトパックのパスタはコシがなかったりするので、不安ながらメイン料理を一口・・・・。

開口一番、「まずい!」

メインのフィットチーネは、思っていたとおり、腰のないドロンとしたパスタで気持ち悪い上に、ほうれん草クリームが藻のような感じしかせず、材料を単に混ぜただけののぺっとしたインパクトのない味。かといって、これにタバスコを入れても、ぜんぜんクリームソースに合わないし、塩だけで何とか食べきったという感じでした。タバスコ入れるくらいならコショウをいれておけよって思いました。

さらにこの上を行くものがありました。それは、プレッツェル!この味はもう、ぞうきんを食べたらこんな味では?というくらいの不味さ。 人が食えるような味ではありませんでした。

あとは、チョコ風味のエナジーバーとプロテインジュース。これらも同じチョコ風味ですが、それぞれ違うチョコ”風味”で、一緒に食べても、別々に食べてもあまりおいしいとは思えず、メインやプレッツェルが最悪なかの残りの希望だったのに、残念な結果でした。

さらに、可もなく不可もない定番のクラッカー&ピーナッツバター。

これだけ甘甘でしたら、ピーナッツバターではなくチーズスプレッドがほしかった。あと、コーヒーも。

飲み物も、色が毒々しく味もアメリカチックなゲータレードのような感じでした。

これまで食べたメニューの中ですべてにおいて不味いと感じた、まったく散々なミリ飯実食でした。。。。

<戻る>

Windows95の復活!!(その2)

では、早速Windows95のインストールにとりかかります。

必要なものは、製品版パッケージに同梱の「Windows95 With USB Support(OSR2)インストールメディア」と「Windows95起動ディスケット」。

Win95インストールメディア一式
Win95インストールメディア一式

そして、このWin95OSのインストール先となるシステムドライブ。

Win95インストール先HDD
Win95インストール先HDD

使うメディアは、上図のようにCF-IDE変換コネクターに取り付け、さらにこれをターゲットPCのIDEケーブル(今回Win95をインストールするPCが特殊な構造のため、内蔵HDDリムーバルキットを使用)に接続して使用する。

なお、Win95をインストールするシステムディスクには、前回の前提仕様から2GB未満なので、できるだけ小容量のHDDを探したんだけど、やはり今の時代数ギガのHDDなんて化石品。ヤフオクでも動作未確認の癖に5,000円以上もする。

博打で購入するのはリスクが高すぎるし、 生誕半世紀後の復活祭を想定して、それまで動きつづけてくれるような耐久性(というよりも耐衝撃性)を考慮して、HDDではなく、 ちょうどよく持ち合わせていた1GBの CFカードを使用することとした。

コレクションとしてのWin95PCであれば、1GBの容量もあれば容量不足になることは皆無だろうと、CFカードをすべて使うつもりだったのですが、ここでWin95導入で一番の問題点に引っかかりました。

それは、Win95CD-ROMで直接ブートできない!さらには読み込むことすらできないい!!ということです。

今というか、わたしがPCをいじり始めたかなり前からもこんなことはなかったはず!なのに、インストールの最初からつまづくなんて屈辱的!!

とはいうものの、そもそも小生、Win95パソコンなんて、一度も組み立てたことがないのです。この歳でWin95は初体験なのです!(それを思い出しました)

当時の皆さんはどうしていたんだろうと、いろいろググってみたところ、、、

  • Windows95起動ディスケット(FD)でまずはPCをブートする。
  • このFDには、あらかじめCD-ROMドライブのドライバを追加して利用可能にすること。(一応、記載済みであるが、インストールするPCのCD-ROMドライブの接続構成においては、要修正となる)

” Windows95起動ディスケット”のAutoexec.batおよびConfig.sysの中を開くと、前者には”MSCDEX.EXE /D:MSCD001 /K /M:10 /L:R”の一行が、後者には”DEVICE=KMEATAPI.SYS /D:MSCD001 /P:S /O:M”の一行が記載されているとともに、それぞれの実行ファイル( MSCDEX.EXE )およびシステムファイル( KMEATAPI.SYS )も同ディスケット内に存在することを確認できたので、とりあえずこれでよいかと思い、インストール開始!

しかし、、、、なぜか、このPCに実装している光学ドライブは、DVD・CD-Rドライブで、付属のブートFDでは認識されなかった。

なので、ググりながらいろいろとオプションの値を変えてみるが、 どうやっても利用可能にすることができなかった。

そこで、いろいろとWin95インストールについてググりまくると、未来の私と同じ状況を、先人も経験している方が少なからずいたようで、その先人の知恵を拝借して、以下の代替手順でWin95インストールを実施することにした。

まず、(1GBしかない)CFカードを2つのパーティションに分けて、一方をWin95をインストールするシステムドライブとして、もう一方にインストールメディアの内容をまるごとコピーします。

なお、小生は、このパーティション作成作業を、LinuxPC(PCカードスロットを持っているノートPCがこれしかなかったというのが理由)で下記パーティション構成を作成した。

pi@debian:~$ sudo /sbin/fdisk -l
Disk /dev/sdb: 999.1 MiB, 1047674880 bytes, 2046240 sectors
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x9f1e6ca8

Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/sdb1 * 2048 1050623 1048576 512M 6 FAT16
/dev/sdb2 1050624 2046239 995616 486.1M 6 FAT16
pi@debian:~$

ポイントは、パーティションタイプをFAT(16)にすることと、システムドライブ用のパーティション(sdb1)をブート可能に設定すること。

参考)この作業は、Win95インストールメディアのブートFD内に実装されている”FDISK”(もしくは”PHDISK”コマンド)を使うことにより、(本手順よりも簡単に)パーティションを作成することができると思われる。

このCFカードをLinuxPCから取り出して、Win95にするPCに取り付けた後、電源をONする!

まずは、このCFカードが使えるかどうか、すなわち、(ブート中、”DEL”キーを押して) BIOS画面を表示させて、CFカードが内蔵IDEのドライブと認識できていることを確認する。

認識できていたら、あらためてwindows95 のインストール作業を開始します。

まずは、ターゲットPCのFDDにブートディスクを挿入して、このFDからブートさせます。(もし、このPCに実装しているCDドライブが認識できそうなものであるなら、CD-ROMのほうも、挿入しておくこと)

ブートしてしばらく待つと、(やはり)”CDドライブが利用できない状態のため、「Windows95のセットアップを実行するか?”の確認メッセージが表示されるので、ここで中断するための”N”を入力する。

Win95をインストールするターゲットドライブを確認するため、下記コマンドを実行する。

>fdisk /status

実行結果にて、(ターゲットPCに前述の1GBのCFカードしか実装されていない場合、)ひとつのディスク(ディスクNo.1)の総容量999(Mバイト)が表示され、C:ドライブとD:ドライブが表示されていることを確認する。(さらに、fdiskコマンドを単体で実行すると、選択形式でさらに詳細の情報が表示される。ここでパーティションを作ることも可能)

下記のコマンドを実行して、システムドライブをフォーマット(システム不要の通常フォーマットで)を実施する。(C:ドライブが通常インストールターゲットドライブとなる)

>format c: /v:W95SYSvol

ちなみに、/vオプションは、ボリュームラベルの記述を表す。(なくてもいいです)

Windows95をインストールを開始するには、あらかじめCFカードを2つに分け、ブートパーティションにしなかったほうにコピーしたWin95インストールCD-ROMのファイルの中から、”SETUP.EXE”を実行します。

>D:
>SETUP.EXE

最初にchkdskが走り、ターゲットドライブに以上がないことを確認して終了すると、立て続けに、Windows95セットアップウィザードが開始します。(この進め方については、失敗するようなことはないかとおもうので省略します)

Windows95の復活!!(その1)

現在、2019年。来年は東京オリンピックが控える2020年、誰もが個人でパソコンを持ち、手軽にインターネットに接続し、ゲームやショッピングなど便利で夢のような様々なインターネットコンテンツを楽しむことができるようになった。しかも、個人の情報端末はノートPCから、薄型軽量で手軽に持ち運べ、キーボード不要で指のタッチであらゆる操作ができるスマートフォンとなっている。

この便利でお手軽さに満たされたこの時勢に対して、不便ながらも希望に満ちた未来を夢見た、古き良き時代に起こったパソコン革命とも言えるあの出来事を、ふと思い出した。

それは、世間を大いに賑わせたWindows95の発売!気がつくとあの日から、早4半世紀。当時は、インターネットもままならなかった時代。ちなみに小生はこの時代、大学生でMacにカブれていて(というか、当時、洗練されたGUIデザインのMacOSに比べたら、Win95のGUIなんてバッタもんにしか思えなかった)Windows95にはほとんど触っていませんでした。なので、それほどWindows95にほとんど思い入れはありませんでした。

しかし、ここ最近、Youtubeなどの昔の秋葉原の映像/動画を見て、懐かしさに触発されて、それよりも前の80年代に日本で繁栄したNEC PC-98をいじるようになったので、この流れでこのPC-98をWindows95にするネタを先に思いついたのですが、、、

さすがに、まだPC98についての知識が乏しいので、難易度が高く、困難であろうことが予想されるので、ここは安牌に、使わなくなって捨てる予定となっていた、自作DOS/Vパソコン(タワー型)をWindows95パソコンに仕立ててみては!と方針を修正することに。

そこで、今時分を勝手にWin95四半世紀生誕祭として、自作パソコンでWin95パソコンを復活させることにしました!

まずは、このPCのスペックについて。。。

インターネットで同じことをしている先人達の情報をまとめると、下記のスペックが前提となるようです。

1.CPUのクロック数は、2.2GHz未満のx86系CPU。

2.メモリは、512MBまで。

3.ブート可能なFDDおよびMS-DOSのシステムの入ったブートディスク(ディスケット)が必要。

これは、OSインストールメディアがCD-ROM版であっても同じです。つまり、現在では当たり前のOSインストールCDを使ってのブートインストールはできません。そこでCD-ROM版にも、”セットアップ起動ディスク”なるものが同梱していますので、インストールにはこれを使います。(ちなみに、Win95をインストール済みのものがあれば、インストール中に作成される復旧ディスクでもいいかもしれません)

余談ですが、、、Windows95には、CD-ROM版のほかに、フロッピーディスク(FD)版もありました。(私はなぜかこちらのほうをパッケージ版で持っていました。何に使ったんだろう。。。記憶にない。)このFD版には、FDがなんと30枚近く?(それ以上?)あり、これを繰り返し入れ替えて読み込ませるという、地獄の作業が想像されます。(今回、これを押入れから取り出して、いざ読み込ませてみたら、5・6枚付近で読み込みできないフロッピーが出てきて、インストールが完遂できませんでした)

4.また、このブートディスクにおいては、CD-ROM版の場合、”認識可能な”CD-ROMドライブが必要。(CD-ROM版付属の”セットアップ起動ディスク”にはCD-ROMドライブのためのドライバが同梱済み)

注)ただし、このドライバでは認識しない光学ドライブ(DVDドライブやCD-Rドライブ)があるので、本手順では、CD-ROM版のインストールメディアであっても、CDドライブは使用しません。

5.キーボード&マウスは、(インストールブート時はMS-DOSのため)USBのものだと非対応となります。導入時には両方共PS/2接続のものが必要となります。

6.HDDは、IDEタイプのもの。パーティションサイズはファイルシステムFAT(16)にて最大2GBまで。(だからといって、IDE-HDDのサイズが2GBである必要はありません)

7.AGP拡張スロットに非対応のため、マザーボードに実装されているGPUもしくはPCIスロット用グラフィックボードが必要。

以上を踏まえて、我が家のガラクタの中から該当する自作DOS/Vパソコンが見つかりましたので、このスペックについて以下に記します。

・「CPU」・・・運良く廃棄予定のDOS/V自作PCには、”Intel Pentium Ⅲ 1.0GHz”がマザーボードに載っていたので、上述の前提スペック1に該当するのでこれを使用することにしました。

・「マザーボード」・・・廃棄予定のDOS/V自作PCには、”A-Open MX3S-T”が使われており、特に故障箇所がなかったので、これをこのまま利用。当然、前提仕様1、3、5、6を満たし、製品としても対応OSとしてWindows95も含まれていたので、これを使用することに決定。

・「HDD」・・・ 中古のIDE-HDDは今でも入手可能ではあるが、容量は100GB以上がザラで大きすぎて、まれにジャンクで80GBの代物もあったりするが、まさにジャンクで使えなかったり、使えたとしてもすぐに壊れてしまうものが多い。おそらく、大容量でも前述の前提仕様で、2GBにパーティションを切ってしまえば問題ないこととは思われるが、今後のことを考え(HDDが壊れるよりも飽きてしまうのが早いのかもしれないが)、CFカードを使うことにした。

これだと(品質の良い中古でも)MB単位のものもあり、今でも新品でひと桁GB容量のものも入手できる。実際今回は、ヤフオクで1GBの中古CFカードを入手。

・「メモリ」・・・当該PCには、256MBのメモリモジュール✕2本で最大搭載容量の512MBが実装されていましたが、(マザーボード上の)共有ディスクが1024KBあり、512MBを超える?事になるかもということで、一本抜いて確実な256MBにしました。

・「キーボード&マウス」・・・ジャンクショップでPS/2のものを購入。

・「その他」・・・マザーボードに付属のドライバCDがなかったので、LANポートとサウンドポートが認識できず、PCIスロットに増設。ちなみに、増設したLANカードは、玄人志向の「GbE-PCI2」を使用。

ちなみに、費用ですが、、、、

上述のとおりほとんどが、自宅にあったものなので、追加購入したものといえば、、、

・CFカード(中古1GB)・・・・オークションで、¥600

・CF-IDE変換アダプタ・・・Amazonで、¥719

・PS/2キーボード(中古)・・・・秋葉原のジャンクショップで、¥1,000ぐらい

・PS/2マウス(中古)・・・秋葉原のジャンクショップで、¥500ぐらい

・Windows95インストールメディア(中古)・・・ヤフオクで、¥3,500ぐらい

・サウンドカード(中古)・・・・ヤフオクで、¥1,000ぐらい(見込み)

以上、総額5,000円にも満たない出費で出来上がりました!

ベースのPC自体は今回家にあった廃棄予定PCを使ったので出費は微々たるものでしたが、すべて中古で買いそろえるとなると、アキバにジャンクショップが少なくなってきた今時分、難しいかもしれません。

(部品相性問題や、動作しない故障品をつかまされたり、すぐ壊れてしまうってことなどで、スペックの割りに出費が高くつくかと思われます)

劇場版 コードギアス 復活のルルーシュ

先刻UPした劇場版 ユーフォのついでに、来年SHIROBAKOが劇場版公開となることを知り、懸念するところがあるので、記すことにしました。。。

先に上映された劇場版三部作の続きのストーリ(いずれにしろ続編)ということで、事前にこれら3部作を見て復習したうえで、映画館へ向かったのですが、、、

先に言ってしまうと、 この作品に対する感想 は、予習した甲斐がないというか、予習しないほうが良かったみたいで、映画館で金を払ってみるほどではなかった。。。という感想です。

そもそも、テレビシリーズで最後にきれいに話にオチがついた作品の続編というのは、大概あまりいい印象をもった記憶がないです。(Zを見た後だと、ガンダムの「逆襲のシャー」もなんで改めてアムロとシャーが対峙したのかの理由がぴんと来ないし)

(テレビシリーズでも)劇場版三部作でも、ルルーシュは、とうとう世界を我が手に納めたが、それにいたるまでに多くの人を手にかけてきたという罪深さを持ち続け、最後にこの世界が本当によき方向へ向かうためにと、自らの命を引き換えに、公の前で史上最悪の暴君という汚名を着たまま、正義(不屈)の象徴となったゼロとなったスザクに暗殺されるという、自ら描いたシナリオで幕を引いたこの作品。

もう、これだけで完全無欠で、これ以上、さらなる劇的な新たなストーリーを付け加えるなんて、無理というか蛇足というか、正直無駄だったのではないでしょうか。

三部作を含め、いままでのコードギアスを全否定するような、(記憶喪失なのか精神崩壊なのか)ルルーシュが実は生きていたという設定は、正直受け入れられなかった。。。(そのシーンで、もう見る気が失せてしまった)

そして、同窓会的なノリで人気のあるキャラクター(劇中亡くなったユフィ−やシャーリーはさすがに出なかったが)は一通り登場させて、むしろ、当アニメのファンのための二次作品的なファンサービスとしての作品だったのでは?

あと、ラスボスのギアスは、ある意味最強のタイムリープ!

でもそれって、矛盾ないかい?(”C2はギアスにかからないという”前提条件に対して、タイムリープのギアスを発動させたら、C2はどうなる?、そもそもそのギアスは何に対してかかっているのか?)

前作を超える強敵のインパクトを与えるために、伝家の宝刀を恥ずかしげもなく出して、ここまでくると、(ガンダムユニコーンのネオジオングのように)「あーあっ、やっちゃったか。。。」という”無理やり(巨大とか最強とかのボスキャラで)クライマックス作っちゃったみたいな”残念な印象しか残りませんでした。(友人と見たのですが、その後、飲みながら感想を語り合うも、残念な印象しかなく、ありきたりな感想を口にすることすらできず、ただうなずくことしかできませんでした。)

っで、話は変わって、来年公開されるSHIROBAKOについて。

これも、かなりの人気作で、ファンもたくさんいるだろうし、あおいをはじめ高校時代のアニメ同好会のメンバーが、あれからどのように成長したのか、気になって妄想する人は多かったでしょう。

なので、その声を受けてか、満を持して劇場版を製作するにいたったことかと思うのですが、、、これもコードギアス同様、最後はささやかながらも、奇跡的にみんながひとつの作品を作り上げることができ、学生時代のみんなの誓いが叶った。

この”ささやかながらも、奇跡的に ”みんなの願いが叶ったというところで、話の落ちがきれいについたのに、そこからさらに話を続けても、それ以上の感動は期待できないのでは?

だって、おそらくみんなは、時を経るごとに成長し、出世しているだろうし、もうそうなったらみんなでひとつの作品を作り上げることは、今の同人アニメのレベルから察しても、それほどむずかしくはないと思われます。

おそらく、(すべての会社の仕事にもあるような)作品(製品やサービス)を作る苦悩や完成したときの喜びなんかで感動はするかとは思いますが、テレビシリーズの最後の感動をを超えることは難しいのでは。。。

と思いつつ、この予想を大きく覆すような作品になっていることを、少しばかり期待しております。

劇場版 響けユーフォニアム~誓いのフィナーレ~

(かなりい時間が経ってしまいましたが、、、)私の大好きな京アニ作品のひとつである、”ユーフォ”の劇場版新作の第2段にあたるこのタイトルを、満を持して映画館に見に行ってきましたので、その個人的感想を記させていただきます。

ただし、内容はネタバレ的なところもあるので、一度見てから読んでいただくことをおすすめします。

本作の内容は、かなり簡単にまとめると、テレビ版ストーリを継ぐ劇場用新作ということで、あすか先輩たちが抜けた後、2年生(=中間管理職)となった黄前ちゃんたちとやっかいな新入部員との奮闘劇といったところでしょうか。。。

まず、全体的な構成で(マイナス的に)気になったのが、黄前ちゃんと塚本とのシーン。

ここは、結局のところ”保留”ということならば、そんなにカットを入れなくてよかったのではないかと思った。 (ほとんどのファンもそっちの方向性は気にしてないのでは?むろし、もっとレイナとの、あのいつものちょっとあやしい雰囲気のシーンを入れてほしかった!)

また、ひとクセ・ふたクセある新入部員たちと対峙するシーンもすべて黄前ちゃんの周囲の低音パートメンバーに限定され、吹奏楽部という大所帯の難しさという規模感があまり感じられなかった。
これは、最後のコンクールのときでも、相変わらずの緊張感あるシーンではあったが、そのところでいまいち見ている側の気持ちが盛り上がれない感じになりました。
(これは、この時点ではまだ黄前ちゃんは部長になっていないので、その下積みというところなんでしょう。本作最後に部長になったという布石のカットがいれられていたので次回作に期待!)

でも、この作品で一番私の印象に残ったシーンは、一番やっかいな新入部員”奏”が、最後の帰りのバスの中、黄前ちゃんの横で、中学自体のレイナを彷彿させるような、感情をあらわに悔しがるところです。またこの吹奏楽部が強くなっていくだとうと思わせる短いけれど心に残るシーンでした。

自分が新入社員の頃、同じように他とカドがたたない程度に立ち振る舞ってきた黄前ちゃんも、多くの面倒な問題を抱えていたあすか先輩たちと過ごしてきて、感情を惜しげなく出せるようになり、そしてあらたになれない新入生の面倒を見ることで、人間的にも大きく成長した黄前ちゃんの部長での活躍に期待!

ちなみに、今回のコンクールでの楽曲(自由曲)は、みぞれのオーボエとのぞみのフルートが重要なパートのようだったので、この前に公開された「リズと青い鳥」のつながりをもう少し織り込んでもよかったのでは?(というか、私自身見てなかったので、それを見てからのほうがよかったのかも)

この作品での一番の残念なところというか、私の心残りは、あすか先輩の出番がほとんどないこと。劇場版の前作で最後に河岸であすか先輩のユーフォを吹き黄前ちゃんがそれを傍らで静かに聴くシーンが印象深かったので、そこからつながりあえた二人の関係性を本作でも描かれてほしかったのですが。。。(たとえば、奏でと対峙する前などであすか先輩が出てきなにかしら助言(いつもの見透かすような言い回しで)をするようなシーンがあってもよかったのでは?)

いまの黄前ちゃんに少なからず影響を与えた立役者でもあるのに、登場がコンクール会場の1カットだけというのもその部活の伝統を引き継ぐという意味合いでももうちょっとあってもいいような感じで残念でした。


新入部員との感情をぶつけ合うシーンは、とても描写がよかったと思いますが、
その後吹奏楽部全体的に成長していくようなカットが足りないのも、全国大会に出場できなかったからでしょうか。。。
いままで、「響け!ユーフォ・・・」を見てきた、いちファンとして、個人的な要望が多くなりがちですが、作品全体としてもやはり内容がこじんまりとした感じでメリハリがあまり感じられず、クライマックスのコンクールでの一体感を感じさせる演奏シーンに力強さが感じられず、なんだか作品全体としてぼやけた感じがしてならなかったです。(立派な黄前部長となるまでの下積みを描きたかったのかもしれませんね)

高校生活の2年生の時分というのもあるでしょうし、また3部作構成での2作目は、こんな作品の印象になるのは、しかなたいことでしょう。(バックトゥーザフューチャーとか。。。)

なので、高校生最後の3作目に、心から期待してます!!

(あの事件で、、、ユーフォ作品において重要な役割を担ってきた武本・西屋・池田氏へ心からご冥福をお祈りします。)

MS-DOSのファンクションキーについて

一時的な場所に設置したPC-98でMS-DOSのCLI操作を行っていると、作業的にキー入力がキツく、COPYコマンドで長いパスを入力しようとすると誤入力してしまって再度打ち直したり、同じコマンドを入力するにもまた一字ずつを入力してと、かなり面倒で作業が一向に進まない状況に陥っておりました。

LinuxみたいなCLIならではの入力支援機能が、MSDOSにもなかったっけ????と調べたところ、画面下端に表示されているファンクションキーのコマンドがなんとか使えそうとのこと。

そういや、学生時分、はじめてMS-DOSの画面を見たとき、これって何を表してるんだろう?って思ってたけど、実習ではMifesといったテキストエディタを使って長いソースコードを入力していたのと、MS-DOSで入力することはほとんど決まっていたし、バッチファイルで済ませていたのでファンクションキーってほとんど使ってなかった。

なので、あらためてこれについて調べたところ、MS-DOSでは「テンプレート機能」と呼ぶとのこと。
“テンプレート”とは、WindowsOSで言うところのコピペ操作で使用される”クリップボード”といったキー入力のキャッシュみたいなもので、直前に入力実行した入力文字列が自動的にテンプレートに登録されるようです。(実行結果の成否に関係なくすべて登録される)

そこで、いまさらながら、このテンプレート機能と使い方について、調べてまとめてみた。

”C1”(F1キー)・・・テンプレートに登録された入力文字列を頭から1文字ずつ新行にペーストする。 (おそらく、Copy 1charactorの略では?)

”CU”(F2キー)・・・ [F2]キーを押した後に、任意の英数記号1文字を入力することで、テンプレートに登録された文字列のうち、入力した1文字の前までの文字列を新行にペーストする。入力した1文字が文字列に複数個所存在する場合は、繰り返しこの操作を実施することで、次の1文字前までの文字(列)がペーストされていく。
(おそらく、Copy untill ・・・の略では?)


”CA”(F3キー)・・・テンプレートに登録された入力文字列すべてを新行にペーストする。 つまり、直前に実行したコマンドを繰り返して実行するリピート機能にあたる。 (おそらく、Copy all charactorsの略では?)


”S1”(F4キー)・・・ テンプレートに登録された入力文字列を頭から1文字ずつスキップ(=削除)していく。 たとえば、引数は同じだけど、コマンドだけを書き換えて実行したい場合に有効ではないかと思われる。(おそらく、Skip 1charactorの略では?)


”SU”(F5キー)・・・ [F5]キーを押した後に、任意の英数記号1文字を入力することで、テンプレートに登録された文字列のうち、入力した1文字の前までの文字列をスキップ(=削除)する。入力した1文字が文字列に複数個所存在する場合は、繰り返しこの操作を実施することで、次の1文字前までの文字(列)がスキップされていく。
(おそらく、Skip untill ・・・の略では?)


”VOID”(F6キー)・・・ 上述のテンプレートからの文字列の呼び出し操作(=ペースト)を実施すると、ペーストした文字列は、テンプレート上から消えてしまう。そこで、呼び出し操作をキャンセルし、テンプレートに登録された文字列が保存された状態に戻す。この操作を行うと、”¥”が表示され、新行が再表示される。(「void」という英単語の意味が”無効の”ということだから?)


”NWL”(F7キー)・・・ 現在の行にて入力中に[F7]キーを入力すると、実行させずにテンプレートに入力中の文字列をコピーすることができる。また、このとき入力行の末尾(入力中に [F7]キーを押した位置に、”@”記号が表示され、改行された後、プロンプト表示がない編集モード?状態にはいり、上述の各種テンプレート編集機能を駆使して、実行させたいコマンド文を編集することができる。


”INS”(F8キー)・・・ [F7]キーを押してテンプレートの編集モードになったときに、記憶した文字列の前に、コマンドなどの文字列を追加(ないし結合)させたい場合に、この[F8]キーを入力すれば、その後新たに入力した文字(または文字列)とテンプレートに記憶させた文字列を結合(=挿入)させることが可能となる。編集モード中に[F8]キーを押さずに文字列を入力すると、その入力した文字の文、記憶された文字列の頭から文字が差し替えられてしまう。

例)=====================================================

>test.c@ 
“type “と入力した後、[F3](CA)キーを押すと、
        ”type c”となってしまう。
    そこで、[F8]キーを押して、
“type”と入力した後、[F3](CA)キーを押すと、
        ”type test.c”となる。

   =====================================================

”REP”(F9キー)・・・ 前述の”INS”機能の無効化?意味不明。

”^Z”(F10キー)・・・ [CTRL]+[Z]のこと?意味不明。

最後の2つは意味不明状態ですが、、、それ以外はMS-DOSのCLI操作が幾分向上するかと思われるので、忘れないよう積極的に使っていこう!と思う。

MS-DOSのプロンプトを変えてみた。

学生時分、MS-DOSにちょっと詳しい(先輩から教えてもらったとか)人が、実習室のパソコン(もちろんPC98)を使用する際、まずやらかすのが自分専用カスタマイズとして、このDOSプロンプトの変更である。

デフォルトだと、白地でカレントドライブと”>”記号という味気ない表記で、パソコンを操作した経験がない(プロンプトを知らない)人なんかは、隣の学生の入力操作を盗み見る際に、よくプロンプト記号から入力してしまい実行に失敗するというミスが多かった。

そこで、(そういった人たちへの親切心からか?)プロンプトの表示色を白以外の色に変えたり、プロンプトの”>”記号を点滅させたりして、自慢する輩もいた。(私は、そんな面倒なことには興味なかったが、自分で購入した98ノートは白黒液晶で見にくいこともあったので、あとで教えを請い、自分のPCにはちゃっかり実装したという記憶がある)

そこで、(いまさらだが、、、)MS-DOSを再び操作することになり、この変更を再現したくなったので、以下に実装方法を記す。

プロンプトの変更コマンド”prompt”を使用する。

この引数に、下記のパラメータ文字を指定する。(プロンプト表示に使えそうなもの限定)

$t ・・・時刻を表示。書式は、”hh:mm:ss.ss”

$d  ・・・日付を表示書式は、”YYYY-MM-DD(曜日)”

$p ・・・カレントドライブとディレクトリパスの表示

$g ・・・”>”記号を表示

$l(エル) ・・・”<”記号を表示

$b ・・・”|(パイプライン)”記号を表示

$s ・・・空白文字を表示

$v ・・・”MS-DOS バージョン <Ver.番号>”の書式で表示

$n ・・・カレントのドライブ文字のみを表示

$e[<ESCシーケンスコード>m ・・・文字色や点滅、反転など、プロンプト文字の文字属性を設定。

ここで、
<ESCシーケンスコード> は、以下の数値が入る。

0=設定したすべての文字属性をリセットする。(設定し終わったら、最後に必ず入れること。さもないと、ユーザの文字入力の表示にも影響し、分かりづらい)

1=強調文字で表示

4=下線をつける

5=点滅

7=反転

8=シークレット(無表示)

30~37=文字色{黒・赤・緑・黄・青・マゼンタ・シアン・白}

40~47=反転文字の背景色{黒・赤・緑・黄・青・マゼンタ・シアン・白}

なお、うちの環境は、下記のように、プロンプト文字は、カレントディレクトリを表示させて、水色にして”>”記号は点滅させるようにしてます。

promptコマンドを実行しての設定変更は、パソコンを再起動させてしまうと消えてしまい、起動のたびに打ち込むのは面倒なので、a:\autoexec.batに、あらかじめ記載しておくとよい。

今思うと、ディレクトリが多階層になっているところの下層ディレクトリにカレントパスを移動させると、プロンプトだけで入力行の半分近くを占有してしまい、そういったときに見にくいという難点がある。(しかも、カレントディレクトリの確認は、”cd”コマンドで済んでしまうし)

Linuxと同じように”ユーザ名@ホスト名”にしたいところですが、そのようなパラメータ文字は用意されていないので、日時をプロンプトに表示させるのが実用的かもしれません。(ただし、日時両方だとプロンプトが長くなってしまいますが)

画面右上の謎のアイコンにご注意を!

最近、あまり成果物が生み出されていないにもかかわらず、ラズパイもなんだかんだで数が4基(ラズパイ2TypeB✕2+ラズパイ3B+ラズパイzero)となり、これにあわせて使用するラズパイ用電源アダプタも増えていきました。

いずれも、いつか使うだろうと押し入れに蓄えていた廃棄した電子機器に付属のACアダプタから、5V/1A出力を見つけ出しては、コネクタをUSBのものにはんだづけして付け替えたもので、電源アダプタの形状や大きさもまばらで、このため電源タップの口を無駄に塞いでしまう状態となってしまいました。

そこで、ラズパイ一台につき1電源アダプタという無駄を改善しようと、複数のUSBポートをもち、それらに十分な電源を供給できる電源アダプタ(最大8A)を購入して、ラズパイの電源として利用するようになりました。(下図参照)

DSC_0122

そのころから、、、なのか、定かではないですが、いままで見たこともない、四角い小さくて色鮮やかなアイコンが、画面右上(下図中右上のピンクの丸囲み)に表示されるようになったことに気づきました。

初めて目撃した時は、マウスカーソルをそこへ移動させてクリックしても何も起こらないことから、OS(Raspbian)のトレードマークかなと思い続けていたいのですが、、、

どうやら、そうではなく重要なメッセージを表したサインであることをとあるサイトを見て知ることとなり、驚きました。

なんと、この画面右上の謎のアイコンの意味は、ラズパイの供給電源の状況を表しており、出力電流が1A程度でラズパイがなんとか起動できる状態であるときに出現するとのこと。

ちなみにstretchあたりからは、雷マークに替わったようです。

供給電源からの電流量が少なければ、当然ラズパイのUSBポートやGPIOポートの利用に制限がかかり、使えなくなる恐れあり。