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実食#13.MRE Menu 15:「Mexican Style Chicken Stew」

<お品書き>

  • メキシコ風鶏のシチュー
  • チェダーチーズ風味のプレッツェル
  • ベジタブルクラッカー
  • キャンディコートの ピーナッツバター錠
  • ピーナッツスプレッド
  • アップルソース
  • レモネードジュース
  • チョコレートヘーゼルナッツココア
  • 塩、レッドペッパーパウダー
  • ガムほか・・・。
<開封&盛り付け>

<レビュー>

今回、ココアとレモネードジュースは、以前から登場しているので今回は省略しました。(実際にキャンプに行った時に飲みたいので)

まずは、メインディッシュのメキシカンチキンシチューについて。

温めた後、開封して皿に取り出すと、大きい鶏肉がゴロゴロと転がり落ちてくる。しかもたくさん!

我慢できずに一口食べると・・・・うーん!Good!!

コーンも入っているし、いかにもメキシカンな味付けで、臭みなくおいしいと感じました。続いて2口・3口目と食べてしまい、このペースだとあっという間に食べてしまいそうなくらい。強いて言うと、薄味というか水っぽいというか、コクがなくて何か物足りないという感じはありました。(ちょうどよい味付けのメキシカン風シチューに、鶏の水煮の缶詰で水ごと入れてしまった!ていう感じ)

なので、同封の調味料の塩と今回初の赤トウガラシの粉末をかけてみることに。

同梱の調味料たち

すると、、、、うーん、メキシカン!!

赤とうらがらしの粉末は、メキシコだからと言ってそれほど辛いというわけではなく、写真程度にかけても普通にちょいカラ!という程度で塩味も加わり、メキシカンな風味が増しておいしく感じられました。

が、やはりこれだけではコクの物足りなさは解消できず、そこでいったんプレッツエルを口にしたところ、プレッツェルほ香ばしさが加わり、炭水化物で食べ応えも加わり、これでひとつの料理と思えるくらいマリアージュしてました。

プレッツェルのかわりに、クラッカーもあったのでそちらにのせて食べてみると、、、悪くはないですが、プレッツェルにはかないませんでした。

このまま、食べて終わりにしようとして食べ進めて残り1/3となったころに たところ、やはり物足りなさ感が若干残ったので、クラッカーにつけていたアップルソースをかけてみることに。

すると、味に深みができてさらにおいしく生まれ変わったっていう感じになりました!そこで、アップルソースとピーナッツスプレッドを付けたクラッカーと一緒に食べてみるに。

さらに、味に深みとコクが増して、大革命が起きたってくらい?の味の変わり身に驚きで、残り僅かをこのマリアージュで完食してしまいました。

なので、今回のメニューでは、ちょい足し不要で、おいしく食べられるメニューでした。

ちなみに、クラッカーは、どうしても残ってしまうので、ピーナッツスプレッドとアップルソースでたべることになってしまったのですが、ピーナッツスプレッドだけだと、甘みがないうえに粘度の高いペーストで、これだけでクラッカーと食べると、かなり口の水分を持っていかれて、飲み物が欲しくなってしまいます。(そのためのココアなのかもしれません)

しかし、そこにアップルソースが加わると、その甘みと果物のみずみずしさがくわわり、食べやすくなりました。アメリカのピーナッツバターって、このようにジャムとかと一緒に食べるのでは?と思いました。

あと、 ”キャンディコートの ピーナッツバター錠”とは、M&Aのピーナッツバター版といったところで、ピーナツスプレッドと一緒に同梱してるのは、やはりアメリカ人はピーナッツ愛が大きいのでしょうか。。。日本にはないので、新鮮な風味でこれはこれで美味しかったです。(やっぱりチョコのほうがいいけど)

総合評価としては、

ちょい足し不要で これワンパックで満足したということで、 95点!

メキシコ風味の味付けは鉄板ではないでしょうか。おすすめですが、このMREは食料品扱いではないので、実際に購入して食べられる方は、その点ご留意のほど!

実食#12.MRE Menu 4:「Spaghetti with Beef and Sauce」

<内容物>

<お品書き>

  • ビーフソースのスパゲッティ
  • ブラックベリージャム
  • 雑穀スナックパン
  • 干しクランベリー
  • ピーナッツスプレッド
  • ココア
  • ラズベリージュース
  • チェダーチーズ風味のクラッカースナック
  • 塩、ほか・・・。
<開封!&盛り付け>

<レビュー>

今回、ココアとラズベリージュースは、以前から登場しているので今回は省略しました。(実際にキャンプに行った時に飲みたいので)

野外でのパンはありがたいが、MREのスナックパンは独特の臭みがあり、ふんわりとは対極的にぼそぼそとした感じで口の中の水分を全部持っていかれて、そのままでは食べられない。しかも、ピーナッツバターや私が魔法のソースとしてあがめる”ブラックベリージャム”をもってしても、(前者を付ければ)臭みは緩和されるがさらに口の中の水分が持っていかれそうになるし、(後者を付ければ)甘みと湿り気で食べやすくなるものの、臭みが目立ったしまう。

なので、いっそのこと ”ブラックベリージャム” とピーナッツバターを一緒にかけて食べてみたところ、6:4ぐらいの調合で、かなり食べやすく美味しくなった!

ちなみに、ピーナッツバターはかなりあまってしまうので、干しクランベリーと一緒に食べるといいかも(味的にはミックスナッツ&ドライフルーツみたい)

メインディッシュは、味としてはママーのレトルトミートソースで、ひき肉があらびき牛肉になって、短くぶち切ったスパゲッティも一緒にいれてレトルトにした感じ。

当然、パスタは伸びきっていてコシもなく、下手すると見た目はウ○虫が入っているのでは?と一瞬見まがう?ほど(このとき、”The Passiffic”を見てたので・・・)。

このままでは、味は悪くないのだが、全体的にのっぺりしていて、食べるにつれて飽きてくる味。(あの戦闘中の空腹なら、おいしく頂けるでしょうが)

そこで、早速ちょい足しを考えてたのですが。。。

やはり、スパゲッティなのでパルメザンチーズの粉チーズとタバスコでしょう。

後者はなかったので、前者だけかけてみましたが、やはり想像通りgood!

同梱のクラッカーのチーズ風味が、以前食したプレッツェルのように、臭いほどにチーズの風味を持っていれば、一緒に食べて美味しくなったのかも。

とはいえ、コクが付いたのっぺり感は、相変わらず飽きてしまう味。そこで、大量に余る干しクランベリーと一緒に食してみると、、、、干しクランベリーの酸味と甘みと食感が加わり、変化が出てかなり美味しく食べやすくなりました!

であれば!、当然ここで、不味いMRE肉メニューの友、”ブラックベリージャム”の登場!!もちろん、このスパゲッティに少し掛けて食べてみると。。。。

あっ!これ最高!!

ジャム状になっているせいか、干しクランベリーを超える相乗効果!最高のマリアージュ。ぜひお試しあれ!

総合評価としては、

85点!

メインの味は、そのままでも悪くなく、ブラックベリーを和えることで、90点以上ではあったが、やはりスパゲッティが、、、、食感がない分いまいち。。。

クラッカーが塩味もチーズ風味もほとんどなく、今回のメニューの付け合わせとしては不十分に感じられ、こちらも減点要因。

MREのトルティーヤシートにつづき、今回でスナックパンも攻略できたかも。

現在、ダイエット中のせいか、今の私には十分すぎるほど満足できる量(これ1食で一日持つくらい)でした。

実食#11.MRE Menu 2:「Beef Shredded in Barbecue Sauce」

キャンプに行きたいのに、夏で暑いし・・・と、キャンプに行けないフラストレーションからか、少しでものその気分を味わいたくて、また性懲りもなくまたAmazonでポチってしまいました。。。

<内容物一式>

<お品書き>

  • BBQソース味の細切り牛肉
  • ソース味のブラックビーンズ
  • トルティーヤシート
  • ハラペーニョ入りチーズスプレッド
  • クランベリーを干したもの?
  • トロピカルパンチ味ジュース
  • インスタントコーヒー、砂糖、人工甘味料、クリーマー
  • 塩、BBQソース その他。。。
<開封!して盛り付け>

米国料理(MRE限定だけど)を食べなれたせいか、あまり期待高まるインパクトのあるものはないメニュー感がします。。。(とはいえまた肉料理なだと、不安もあり素直に喜べません)

<レビュー>

まずは、メインディッシュから。。。

一口目・・・・、ちょっと臭みが気になるかな。。。けど、そこそこうまい!
肉料理なので、やはり独特の臭みというか風味があと口に残ります。(これは肉事態というよりもソースとか味付けによるものかも?)

でも、そんなに嫌な臭みではないので、慣れるとハマってしまいそうなほど、いい意味で癖のある味付けです。ちなみに牛肉は、細切りなので見た目には肉片が見られないのですが、スプーンで一口、口にすると、細切りではなくこま切れ肉をざく切りにしたくらいの大きさで食感がわかり、食べ応えあります。

しかしその臭みも、付属のBBQソースをかける( BBQ味付けの料理にさらにBBQソースをかけるのもなんですが )ことによって、BBQの二乗効果?で気にならなくなり、しかも、ちょい足しする必要がないほど奥深い味がしてGood!!

さらに、トルティーヤシートにのせて食べれば、なおGood!!
ちなみに、トルティーヤシートは、食べる前にトースターなどで軽く”焼く”(温めると臭みが増してNG)と、臭みが消えて食べやすくというかおいしくなります!

ちなみに、(このメニューを作った人は想定していないと思われるが)付属のクランベリー(若干量)と一緒に食べるのも、甘みと食感とフルーティさが追加された感じになり、さらに味に深みが増してさらにGood!!!のように思えます。

一方、ブラックビーンズは、そのままだとどこかのレトルトか缶詰で食べたことあるような、豆料理でした。このままであれば、塩をかければそこそこイケると思います。

しかし、付属のハラペーニョチーズスプレッドと一緒にして食べると印象が一転、まさにメキシカン料理に早変わり!トルティーヤにのせて(巻くのは難しいので)食べると、なおGood!!

ブラックビーンズ&ハラペーニョチーズ&トルティーヤと、BBQソースかけビーフシチュー?&クランベリー&ハラペーニョチーズ&トルティーヤの2つのトルティーヤ料理を、交互にそれぞれ美味しく食べていて、ふと思ったのが、、、

これらって、”全部のせ”ってやったら、ひょっとしてイケるんじゃぁねぇ!?とひらめき、実際に試してみることに、、、、

結果・・・・、

<全部乗せしてみた!>

「なんじゃぁこれ!めちゃくちゃうめー!!」と、思った通りというか、それ以上でした。トルティーヤが2枚しかないのが足りないくらい、もう1枚は欲しかった。(気づくのが遅かった)このメニューすべてが最高になるようにマリアージュされていて、これだけで完結しているという最強かつ最高なメニュー!という印象になりました。

ちなみに、全体的な量は、ここ一か月で本気ダイエットで、食べる量をいままでの1食分にとかなり落として小さくなっている私の今の胃袋には、かなりの満腹感(全部食べたら動きたくなくなるほど)でした。

最後に、大量の干し?クランベリーは、そのままだと、よっぽどの干しブドウ好きでない限り食べにくいので、先述のようにメインディッシュの隠し味としてだけではなく、フルーツパンチジュース(特に、薄めに作ってしまった場合)と一緒に食すると、結構食べれます。

総評として、今回のメニューは・・・・、

上述の感想のとおり、ちょい足し不要、このパッケージだけで完結され、ボリューム・味とも満足のいく95点!

ちなみに、マイナス5点は、クランベリーの量が多くて、そのかわりM&Mチョコみたいなデザートが欲しかったかな。といままでにない、贅沢というかプラス面での不満です。 (なので、105点満点での100点といってもいいくらいです)

ほんとに、キャンプ飯として外で食べれば、十分満足がゆくことと思われます!(これは、キャンプに持参したいです。というか、キャンプ行きたい!けど、暑いし、変なムシムシがいっぱい出てくるし。。。)

以上。



実食#10.MRE Menu II:「Vegetable Crumbles with Pasta in Taco Style Sauce」

気が付くと、ほぼ一か月間隔で食べるようになって、恒例というか癖にになってしまった気がしますが、性懲りもなくまたAmazonでポチってしまいました。。。

<内容物一式>

<お品書き>

  • ベジタリアン向けタコパスタ
  • チョコレート風味のエナジーバー
  • 角切り洋ナシのシロップ漬け
  • クラッカー
  • ピーナッツバター
  • ラズベリージュース
  • フレンチバニラカプチーノ
  • 燻製アーモンド
  • 塩、チリライムホットソース その他。。。
<盛り付けた状態>

食べなれてきたせいか、あまりインパクトのあるものはないような気がします。。。(とはいえ肉料理だと、不安になってしまいます)

<レビュー>

まずは、メインディッシュのベジタリアン向けタコパスタから。。。

意外と一口目から普通にうまい!

パスタがヤワヤワではあるが、一応食感を残しており、ベジタリアン向けだからお肉を入れてないせいか、いつもの肉の臭みがなく、とても食べやすかった。さらにチリライムホットソースをかけると、辛みが増すものの、チリソース特有の変な後味も感じられず、うまさ倍増!あと、付属の塩を少々振りかけると味が引き立って、もうこれだけで、ちょい足しを考える必要がないほど、十分満足のいく味でした。

ホットチリソースをかけてみた(右隅の茶色の液体)

あと、燻製アーモンドは、ただのアーモンドではなく、表面に塩味と芳醇な燻製感を感じさせる味付けパウダー?のせいで、これ単体でも飽きることなくついついつまみまくってすぐに食べきってしまいそうなくらい美味しかった!ビールがあれば良いおつまみにもなるだろう。でも、逆に今回の甘々なフレンチバニラカプチーノのつまみとしても、意外にこの風味が相乗効果で大人っぽいフレーバになってGood!

とはいえ、カプチーノは、塩味でスカスカのクラッカー&塩味が強く全然甘くないピーナッツバターを流し込むのに必要ですので、こちらを優先で。

洋ナシのほうは、あまり好きではない洋ナシのザラザラ食感が残っており、シロップの甘すぎさと相まって食べやすくはなかったが、ラズベリージュースで流し込めば問題なし!なんか、良いのか悪いのか(健康的に)、MREでベリー系のジュースが大好きになってしまったようです。。。

エナジーバーは、相変わらず硬くて歯について食べづらいですが、疲れていたり、空腹のときにあれば、ついつい食べてしまってしまうそんな感じです。

総評として、今回のメニューは・・・・、

ちょい足しなしでも、満足のいく90点!(95点でもいいかも)

マイナス5~10点は、クラッカーと洋ナシですかね。。。普通に自宅で食べれば可もなく不可もなくって感じですが、やはりキャンプ飯として外でこれを食べれば、十分満足がゆくことと思われます!(これは、常備してキャンプに持参したいです)

以上。

実食#9.MRE Menu7:「Brisket Entree(Gravy with Seasoned Beef Brisket Slices)」

<内容物一式>

<お品書き>

  • ブリスケット
  • ガーリック風味のマッシュポテト
  • オートミールクッキー
  • スナックパン
  • ピーナッツバターといちごジャム
  • クランベリー・グレープジュース
  • アイリッシュ・クリーム風味の粉末インスタントコーヒー
  • 塩 その他。。。

またもや、肉料理。小生、「ブリスケット(略称で”ブリスケ”)」とは、聞いたことなかった料理名でしたが、自動翻訳にかけると、アメリカのBBQでは定番の牛の肩バラ肉のブロックを炭火焼きしたものとのこと。これは期待!

<盛り付けた状態>

<レビュー>

期待を込めて、温めて開封!

しかし、残念なことに、、、想像していた、大きな肉の塊からスライスしたような面影はなく、むしろスーパーのパックに入っているこま切れ肉のような肉片サイズで、これをグレービーソースで煮込んだものなのか、浸されたものなのか、よくわからない状態でレトルトパックされていました。(肉がホロホロと柔らかくなっていたので、煮込んだものなのかも)あと、肉料理の付け合わせに多い、マッシュポテトにガーリックの風味をつけたもの。

若干期待から外れたものの、これらが、今回のメインディッシュとなるので、まずはこれらから食することに。

それぞれを単体で食べると、、、まずい!のただ一言。

ブリスケは、肉のせいなのか(炭火焼したせい?)、かなり臭みがあって、コショウか何か、ちょい足し(かなり足し)しないと、しんどい味でした。

一方、マッシュポテトも、塩気がなく、あまりにもきめ細やかでさらさらしすぎたマッシュポテトは、ガーリック風味がさらに違和感を強めて、ポテトのようなもの?というような不安な食べ物になっていました。

このように、それぞれがかなりのマイナス点だったので、今度は一緒にして食べてみることに。。。

結果は、思ったほどの効果的なマリアージュではなく、いくらかマシになったという感じでした。そこで、スナックパンにのせて食べると、逆に臭みと無駄な甘みが増してマイナス。さらに、クランベリージュースで流し込もうとするも、今回薄めにできたジュースでは相乗効果は発揮せず。(濃く作っていれば、良かったかもしれません)

なので、早速ちょい足し方法を考えてみたのですが、、、

まずは、においを消すためにコショウを投入。臭みは幾分抑えられるようになりましたが、肉料理の割にコクが足りない感じがした(ブリスケよりも、マッシュポテトにそれが足りなさ過ぎたせい)ので、粉チーズをかけてみることに。これでそこそこ食べやすくなったのですが、味に今一つ物足りない感じが。。。

そこで、禁断のソースをかけたところ、やはりソースに味がもっていかされて、元の味がなんだっけ?という状態に。そして、考えた末にたどり着いたのが、アメリカ料理の定番の味付け、ケチャップ!

かけすぎると、ソースの二の舞になってしまう恐れがあるので、最初は少量にしてみたところ、良い兆しが感じられたので、さらに量を増やして、器の長手の方向に2往復ほどかけてみると、かなりGood!

しかし、もうこれまでにコショウ+粉チーズ+多めのケチャップと、ここまで足していくと、もうちょい足しを超えた別の味付け(料理)状態になったので、開き直って別の料理にしてしまおうと、とどめにパセリを投入。

これで、元のブリスケというBBQ料理ではなくなったが、十分満足のいく料理に仕上がったと思います。ちなみに、この状態で、さらにスナックパンに乗っけて食べるのもGood!

果肉が入ったストロベリージャムが付いてましたが、単体で味見すると、ちょっとどぎつい甘みと臭み?が感じられました。なので、スナックパンにつけて食べるのはよくなかった。。。
普通は、無難に考えられる組み合わせ方だと思うのですが、これをやってしまうと、 スナックパンの臭みといったそれぞれの悪いところが、強調された感じがして、いまいちでした。でも、クランベリージュースで流し込めば、悪いところも帳消しにしてくれて、後味としてもOK。

インスタントのアイリッシュ・クリーム風味コーヒーは、今回お湯で作ることにした。量は少ないが、かな~り甘い!これだけでは飲んでられないけど、甘くないピーナッツバターを付けた、単体ではちょっと臭みと甘味のあるスナックパンと一緒に食すると、この甘さと風味がそれぞれの短所をプラスにしてくれる感じがして、この組み合わせは、おいしかった。

クランベリーグレープジュースは、もうアメリカMRE定番の清涼飲料水!普段、自動販売機でこのような濃いジュースを買って飲むことがないので、初めはあまり好きではなかったのだけれど、今では慣れてしまって、ルートビアみたいな新鮮な感じで、むしろ大好き!と思えるほどになってしまいました。。。(良いのか、悪いのか)

残り最後のデザート、オートミールクッキーは、これ単体でGood!シナモンの風味がかすかにして、サクサクしていて、甘みが意外と強め。これにブラックコーヒーがあれば一番いいのですが、今回の甘ーいコーヒーでは、くどい甘さで口の中が辛くなります。

しかし、こちらも甘いのですが、酸味のあるストロベリージャムを多めに乗っけて食べると、アメリカ独特の甘すぎるお菓子と思えて(思えば)、開き直った(ある意味、自分が)おいしさに感じられます。(つまるところ、ジャンクフードと考えて食べれば、それなりにおいしく思えるということです。)

やはり、これだと意外に大きくて量のあるオートミールクッキーを食べきるには、つらいところがあるので、気分転換というか、お口直しにピーナッツバターを付けて食べると、ピーナッツバターに甘みがない分、ちょうどよい甘さに。でも、ピーナッツバターの油っぽさが、クッキーには堪えるところがあるので、あとは、クランベリージュースで流し込めばOK。オートミールクッキー+いちごジャム時々ピーナッツバターのちにグランベリージュースで一緒に食べれば、キャンプのおやつとしては十分満足のいくものではないでしょうか。

以上、今回は初めてのメニューでしたので、ごちゃごちゃと考えて無駄に書き記してしまった感じはありますが、、、ちょい足ししない状態での得点としては、65点。(メインディッシュの得点ではなく、デザート系 のサイドメニューで助けられたところがあります)

ちょい足しすれば、メインディッシュもかなり満足のいくものとなり、85点といってもいいくらい、キャンプでの食事では、十分満足のいくものになるかと思います。

IBM Thinkpad 240にWin95をインストールする~その2~

ここからは、使用するPC筐体に特化した内容となりますが、Win95自体が標準で認識できるデバイスはごくわずかに限られていますので、作業の流れ自体はほかの筐体のPCでもほとんど合致することと思われます。

また、このページでは、現在のパソコンと同じように使えるように、必要最低限のハードウェアデバイスを利用可能にするまでの作業範囲を記します。(これらを利用するアプリケーション(ソフトウェア)の利用については、また次回とさせていただきます。

1.BIOSのバージョンアップ

まずは、パソコンの基盤となるBIOSのバージョンを最新というか最終バージョンにする。
ドライバをダウンロードしたサイトにて、BIOSのアップデータの情報が記載されてあったので、最終バージョンを確認したところ、” IRET77WW(1.18) ”とのこと。
一方、私の所有するTP240のBIOSバージョンを確認したところ、、、、

TP240-BIOS Ver.

上図のとおり、” IRET77WW ”と表記されていた。なので、本記事では省略。(また別の機会に実施するかも)

2.チップセットのデバイスドライバのインストール

次に各デバイスをつなぐインタフェースの心臓部ともいえる重要なチップセットの最終デバイスドライバをインストールする。TP240のチップセットは、なんと名器として名高い”440BX”。これならこのPCも安定して使えるだろうと期待を大きくして、そのためにも最終アップデートはさせておきたい。

ドライバダウンロードサイトから、「Windows 95/98 installation supplement files – ThinkPad 240」のページにて、”W9xsfdir.exe”(自己解凍ファイル)をダウンロードし、これを実行すると、C:ドライブ直下に、”C:\Drivers\w9x\supp”(デフォルトパス)フォルダに展開されるので、ここからさらに下層の”.\Chipset\Win95”フォルダ内にある”setup.exe”を実行する。

ちなみにこのとき、”Chipset”フォルダと同階層にPCカード用のデバイスドライバも展開されている。(この使用については後述)

tp240_chipset driver

上図のようにGUIのインストールウィザードが実行されるので、表示された内容に従い進めていき、正常終了すると再起動の要求ダイアログが表示されるので、再起動する。
再起動してWin95が立ち上がると、すかさずインストールしたデバイスドライバによって多数のデバイス(PCIバス周りのシステムデバイスとIDEコントローラ)が続々と認識されだす。

IDEコントローラの認識

一通り認識し終えると(IDEコントローラのデバイスドライバのインストール 後)、また再起動が要求されるので、再起動。

正常にインストールできたかは、「コンパネ」>「システム」>「システムのプロパティ」から、”デバイスマネージャ”タブをクリックして、
PCIバス周りのシステムデバイスとIDEコントローラ が認識されていることを確認すること。(以降の作業でも、同様にして作業完了を確認する)

2.サウンドカードの デバイスドライバのインストール

チップセットが終わってしまえば、あとは何からでもいいかと思うのですが、個人的には、どうしても早くWin95の起動音を聞きたくてたまらないので、オーディオデバイスのデバイスドライバを次にインストールすることに。

ドライバダウンロードサイトから、「Windowsの95 / 98のためのオーディオドライバ – ThinkPadの240」のページにて、” aftpir9x.exe ”(自己解凍ファイル)をダウンロードし、これを実行する。すると、C:ドライブ直下に、”C:\Drivers\w9x\AUDIO”(デフォルトパス)フォルダに展開されるので、このフォルダ内にある”setup.exe”を実行する 。

オーディオデバイスのドライバ

上図のように、”ESS Solo-1 Installation”のGUIウィザードが開始されるので、表示内容に従い手順を進めてインストールを実行。完了すると再起動が要求されるので、再起動!

再起動すると、インストールしたデバイスドライバによって、オーディオデバイスが認識されてくる。が、なんとここで”Windows95 CDROMの要求”をされてしまう!

Win95でドライバインストールでよく出る難所

しかし、慌てずに”D:\Win95″を指定する (実のところ、途方に暮れてあちこち探しまわったが) 。
以降の作業でも、頻繁に出てきて、その度に指定するパスが違うので要注意!

すると、またしばらくデバイスの認識とインストールを始めて、、、、
それが終わると同時に、Win95の起動音が流れてキター!!

3.GPU( グラフィックボード )のデバイスドライバのインストール

今までの作業は、TP240の小さい画面の中のさらに小さい領域に表示されたデスクトップ上で操作している。これだと作業効率が悪いので、GPUドライバをインストールする。

ドライバダウンロードサイトから、「Windowsの2160 / 95用のビデオドライバ(NM98) – ThinkPadの240」のページにて、” vftpir9x.exe ”(自己解凍ファイル)をダウンロードし、これを実行する。すると、C:ドライブ直下に、”C:\Drivers\w9x\DISPLAY”(デフォルトパス)フォルダに展開される。今までの作業だと、このフォルダ内にある”setup.exe”を実行するのが通例であるが、このデバイスドライバにはインストーラがない 。なので、デバイスマネージャから現在の標準のグラフィックカードから、ドライバを更新する手順でデバイスドライバをインストールする。

グラフィックドライバファイルの展開
標準ドライバからの差し替え
ドライバファイル展開先の指定①
デバイスの認識
デバイスドライバファイルの要求
ドライバファイル展開先の指定②
本来のディスプレイアダプタとしての認識

以上、今回のドライバは、インストーラを使ってシステム内に組み込まれることもなく、ロードするドライバはすべてデバイス製品固有のものばかりだったので、選択も容易だった。

完了すると再起動が要求されるので、再起動! すると、画面いっぱいにデスクトップが表示されて、操作しやすくなった。

4.USB接続ストレージドライバのインストール

ここまでの作業では、あらかじめ内蔵HDDに必要なドライバファイルを格納して、セットアップしているが、今後使っていくうえで便利アプリを入れたくなると、FDでは容量が小さすぎて、何度もPCでのダウンロード&書き込みとFDDでTP240に読み込ませてインストール羽目になる。そこで、せっかくUSBポートがあり、インストールしたWin95も”USBサポート版(OSR2)”であることから、ここでUSBメモリを利用可能にする。

ただし、ここで注意すべきは、Win95 OSR2であっても、そのままではUSBメモリは使用できない。また、2GB程度という今では入手困難な小容量USBメモリを使用する必要がある。(現在のUSBメモリは、安くても数十GBレベルで利用できない恐れあり)

まずは、D:ドライブにコピーした”Win95 with USB Support”メディア内の”D:\other\USB”フォルダから、USBSUPP.exeをWクリックして実行する。

すると、「Microsoft追補版USBをインストールするか?」の確認ダイアログが表示されるので 、「はい」をクリックしてインストールする。なぜかこの直後スキャンディスクが起動する。

インストールに成功すると、再起動が要求されるので、再起動する。しかし、再起動後にデバイスマネージャを見ても状況は変わらず。(”PCI Universal Serial Bus”は「?」<未認識>のまま)

そこで、当該デバイスを右クリックしてプロパティを開き、”ドライバ”タブにて「ドライバの更新」をクリックする。

デバイスドライバウィザードが開始するので、自動検出ではなく、手動による”一覧からドライバを選ぶ”を選択して、「次へ」をクリックする。

USBコントローラデバイスの認識開始

すると、次の画面で、”スタンダード Univeral PCI to USBホストコントローラ[4-21-1997]”が表示されるので、これを選択の上「完了」をクリックする。

Windows95 CD-ROMを要求してくるので、”c:\windows\system”フォルダ内にある”uhcd.sys”を指定。これで”USB Root Hub”などが認識されるが、まだ未認識状態。

なので、このまま手動で再起動を実施。すると、これでようやく”Univeral Serial Bus”デバイスとして認識してくれた。

USBポートのテストがてら、USBデバイス(マウスとか)を接続して認識させてみたいと考えるが、、、Win95で標準で認識してくれるUSBデバイスは皆無っていいほどない。なので、この段階での動作確認は不可(一応、USBポートに刺せばPnPで反応はしてくれる)。ひきつづき、USBストレージドライバのインストールに取り掛かる。

ところで、これから使用するドライバは、MSやUSBメモリといったメーカからの提供ではなく、フリーソフト(USB Flash Drive driver for Windows 95 OSR/2.1)である。このダウンロードページw95usbflash11.zipか95usbflash11.exeをダウンロードして展開する。

このデバイスドライバのインストールは、まずUSBメモリをUSBポートに接続し、
不明デバイスとして自動検知したあとに、ドライバのパスとしてこのフォルダを指定する。l

USBメモリ接続後に認識された不明デバイス
デバイスドライバのパス指定①

すると、さらに下図のデバイスとしてのデバイスドライバファイルのパスを要求されるので、再度同じフォルダパスを指定する。

デバイスドライバのパス指定

すると、下図のようにデバイスマネージャに”USB Mass Storage Port”が登録され、マイコンピュータ内にリムーバルディスクとして、USBメモリが認識される。
これをクリックすれば、中のファイルにアクセスでき、未フォーマットであればフォーマット実施して利用可能となる。

USBメモリの認識完了

5.PCカードスロットのデバイスドライバのインストール

次に、ノートPCの機能拡張の肝ともいえるデバイス、PCカードスロットを利用可能にするための手順をいかに記します。なお、これが完了しないと、次項以降のデバイスが利用できなくなってしまうという肝心な作業です。

現段階(Windows95インストール直後から、上記デバイスの認識作業完了まで)では、おそらくデバイスマネージャ内で、PCカード関連デバイスは、未認識?の状態になっていると思われます。(そうでなかったら、本作業は不要)

本作業前の状況

まずは、上図の状態から、デバイスマネージャ内の”その他のデバイス”から、未認識状態の”PCI Card Bus Bridge”を選択して、「ドライバの更新」を実施。

すると、デバイスドライバウィザードが開始するので、最初の画面にて、とりあえず「自動検出」を”はい”を選択して「次へ」をクリック。(これは、常套手段)

デバイスドライバファイルのパスの指定を要求してくるので、前作業「チップセットのドライバのインストール」で作成された”C:\drivers\w9x\supp\”内の”.\pcmcia\win9598を指定する。すると、下図のようにデバイスが認識される。

認識されたPCカードコントローラ デバイス
ドライバファイル”carddrv.exe”のパス指定(D:\WIN95)
正しく認識された結果のPCカードコントローラデバイス

ウィザード完了後、再起動の要求はないが、デバイスマネージャの”PCMCIAソケット”の中に利用不可のデバイスが残っているので削除処理(下図の”このハードウェア環境から削除する”にチェック)。そして再起動を実施する。

残ってしまった使用不可デバイスの「削除」処理

(ちなみに「その他デバイス」に残っている”PCI Communication Device”は、TP240のスペックからモデムと推定される。これはもう、国内インフラ的に使用できないので、”使用不可”状態のままにしておく。)

なお、動作確認については、次項以降の作業の実施でその代替とする。

6.CD-ROMドライブのインストール

一応このPCの用途としては、Win95マシンの出来上がり(自己満足)&即保管ではなく、Win95デモ機として、またVisualBasicなどで簡単なWinアプリを使って遊べるようにしておきたいと考えており、するとMS OfficeやVisualBasic(Visual Stadio)のインストールのためにCDドライブが欠かせなくなってくるので、オークションで落札時に付属でつけてくれたPCカード接続用のポータブルCD-ROMドライブを利用可能にする。

ここで認識させるのは、前述のとおりオークションで付属していた、Panasonic ”KXL-830AN” とする。

これは、外部電源が不要で、PCカードに接続するためのATAPIカードも付属しており(出品状態がかなり良かった!)、あとはただ差して付属のドライバを読み込ませればよいだけの事。後はいつものデバイスドライバウィザードが開始されるので、デバイスドライバのパスの指定を”A:\”にすればよい。

CD-ROMドライブ(KXL-830AN )のPnP自動認識
関連デバイスの認識完了(CD-ROMとSCSIコントローラ)
CD-ROMの読み込み

7.LANカードのインストール

以前に、TP385ED落札後に、LAN接続も想定していたので、オークションでTDK製 PCカード型LANカード”LAK-CD021BX”を落札していたこともあり、これをtp240で認識させてみることにした。当時のWin95ノートPCには定番的な製品で、Win95に対応したデバイスドライバも付属しているのだが、落札商品にもこれを含む付属品すべてと箱までついているという状態良好の品だった。ちなみに、TP385EDで使うことを想定しており、非CardBus対応PCカードスロットのノートPCにも使える 。

手順としては、PCがOFFの状態で先にPCカードスロットに挿入して起き、立ち上がったと同時に、デバイスドライバウィザードで認識させて、付属FDのドライバを読み込ませるとのことなのだが、この前に試した同じNICデバイスのPCI製CF-10Tの導入時に、しくじってドライバ導入中にフリーズさせてしまい、その後PCカード型NICを接続すると、フリーズしてしまうという状況に陥ったので、Win95を立ち上げた後に装着して、デバイスドライバウィザードでデバイスドライバを読み込ませることとした。

PCカード型NICの接続
デバイスドライバファイルは付属FD内の”WIN95”フォルダ内にある
デバイスの認識
デバイスドライバファイルパスの指定①
(ハードウェア)
デバイスドライバファイルパスの指定②
(NICのAPIドライバ)
NICとして認識完了

デバイスの認識が完了すると、引き続きネットワークの環境設定画面に遷移する。このページでは、ハードウェアの認識を本題としているため、手順としてはいったんここまでとして、LANに接続するための設定については、後日投稿する予定です。

8.最後に

以上で、遠い過去の遺物であったTP240を、 現在のパソコンと同じように使えるように、必要最低限のハードウェアデバイスを利用可能にするまでに至りました。

最後に、以上までの作業で作り上げてWindows95パソコンの起動までの動画をご覧ください。(もちろん、起動音も聞けます)

立ちあがれ、Win95!

次回からは、これらをフルに?活用するためのアプリケーション(ソフトウェア)の使用(レビュー)とLAN接続設定について、書いていこうと思います。

実食#8.MRE Menu6:「Beef Roast with Vegetables」

内容物一式

<お品書き>

  • ローストした牛肉の塊と野菜のグレービーソース煮
  • タフィーのクランチクッキー
  • スナックパン
  • チョコレートピーナッツバター
  • チェリーとブルーベリーの甘煮(コブラー)
  • ココアドリンク粉末
  • インスタントコーヒー、砂糖、粉末ミルク
盛り付け

<レビュー>

キタキタキター!!やっとこさ、MREで噂され、これを食べるために購入してきたといっても過言ではない、長年期待していた肉の塊に当たったー!

ザ・肉の塊!

しかし残念ながら、、、この大きな期待は、もろくも崩れ去る。
肉はすべて赤身。なので肉質にはパサパサ感がある。付け合わせ?の野菜といってもジャガイモ人参にキノコのスライスで、そのせいか薄められて、 グレービー ソースは肉汁のコクが感じられるようなこともなく、インパクトのない薄味。付属の塩で味を引き立てみるも、期待が大きかったせいか、あまり効果はなく、このままでは残念な感じがして止まない。。。

前回の魔法の調味料”ブラックベリー”を思い出し、コプラーをかけて食べてみると、甘みと独特の風味でコクが足された感はあるものの、さっぱりしている分しっくりこない。 ブラックベリーであれば、良かったかも。。。

仕方ないので、早々に、ちょい足しをいろいろ考えてみたが、、、やはりステーキソースが一番いいのでは?と短絡的に考えてしまう。だが、それだと面白くないので、醤油、ソース、ホットチリソース、コショウ・・・といろいろ試したが、、、

最後に試した、バターが良かったというかマシかな?っていう感じでした。コクがないのでバターで補われて、あと味にアクセントを与えるためにコショウを適量加えてみるとよりよくなった感じがします。

あと、スナックパンは、しっとり柔らかくて、クラッカーに飽き飽きしてたら、うれしく感じる食感でしたが、、、
味が、味噌を練りこんだパン!?っていう感じで臭みがあって、これ単体で食べるには、キツすぎる!

このためのコブラーなのか、一緒に食べるとそれぞれの臭みが打ち消し合ってそこそこ食べられるようになったと思われます。もちろん、チョコレートピーナッツバターも問題なく合う。さらにタフィークッキーを続けて食べると、コーヒーが欲しくなる。気を利かせてか、インスタントコーヒーも同梱されていたが、コーヒーはブラックにすることをお勧めします。肉料理以外すべてが甘く、血糖値が上がりそうな勢い。

また、ココアドリンクもちょっと癖のある風味ではあるが、不味くはなく、最後までおいしく飲めたが、ここでココアと、さらにチョコビーバターは、甘味に偏りすぎて、いらなかった気がする。

このメニューの中で一番良かったのはタフィークッキーでした。これはちょうどいい甘みとザクザク感のあるクッキーで、単体で食べても、やめられない・止まらないって感じで食べられちゃいます。さらにコブラーやチョコビーバター をディップして食べるのもGood!ただし、いずれも甘味が足されるので、ちょっとくどいかも。。。

全体的に、ボリュームがあって十分な量でしたが、甘味にかたよりすぎでくどかったし、期待のメインの肉料理もいまいちだったので、、、

このメニューの評価は、68点ではないでしょうか。

Win95のLAN接続設定

前の投稿では、TP240のPCカードスロットに、PCカードNICを接続させてネットワークデバイス(ハードウェア)として認識させたが、ここからは宅内LANに接続させるための設定作業内容を示す。

続きとなるので、
前提として、NICが正常に認識されていること。H/W的に接続されて、そのNICデバイスのデバイスドライバが読み込まれ、NICが利用可能な状態になっていること。

この状態に至った直後であれば、引き続きネットワーク設定のウィンドウが開いているままかと思われるので、そこから本書を読み進めること。

1.「コンパネ」>「ネットワーク」をクリックすると、下図のウィンドウが表示される。

LAN接続設定♯01 ※

※上図の状態は、NIC(ここでは、TDK製LAK-CD021BX)が初めて認識されたときの状態ではなく、次手順に記すとおりに不要なものを削ぎ落とし、必要なものを追加した状態である。 <削除するもの>

2.下記の各機能を追加および削除する。

<削除するもの>

  • (クライアント)NetWareネットワーククライアント
  • (プロトコル)IPX/SPX互換プロトコル
  • (サービス)NetWareネットワーク共有サービス

<追加するもの>

  • (クライアント)Microsoftネットワーククライアント
  • (プロトコル)TCP/IP
  • (サービス)Microsoftネットワーク共有サービス

3. 以上の追加・削除を実行すると、下図のようにあらたにシステムファイルなどのインストールが必要となるので、Win95インストールCD内の“Win95”フォルダを指定する。(当PCでは、D:ドライブにこのCDコンテンツをコピーしている)

LAN接続設定♯02

3. 前手順1.に示した図内のTCP/IPプロトコルを選択の上「プロパティ」ボタンをクリックして下図のウィンドウを表示し、NICを接続したLAN環境に応じた設定を行う。

LAN接続設定♯03

ちなみに、小生のLAN環境では、DHCPサーバを導入しており、自動でIPアドレス、デフォルトGW、DNSサーバの設定をしてくれるため、特に設定は不要でした。

4. コマンドプロンプトを開き、“winipcfg”コマンドを実行すると、下図のウィンドウが開き、前手順で設定したLAN設定情報が表示される。

LAN接続設定♯04

※小生のLAN環境のようにDHCPで自動取得の場合は、これによってDHCPサーバからIPアドレスおよびLAN設定が払い出されたことが確認できる。

5. DHCPサーバからIPアドレスが付与されているため、NW接続的にほぼ正常に接続していると考えられるが、念のため、PINGコマンドを打って、NW内の他ノードにつながるかどうかを確認する。

LAN接続設定♯05

結果、PINGが(ルータに)通ったことが確認できたので、NWに問題無くつながったことが確認できた。

次に、本作業の真の目的でもある、同一NW内に存在するWindows端末のリソースにアクセスしてみる。

その前に、準備作業として、接続先となる端末に共有フォルダを用意する。
ちなみに、本作業での前提条件は、共有フォルダを設けるWindows端末のOSは”Windows XP”である。※本書末参照

6.接続先端末にて、共有フォルダとしたいフォルダを右クリックして「共有」を実行し、“everyone”を(変更権限で)追加する。

7.前手順の共有フォルダにアクセスするために、Win95側は以下のように設定する。

以上、設定後、再起動を実施する。

再起動後は、ログインダイアログが表示されたら、新規のユーザアカウントを入力してログインする。

デスクトップ上にある「ネットワークコンピュータ」アイコンをクリックして、同ネットワーク内にある、前手順で共有フォルダを設定したWindows(XP)端末が表示されるので、これをクリックして、共有フォルダにアクセスする。

図中”Devterm01”が共有フォルダを設定したXP端末
XP端末の共有フォルダにアクセス成功!

※上記共有リソースへのアクセス検証においては、Windows XPとした。
小生はたまたまWinXP端末を保有していたため、今回のアクセス検証ができた。

実際のところ、現在において端末を用意することは、難しいと思われる。

とはいえ、Windows10など昨今のWindowsOS環境だったり、ADドメイン環境の場合、Win95端末からアクセスすることはさらに技術的に難しいと思われる。
(実際に、小生のLAN環境である、 AD環境配下のWindows10端末で最初試みたが、アクセスできなかった。これは、調べていくと、アクセスに必要なSMBプロトコルがデフォルトで実装されていなかったことをはじめ、その周辺技術も古くなって廃止されていたりするので)

なので、Linux端末もしくはSMB以外でのファイル転送サービスプロトコル(FTP・HTTP、TFTPなど)を用意したほうがいいかもしれない。

余力があれば、というかこれからWin95端末をいじっていくうえでどうしてもWinXPを経由したファイル交換が億劫になったら、その内容の記事を投稿しようと思う。

以上

IBM Thinkpad 240にWin95をインストールする~その1~

先の投稿にて、ひととおりThinkpad系ノートパソコンにWindows95OSを入れる段取りはわかったので、ここでは、3代目となる、本件用にオークションで落札した「IBM Thinkpad 240」(以下、TP240とも記載)をもとに、これをWindows95マシンとしてセットアップしていこうと思います。

まずは、必要機材について。

  • IBM Thinkpad 240(本体と電源アダプタ)
  • Thinkpad付属外付けFDD(この年代の外付FDDタイプのThinkpadであればほぼ共通)
  • Windows95インストールCD-ROM(TP240はUSBポートを持つので”with USB Support”、いわゆるOSR2を使用)
  • 上記インストールメディアに付属のセットアップ起動ディスク(もしくは、ほかのwindows95/98PCで作成した”修復ディスク”)
  • 作業用windowsパソコン(ネットにつながり、CDROMドライブが利用可能であること)
  • USB-IDE変換ケーブル(もしくは、同等の機能を有する外付けHDDケース)
  • 上記パソコンで作成したTP240用デバイスドライバ集(前述のThinkpad系デバイスドライバダウンロードサイトから 集めたもの)

このTP240をご提供いただいたオークションの出品者も、今の私と同じくWin9xのレトロPCを実現させて喜んでいたのでしょう。状態も良く、付属品が充実しており、かなり助かりました。(ありがとうございます!)

以下は、
Windows95マシンとしてセットアップ 後、できる限り便利に使えるようにするためのオプションデバイスとして、

  • PCカードスロット接続用CD-ROMドライブ(Panasonic ”KXL-830AN”やPioneer “PCP-PR24A”などATAPI-PCカードが付属する、本機体型番のTPと動作確認が取れているもの)
  • USBメモリ(数百MBの容量のもの。大きくても1~2GBまでのもの)
  • PCカードスロット用Ethernetカード(ネットにつなげてみたい!と希望するなら、TDK “LAK-CD021BX”やPCI”CF-10T”など)

以上をひっくるめてTP240をWindows95マシンとして構築していきます。

まずは、内蔵HDDが実装されたままのTP240本体に、外付FDDを取り付け、このFDDにセットアップ(修復)起動ディスクを挿入して起動させる。

懐かしいFDDの機械音とともにFDを読み込みはじめ、MSDOSが起動したら、そのまま”FDISK”コマンドを実行する。

A:\> fdisk

実行すると、 下図の画面が表示されるので、 「大容量ディスクドライブのサポートを使用可能にするか?」の確認メッセージが表示されるので、「Y」を入力する。

fdiskコマンドの実行①

すると、下図のFDISKのメニュー画面が表示されるので、まずは[4]を選択して、HDDの状態を確認し、まっさらななにもない状態でなければ、[3]を選択して、さら地状態にする。この上で下記の通りにパーティションを作成していく。

fdiskコマンドの実行②

当機では、1:基本領域(=C:)1000MB、2:残り拡張領域(このFDISKコマンドでは、2つのパーティションを基本領域で作成できないようで、かならず2つ目は拡張パーティションとなってしまう。)で作成する。 ちなみに後者の領域 (上図ではD:) は、 Win95インストールメディアの中身をコピーする先として使用します。

結果、下図のとおり。(注:下図は、すでに次の手順を実施した後の状態)

fdiskコマンドの実行

以上、パーティションを作成した後は、FDISKコマンドを終了させて、プロンプトに戻り、2つのパーティションをフォーマットしておく。

A:\> format D: (およびformat C:)

注)ここで、Win95をインストールする領域もフォーマットしないと、Win95セットアップウィザードの開始直前で、インストールする領域がないということで中断してしまう。

いったん電源を落とし、本体からHDDを取り出し、作業用パソコンにて、Windows95インストールCDの中身と、あらかじめインターネットサイトから集めたTP240用デバイスドライバファイル群を、フォーマット済みの領域にコピーし、これを再び本体内に戻す。

ちなみにこの作業、TP240だと内蔵HDDが筐体を分解しなくても、収納スペースのふたを開けるだけで取り出せるようになって、すごくやりやすかった。初代・2代目のTPだと結構ばらさないといけないから、その途中で筐体にヒビを入れてしまった。(本件、完成するまでに何回か失敗して繰り返し実施してたので)

また、起動ディスクを入れたFDから立ち上げる。今度は、D:ドライブに遷移して、Windows95メディアからコピーしたファイルの中から、”SETUP.exe”ファイルを実行する。

Win95インストールCDからコピーしたファイル

A:\>D:

D:\>setup.exe

直後、セットアップ開始|中断の確認メッセージが表示されるので、[Enter]キーを押すと、下図のようにいきなり画面が青くなり、自動でHDDのスキャンディスクが開始する。

内蔵ドライブのチェック

異常がなければ、これを[終了]させると、下図のようにWindows95のセットアップウィザードがGUIで表示される!

Win95インストール開始!

ステップ#1

注)承諾の後、もしインストール先のHDDに適切な領域がないと認識されると、この直後に中断してしまう。


ステップ#2
ステップ#3
ステップ#4

ステップ#5
ステップ#6
ステップ#7

下図において、後でドライバを手動で読み込ませるので、ここではすべて選択しない状態にして、「次へ」。

ステップ#8

下図の画面にて、デフォルトのまま「次へ」とする。

ステップ#9

下図の画面にて、起動ディスク(FD)を持っていない場合は、ここで作っておいたほうが良いが、ある場合や後で作りたい場合は、このステップを省いても良い。

ステップ#10
ステップ#11

下図の画面に遷移したら、100%に達するまでしばらく待つ。

ステップ#12

やっと、インストール完了! FDを抜いて、「再起動」! !

ステップ#14

ここまでいっても、再起動後に、Win95が立ち上がらないという問題が生じるケースはあるが。。。

再起動がかかり、Win95のインストールが成功していると、いきなり、下図の画面が表示されるので、しばらく待つ。

Win95の初期セットアップ#1
Win95の初期セットアップ#2

下図の画面において、プリンタは接続しないので、「キャンセル」をクリック。


Win95の初期セットアップ# 3

これでOSの初期セットアップ作業が完了。
再起動の要求メッセージが表示されるので、 「OK」をクリックして再起動する。

Win95の初期セットアップ#4 

問題なく正常にセットアップが完了したら、
再起動後、 いきなりログイン認証なしで、デスクトップが表示され、下図のとおり、「Windows95へようこそ」のウィンドウが表示されるはずです。

Win95の初期セットアップ #5

やった!懐かしい画面!!

って、いつまでたってもWin95の起動音が出ない。。。

それは当然、サウンドカードのドライバを当ててないので。。。

この続きは、次回へ。。。

実食#7.MRE Menu19:「Sloppy Joe」

内容物一式
内容物一式

<お品書き>

  • ペパロニピザ風味のチーズクラッカー
  • ミックスフルーツ
  • クラッカー
  • ブラックベリージャム
  • ピーナッツバター
  • コーヒー・砂糖・粉ミルク
  • フルーツパンチ味粉末ジュース
  • スラッピー・ジョー、バーベキューソース、塩
盛り付け

ヒートパックもついてきており、おそらくスラッピー・ジョーを温めるためのものでしょう。なぜか、このスラッピー・ジョーのパックは市場に出回っているレトルト商品のように箱に入ってました。しかも、フルーツミックスまで!(間違えて、一緒に温めるところでした)

<レビュー>

スラッピー・ジョーとは、ちょっと酸味が強いミートソースといった感じで、薄めの味付けでした。

これに、塩とバーベキューソースを足すと、味に締まりとコクが出ておいしくなり、クラッカーをディップして食べるとさらにおいしく感じました。

ただし、このスラッピージョーの量に対して、クラッカーが2枚しかなく、ブラックベリージャムやピーナッツバターがあることを考えると、少なすぎ!(とはいえ、全体的なボリュームはこれで十分でした)

なので、これにチーズクラッカーもディップして食べることに。

単体では妙に癖のある臭み(体育倉庫のマットのような油の風味?)がして食べづらい感じでしたが、これでこの臭みをごまかせることができ、クラッカーの時とはまた別の風味が足されて、まずまずでした。塩を振りかけて、塩味が増すとさらにおいしく食べられます。

ブラックベリージャムは、、、最初、これ単体で食べると、ブルーベリージャムのような風味で、あまり好きではない味だなあという印象でした。しかも、これにクラッカーをディップして食べると、クラッカー自体が持つ嫌な風味が後に残り、余計に食べづらいものになってしまいました。

だけど、ブラックベリージャムをディップしたクラッカー(たまたま付いていたのだが)をさらに、BBQソース+塩少々を混ぜたスラッピージョーをディップして食べると、これが意外とおいしかった!というか、一番おいしく感じた!!

BBQソース自体に物足りなさがあったんだけど、これをブラックベリージャムがうまく補ってくれたって感じ。本来BBQソースはフルーティな甘しょっぱさがあるはずなので、これらが足しあわされて、おいしい相乗効果が表れたものと思われます。

また、このブラックベリージャムは、フルーツミックスと一緒に食べてもよかったです!フルーツミックスは、ブドウ・チェリー・ピーチ・パインが入っていると思われる、これらのシロップ漬けで、缶詰のフルーツミックスみたいなものでした。しかし、色が全体的に茶色く変色?しており、見た目からあまり食が進むものではありませんでした。でも、このブラックベリージャムが付いたスプーンで食べていると、ブラックベリーの風味が、アメリカぽいのフルーツポンチらしい味にかわり、食べやすく変わりました。そして、さらに”フルーツポンチ”味のドリンク(これだけだと、毒々しい赤色で単体では飲みづらい)を足せば、 色身も茶色から赤みが加わって見た目もキレイに変わり、 まさに本物に近い?フルーツポンチそのものでした!

このブラックベリージャムは、このメニューの中では、まさに魔法の調味料といった感じでした。ちなみに、ピーナッツバターでも同様に試したんですが、、、これは今回のメニューにはまったく必要ないものだなと思いました。

今回のちょい足しについては、このブラックベリージャムといったところでしょうか。最初これに気づかないときは、ちょい足しの調味料のことを考えていたのですが、ブラックベリージャムに気づいてからは、何度も味を確認するため、それだけで食べていたら、なくなってしまいました。。。

やはり、スラッピー・ジョーは、クラッカーなんかではなく、甘みのないパサパサのパンに挟むとか乗っけて食べたほうがいいでしょう。あと、濃い味のチーズも加わると尚可。(今回、ピーナツバターではなくチーズスプレッドのほうがよかった)

(パンは、MREにはないようなので)パスタでもいいんだろうけど、それだと単なるミートソーススパゲッティになってしまい、別の料理になって、ちょい足しの範疇を超えちゃってますね。

全部完食すると、ボリュームもあり、空腹のおなかもいっぱいになりました。そして、今回のメニューにはコーヒーも ついてきており、フルーツポンチの甘いものの後には欲しいもので、食後の一杯としても十分満足できました。(ただし、このコーヒーは湿気ってました)

今回は、ちょい足しなしで、75点といったところです。

ちなみに、ほかのメニューに付いてたプレッツェルといい、このクラッカーといい、アメリカの油(ラード”脂”ではないよね!?)の風味は何とかならないものだろうか。。。